【勝ち上がり2歳馬評価2019】明瑞新山の眼【8月17.18日分】

 

こんばんは、明瑞新山です。

 

 

 

今日は8月17.18日分の評価です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月17日

 

 

 

新潟5R 2歳新馬

 

【勝ち馬】ショウナンバレリオ

父 エピファネイア

母 ウインデンファーレ(ダンスインザダーク)

【評価】★★【★2】

 

 

13.0 – 12.3 – 13.3 – 13.4 – 12.7 – 12.0 – 11.9 – 11.8 – 11.4 – 12.4

 

 

 

パドックにはそれほど大きくなくまとまった身体で登場。

 

仕上がりとしては申し分なく、十分に勝負になるデキだった。

 

 

 

レースでは五分のスタートからスッとハナを奪うセンスの良さを見せる。

 

やや子供っぽいところを見せており、1コーナーまでに鞍上に叱咤されるシーンもあったが、そのままマイペースに1コーナーから2コーナーをカーブ。

 

向こう正面でもじっくりと後続を引きつけつつの逃げ。

 

ラスト1000m付近から徐々に加速し、コーナーでも後続に少しずつ脚を使わせて貯金を作らせない絶妙のペース配分。

 

直線で一気にアクセルオンするとそのまま後続を振り切って逃げ切りV。

 

 

 

内容としては悪くないが、ノーマークの逃げがハマったといった印象。

 

次走以降もこのレースができれば良いが、ラスト1Fの失速ぶりを見ると500万での善戦が関の山かもしれない。

 

 

 

 

他に注目馬は4着のラヴィンフォール。

 

スタートは問題なく、向こう正面までは好位での競馬をしていたが、そこから控えすぎて前との距離がかなり開いてしまった。

 

脚の使い方も3角から一捲りに前を飲み込もうとしているがの如く大雑把なもので、結果的に前の馬に大きく外にフラれて失速。

 

直線では良く脚を使って追い上げているものの、この競馬では馬が可哀想なだけだった。

 

同日の未勝利を勝ち上がったエンジェルサークルの新馬戦を彷彿とさせるクソ騎乗だった。

 

あの時と同じ鞍上だからね、しょうがないね。

 

 

 

 

 

 

 

新潟1R 2歳未勝利

 

【勝ち馬】エンジェルサークル

父 ロードカナロア

母 ツインエンジェルズ(ハーツクライ)

【評価】★★★★【★4】

 

 

12.4 – 11.0 – 12.3 – 12.7 – 13.0 – 11.8 – 11.0 – 11.7

 

 

 

五分のスタートから控えて中団へ。

 

馬群に入れてもパニックになることはなく、じっくりと脚を溜めつつの追走。

 

3.4コーナーでも悠然と構え、虎視眈々と仕掛けのタイミングを窺う。

 

直線に入ると徐々に外に持ち出しつつエンジンを吹かし始め、ラスト2FでGoサイン。

 

鞍上の合図に反応すると瞬く間に加速し前を飲み込み、あとは突き放す一方の大楽勝。

 

ムチを入れたのは内にヨレるのを修正する一発のみというド派手なパフォーマンスだった。

 

 

 

時計・上がり共にやや物足りないが、ラストの切れ味と楽さを見る限りこれらの数値を額面通りに受け止めてはいけない。

 

次走試金石も、素質はかなり高いと見て良い。

 

 

 

 

 

 

 

新潟2R 2歳未勝利

 

【勝ち馬】ニシノレオニダス

父 ヨハネスブルク

母 バラッドローズ(Sky Mesa)

【評価】★★【★2】

 

 

12.2 – 10.7 – 11.3 – 12.4 – 12.6 – 13.7

 

 

 

五分のスタートから出ムチを使うほど積極的に押して前へ。

 

内の速い馬にハナは譲ったものの、4番手の外目の絶好位をゲット。

 

3角手前で真先に手が動き、4角ではステッキも飛んで明らかに手応えで見劣り。

 

4角出口で一旦逃げ勢に取りついたかに思えたが、直線に入ると再度突き放され、ラスト200mの時点でも前と2馬身差の苦しい競馬。

 

そこからハイペースが祟り、前が急失速。

 

それでも自身はしぶとく伸び続け、ゴール前で際どく捕えて初勝利を手にした。

 

 

 

レース振りから距離は1200mでは短い気がするが、ひょっとしたら距離よりもコーナリング性能の差かもしれない。

 

広いコースで見てみたいが、時計やラップ面から考えても内容は平凡。

 

 

 

 

 

 

 

 

小倉5R 2歳新馬

 

【勝ち馬】ジュビリーヘッド

父 ロードカナロア

母 ローズノーブル(ディープインパクト)

【評価】★★★【★3】

 

 

12.0 – 11.0 – 11.0 – 11.8 – 11.7 – 12.0

 

 

 

パドックでは物見をするなどしてスムーズに周回できていなかったが、精神的に動揺している様子ではなく、あくまでも一つ一つ学習しながらの周回といった感じ。

 

馬体面ではきっちりと仕上がっていて力を出せる状態にあった。

 

 

 

レースでは好スタートから押してハナを奪うとそのまま快走。

 

一旦は後続を引きつけつつ3角で再加速。

 

直線で追いかけてきた馬を振り切ると、最後は追い込むサヴァイヴをクビ差退けて新馬勝ち。

 

 

 

序盤を34.0で逃げながら、3角からの加速で再度後続を引き離しているようにレースに対する引き出しの多さを感じさせる馬。

 

パドックでの様子からも段階を踏んで成長する馬の可能性が高く、階段を一段ずつ登るように力をつけていくはず。

 

上手く成長すれば京王杯2歳S等で面白そう。

 

 

 

 

 

 

 

小倉2R 2歳未勝利

 

【勝ち馬】グランスピード

父 キズナ

母 センティナリー(フレンチデピュティ)

【評価】★【★1】

 

 

12.2 – 11.1 – 12.4 – 12.5 – 12.1 – 12.1 – 12.2 – 12.6 – 12.2

 

 

 

好スタートから主導権を主張するも外の2頭が速く3番手に。

 

道中はそのポジションでジッと我慢して気を窺う。

 

3角で気合いを入れて徐々に前との差を詰めると4角では外の馬を弾き飛ばして進路を確保。

 

最後は逃げ馬を交わして雪崩れ込み初勝利。

 

 

 

稍重発表とはいえ同日の5Rではすでに良馬場発表に変更されていたように重さはほぼなかったと言える。

 

時計・上がり共に物足りなく凡戦。

 

 

 

 

 

 

 

札幌5R 2歳新馬

 

【勝ち馬】ポレンティア

父 ハーツクライ

母 ポーレン(Orpen)

【評価】★★★★【★4】

 

 

6.7 – 12.1 – 12.1 – 12.7 – 12.6 – 12.0 – 11.3 – 11.4

 

 

 

パドックでは仕上がりこそ良いもののまだ硬さを残す現状で、正直パンとしてくるのは先かなという印象。

 

とはいえここ出走の各馬も微妙な馬ばかりで最上位のパドック評価に落ち着いた。

 

 

 

レースでは好スタートから控えて2番手。

 

スローな流れの中で序盤は口を割るシーンも見られたがすぐに落ち着いて追走。

 

3角で前へプレッシャーをかけ始め、4角では持ったまま先頭。

 

直線入り口ではあっさり後続を突き放してそのまま快勝した。

 

 

 

最後まで気を抜かないように鞍上のステッキが飛んでいたが、ラスト2Fをきっちりまとめたのは好印象。

 

スローな流れだったので大きく評価するのは難しいが、未完成な馬体と完成度の高いレース運びのアンバランスさがまた魅力的。

 

次走が楽しみなタレント。

 

 

 

 

 

 

 

札幌1R 2歳未勝利

 

【勝ち馬】ヒシエレガンス

父 ハービンジャー

母 ヴェルザンディ(アグネスタキオン)

【評価】★★★【★3】

 

 

12.4 – 11.8 – 12.4 – 13.3 – 13.1 – 12.2 – 12.2 – 12.0 – 12.1

 

 

 

伸びあがるようなスタートで中団後方からの競馬。

 

スローな流れを道中で好位まで押し上げ勢いそのままに4角先頭から押し切った。

 

後半4Fをほとんどラップを落とすことなく走り切っており、持久力は評価できる。

 

問題は今後こんな舞台があるのかどうか。

 

 

 

2着ネブロシティは次走確勝クラス。

 

 

 

 

 

 

 

札幌2R 2歳未勝利

 

【勝ち馬】カワキタアジン

父 ヘニーヒューズ

母 カフジウインド(ディープインパクト)

【評価】★★【★2】

 

 

12.4 – 11.5 – 11.8 – 11.6 – 11.5 – 11.7

 

 

 

新馬戦と同じく五分のスタートから、新馬戦とは打って変わって二の脚が速く好位へ。

 

これが最大の勝因と言ってよく、あとは直線で逃げ馬を真後ろから交わすと突き放す一方の大楽勝。

 

とはいえ時計的にはやや物足りず、高く評価するのは難しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月18日

 

 

 

新潟5R 2歳新馬

 

【勝ち馬】リネンファッション

父 キンシャサノキセキ

母 リネンパズル(パラダイスクリーク)

【評価】【★】

 

 

12.9 – 11.3 – 13.2 – 13.9 – 13.4 – 11.2 – 10.5 – 11.5

 

 

 

パドックでは柔らか味のある身のこなしで見栄えのする身体を披露。

 

リネン冠名の中で過去最高の馬と言っても過言ではないほど良い馬に見えた。

 

 

 

レースでは好スタートから出たなりの競馬。

 

外から被される形になっても動じる事はなく、好位でじっくり溜めつつレースを運ぶ。

 

直線入り口で逃げ馬2頭の外にスッと出して進路を確保すると、持ったまま前に並びかけてラスト2F。

 

そこでGoサインが出ると一気に加速し後続を突き放し、ラスト1Fもしぶとく脚を伸ばして新馬勝ち。

 

 

 

パドックでの見た目は一瞬ディープインパクト産駒と見紛うほどで、かなり上質な競走馬に映った。

 

レース内容は大人だがラップ的には物足りず、おそらくマイルが限界距離なのではないだろうか。

 

即通用の器ではないと見るが、距離短縮の時に狙いたい馬。

 

 

 

2着のジェットマックスは完全にキレ負けの形。

 

鞍上もその事を理解していたようで早めの仕掛けだったが、それでもエンジン点火までかなり時間を要していた。

 

次走色んな意味で注目の馬。

 

 

 

 

 

 

 

新潟6R 2歳新馬

 

【勝ち馬】ペコリーノロマーノ

父 ロードカナロア

母 ヴィラ(ディープインパクト)

【評価】★★【★2】

 

 

12.6 – 11.1 – 11.9 – 12.6 – 11.9 – 11.4 – 11.7

 

 

 

スッキリと仕上がった好馬体で登場したペコリーノロマーノが快勝。

 

ロケットスタートからスンナリ先行の形。

 

やや行きたがる面を見せてはいたが鞍上の制御内での競馬。

 

そのまま外2番手の絶好位をキープして直線へ。

 

直線では後続に並びかけられてからのGoサインでかなり余裕を持った仕掛け。

 

ちょっと外にヨレ気味に加速し、最後は1 1/2突き放して快勝。

 

 

 

ロケットスタート+1400mにも関わらず道中で大きく息を入れられたこと、この二つが大きな勝因。

 

もちろん、能力があったからこその快勝ではあるのだが、このパフォーマンスを鵜呑みにはできない。

 

時計的にも上がり的にも平凡で、現時点では水準レベルの馬という評価。

 

 

 

 

 

 

 

新潟2R 2歳未勝利

 

【勝ち馬】アルムブラスト

父 リアルインパクト

母 ヴァンフレーシュ(サクラバクシンオー)

【評価】★★★【★3】

 

 

12.4 – 10.7 – 11.5 – 12.1 – 12.1 – 11.4 – 12.3

 

 

 

五分のスタートから促して先行態勢。

 

まずまず流れたレースになったが、外3番手を確保すると直線ではその位置から楽々抜け出して快勝。

 

ラスト50mは流す余裕もあり、これは先々が楽しみ。

 

 

 

 

 

 

 

 

小倉5R 2歳新馬

 

【勝ち馬】シャンドフルール

父 キズナ

母 バイコースタル(Gone West)

【評価】★★★【★3】

 

 

12.8 – 12.2 – 13.4 – 13.0 – 12.6 – 12.0 – 12.1 – 11.8 – 12.2

 

 

 

パドックでは大柄ながらコロンとした感じの造り。

 

適性がどこにあるのか測りかねるタイプの馬だなと言うのが正直な印象。

 

 

 

レースでは絶好のスタートを切り難なく先行。

 

淡々と流れるレースの中、向こう正面で外に出すと3角手前からジワッと進出。

 

4角では早くも先頭に立ち直線へ。

 

直線ではそのまま一気に抜け出すかに思われたが後続の抵抗も激しくなかなか突き放せず。

 

ただし、急追も許さずそのまま押し切って新馬勝ち。

 

 

 

かなり評価に困る内容で、ラスト差を詰めさせなかった底力は褒めたいところだが時計やラップ面でかなり物足りないのも事実。

 

一応★3評価とするが、次走本命視するのは難しい馬で、とんでもない駄馬である可能性とそこそこ走る可能性、どちらも感じさせられる。

 

 

 

 

 

 

 

小倉6R 2歳新馬

 

【勝ち馬】メメントモリ

父 ダイワメジャー

母 フリーティングスピリット(Invincible Spirit)

【評価】★★【★2】

 

 

12.2 – 10.6 – 11.4 – 11.9 – 11.6 – 12.3

 

 

 

パドックではダイワメジャー産駒らしいコロンとした身体。

 

ただし、後肢に他のダイワメジャー産駒のような硬さがなく、その分可動域が広いというちょっとした可能性を感じさせる動きだった。

 

身体つきは決して立派ではなくお世辞にも能力が高いようには見えず、これをどう評価すれば良いのか現時点では分からない。

 

が、とにかく少し他の同父産駒とは造りが違った。

 

 

 

レースでは好スタートから促しての先行態勢。

 

前2頭がやり合う展開を離れた3番手で窺う展開。

 

3角で前が息を入れたタイミングで一気に捕えに動き、4角からはカリオストロと激しい叩きあい。

 

ラスト100mでこれを制して初勝利となった。

 

 

 

レース内容としては至って平凡。

 

とりあえずはレース内容で評価するが、大化けとはいかずともプチ化けする可能性を秘める馬。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小倉1R 2歳未勝利

 

【勝ち馬】ラインガルーダ

父 シニスターミニスター

母 マイユクール(バゴ)

【評価】★★★★★★【★6】

 

 

12.1 – 10.7 – 11.5 – 12.0 – 12.3

 

 

 

五分のスタートから押してハナへ。

 

加速が素晴らしく、ハナに立ってからは手綱を押さえるほどのスピードを見せつつ3角へ飛び込んでいく。

 

3角では人気のファルークが単騎で勝負を挑んで来るがこれを返り討ちにしそのまま持ったまま独走。

 

 

 

勝ち時計は2歳馬としては驚異の58.6。

 

これをほぼ持ったまま計時するのは尋常ではなく、今後長きに渡ってダートの短距離界を牽引していく存在になるかもしれない。

 

 

 

ちなみに2歳時に良馬場、もしくは稍重馬場のダート1000mで58秒台を出した馬は2000年代で7頭目。

 

もっとも、1999年以前は2歳のダート1000mの番組そのものが無いので史上7頭と行った方が良いか。

 

 

 

初めて達成したのは2000年のグランドサンという馬。

 

父Pulpitという米の良血で、アメリカ産馬らしい早熟で2歳夏で燃え尽きた。

 

 

 

次に記録するのはなんと2010年のリバーロイヤル。

 

実に10年間現れなかった、それくらい珍しい時計なのだ。

 

このリバーロイヤルもそれほど活躍しなかったが、それ以降のメンバーが以下の通り。

 

 

 

ウィッシュハピネス→エーデルワイス賞(G3)1着、なにわS(準OP)1着

フクノドリーム→エーデルワイス賞(G3)1着、アイビスSD2着

セトアロー→中央通算3勝。1000万クラスで活躍

ノブワイルド→オーバルスプリント(G3)1着

 

 

 

4頭中3頭が交流重賞を勝つというハイアベレージ。

 

ラインガルーダの将来も非常に楽しみである。

 

 

 

 

 

 

 

小倉2R 2歳未勝利

 

【勝ち馬】メイショウベンガル

父 クロフネ

母 キンショーオトヒメ(マーベラスサンデー)

【評価】★★★【★3】

 

 

12.0 – 10.8 – 11.2 – 11.8 – 11.5 – 12.1

 

 

 

好スタートからあっさりハナを奪うとそのまま影さえ踏ませぬ圧逃V。

 

終始持ったままで、スピード能力を見せつけた。

 

時計・上がり共に上々で小倉2歳Sで人気になっても頷ける馬。

 

ただし、やや一本調子な面を感じさせる馬で、緩急を求められると意外に脆いかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆札幌9R クローバー賞(OP)◆◆◆◆◆

 

【勝ち馬】オータムレッド

父 ワールドエース

母 ティッカーコード(Giant’s Couseway)

【評価】★★★★【★4】

 

 

7.0 – 11.7 – 12.3 – 12.4 – 12.4 – 12.0 – 11.9 – 11.9

 

 

 

超超超超低レベルメンバーだったので勝って当然だったが、それにしても楽な勝ち方だった。

 

 

 

スタートではやや煽り気味になって後方から。

 

道中も後ろから2.3番手でじっくり運び、動いたのは3角から。

 

外目を通って少しずつ前との差を詰めると4角では前を射程圏に捕え、最後は抜け出すだけの簡単なお仕事。

 

最後は道営のヨハネスボーイに詰められたがこれはどこまで行っても差されることはなかっただろう。

 

評価は★4を継続。

 

 

 

 

 

 

 

札幌5R 2歳新馬

 

【勝ち馬】ホウオウピースフル

父 オルフェーヴル

母 ツルマルワンピース(キングカメハメハ)

【評価】★★★★【★4】

 

 

13.1 – 13.1 – 13.5 – 13.4 – 13.0 – 12.9 – 12.5 – 11.3 – 11.3

 

 

 

昨年のグランプリホース・ブラストワンピースの妹が兄の復活に華を添える新馬勝ち。

 

 

 

パドックでは兄とは違いスレンダーな美人といった感じの身体で登場。

 

随所に緩さが残されており、完成はまだ先かなという印象。

 

 

 

レースでは好スタート好ダッシュで好位からの競馬。

 

やや子供っぽい仕草を見せるシーンもあったが暴走することはなく3番手の外目で競馬を進める。

 

3角でもまだ前を可愛がり、4角でようやく進出すると直線で力強く抜け出して快勝。

 

 

 

超スローの競馬で、最後は瞬発力の違いでねじ伏せた格好。

 

クビの高い走法は兄に似ており、将来性も感じさせられた。

 

次走が非常に楽しみ。

 

 

 

敗戦組からは4着のミヤマザクラに注目。

 

調教で抜群の動きを見せており、パドックも良好。

 

個人的にはこれが勝つと見ていたが、3~4角の運びが拙く直線でも他馬とぶつかって失速するシーンがあった。

 

超スローも2F戦でこの不利は致命的で、それでもラストは差を詰めてきていたのだから能力は見せたと言えるだろう。

 

 

 

 

 

 

札幌1R 2歳未勝利

 

【勝ち馬】ヴェスターヴァルト

父 ノヴェリスト

母 サンブルエミューズ(ダイワメジャー)

【評価】★★★【★3】

 

 

6.8 – 11.3 – 11.1 – 12.1 – 12.7 – 12.9 – 11.9 – 12.3

 

 

 

五分のスタートから押してハナへ。

 

内で主張する馬もいたがやや強引に先頭に立つも、さらに外から何が何でもの姿勢を見せる馬がおり3番手に控える格好に。

 

結果ハイペースで自滅するこれらを見ながらの好位のインで競馬を展開。

 

直線では狭くなりそうだったが手応えの違いで進路を確保して差し切り勝ち。

 

 

 

ラストはムチに反抗して尻尾を振る等、若さを見せつつの勝利。

 

内容としては及第点。