こんばんは、明瑞新山です。
有馬記念が終わった段階でこの記事を書いているのですが、まだホープフルSがあるというのはやはりちょっと違和感ですね。
何より、平日に行うというのが・・・ね。
12月29日に仕事納めの人が多い中、12月28日に開催するメリットってなんなんでしょうね。
考えようによっては有馬記念の負けを取り返すチャンスとも捉えられるのですが・・・。
ま、そんなことはさておいて。
有馬記念は3歳馬ブラストワンピースが快勝。
本命馬が勝ちきってくれたことと、勝ちはないとしたキンカメ産駒が勝利しなかったことでホッと胸をなでおろしました。
私はといいますと、当日の馬場状態を考慮してレイデオロを急遽買い目に組み入れて的中。
欲を言えば推奨馬券が当たってくれていれば最高だったんですが、事前推奨で馬場状態まで加味するのは不可能に近く、こればっかりはしようがありません。
ここの読者の皆さまであれば、私が何度も天気に泣かされているのをご存じでしょうし分かって頂けるのではないでしょうか。
池添騎手が久々に大舞台で見せた輝かしい姿でしたね。
10月の東京遠征に続いて今回も旅費その他諸々を含めてもプラスでの大阪帰りとなりました。
もちろん一緒に現地観戦したうまうまジェントル氏も的中。
彼は私の倍以上の払い戻しで、二人とも大幅プラスの旅打ちとなりました。
さてさて、溜まっている2歳馬評価記事をまとめていきますか!!!
そうそう、この記事内でナンヨーイザヨイやジョウランの評価が下がっていますが、冷静に見返すと序盤の馬たちの評価が全体的に過大評価気味でした。
修正も兼ねて大幅に下がっていますがご了承ください。
◆12月15日(土)
中山9R ひいらぎ賞
【勝ち馬】ダノンキングリー
【評価】★★★★★★【★6】
12.4 – 11.1 – 11.2 – 11.3 – 11.6 – 12.0 – 12.0 – 12.1
五分のスタートから無理せず中団から。
ジワッと内に絞りつつの追走で、外枠の不利を最小限に抑えた好騎乗。
3角から徐々に進出すると、4角では手応え段違い。
直線で追い出されるとあっさり突き抜けてノーステッキの快勝。
前走後に無駄な力を使って走っているとしたが、その無駄な部分が消えてかなりの成長を感じた一戦。
ラップ的には大きく評価できるところではないのだが、持ったままであったことや直線での反応の良さ、道中の大人びた競馬を考えれば、クラシックに向けての新星登場と考えた方が良いかもしれない。
★5→★6にアップ。
中山5R 2歳新馬
【勝ち馬】アイスブラスト
【評価】★★★★★【★5】
13.2 – 13.5 – 13.7 – 12.5 – 11.9 – 11.4 – 11.5 – 11.6 – 12.3
五分のスタートを切って馬なりの競馬。
競馬が上手で、あっさり前目に付けると折り合いに苦労するシーンもなし。
向こう正面でレースが動くと同時に逃げ馬に並ぶと、そのまま4角先頭で押し切った。
前半3F40.4という超スローペースから次の3Fが35.8というめまぐるしい展開。
向こう正面でペースの遅さに痺れを切らしたルメール騎手がレースを動かしたからなのだが、これに2秒ほど遅れて捲っていった馬たちは自滅としか言いようがない。
ビュイック、またお前か。
その遅れて自滅しに来た馬たちに包まれては敵わないということでしぶしぶ前を追いかけた福永騎手という構図。
こういった不本意な展開にも関わらず、3角手前で前に並びかけ、外外を回りながら最後までしぶとく脚を使ったのはかなり評価できる。
3Fが35.4というのも高ポイント。
次走が楽しみな1頭。
中山6R 2歳新馬
【勝ち馬】ハクモクレン
【評価】★★【★2】
13.3 – 12.4 – 13.3 – 13.5 – 12.8 – 12.6 – 12.9 – 13.2 – 13.6
好スタートから馬なりでハナ。
そのまま後ろをやや引き離して1.2.コーナーを回り、向こう正面へ。
淡々とレースを運び、直線でも後続を寄せ付けず快勝。
取り立てて評価する所のない低レベルレース。
中山1R 2歳未勝利
【勝ち馬】イベリスリーフ
【評価】★★★【★3】
11.8 – 10.2 – 11.1 – 12.1 – 13.1 – 13.4
スタート決まらず後方からに思われたが、押して挽回。
好位まで挽回して3.4コーナーを内ラチピッタリで回る。
直線では少し外に出して一気に加速し、前の馬の間隙を突いて差し切った。
2着馬との着差を考えると、間を狙わずに外を回していたら勝てていないところで、鞍上の好騎乗と言える。
前が33.1というおよそダート戦とは思えないスピードで飛ばしてくれたことも幸いした。
中山2R 2歳未勝利
【勝ち馬】キュアン
【評価】★★【★2】
13.0 – 12.9 – 14.0 – 13.5 – 12.7 – 12.5 – 13.0 – 13.0 – 13.3
スタートはやや伸びあがる様な格好になったが、初速が素晴らしく一気に先行態勢。
2番手で向こう正面に入ると、スローペースなのに逃げ馬が3角で早々に脱落する楽な展開。
そのまま直線に向いて後続を突き放して初勝利。
低レベル。
中山3R 2歳未勝利
【勝ち馬】オルダージュ
【評価】★★【★2】
12.1 – 10.7 – 11.3 – 12.3 – 12.7 – 13.1
五分のスタートから気合いをつけつつハナへ。
入りの3F34.1とまずまずのペースで後続を振り落す逃げ。
直線では追いかけた馬たちに余力がなく、最後までその差を詰めさせることなく初勝利をゲット。
凡戦。
中山4R 2歳未勝利
【勝ち馬】ナムラカメタロー
【評価】★★★★★【★5】
11.8 – 10.4 – 11.1 – 11.7 – 11.8 – 12.8
発馬一息も押して挽回し先行集団でのレース。
道中はハイペースに付いて行くのがやっとで、ずっとおっつけての追走。
直線ではそのハイペースで前がバテ、ラスト100mで一気に差し切った。
先行して止まった馬には情状酌量の余地があるが、全体としてはあまりレベルの高くないレースだった。
阪神9R さざんか賞
【勝ち馬】イベリス
【評価】★★★【★3】
12.3 – 10.8 – 11.3 – 11.3 – 11.3 – 12.0
スタート五分も積極的に出して行ってハナを奪うとそのまま逃げ切り勝ち。
3F目から11.3を3回続けた事は高く評価して良く、この調子ならばOPでも通用するかもしれない。
ただし、馬場が綺麗な阪神での逃げ切りなので過大評価は禁物。
東京のクロッカスSなどに出てきて人気がないようであれば狙ってみたい1頭。
阪神5R 2歳新馬
【勝ち馬】イルヴェントドーロ
【評価】★★【★2】
12.7 – 11.6 – 13.1 – 13.4 – 13.1 – 11.6 – 11.2 – 11.9
好スタートを切って積極策。
と、いっても鞍上は押さえるのに必死で、馬が掛かり気味に前にいってしまった格好だった。
なんとか2番手で折り合いを付けるとそのまま長い直線へ。
直線では持ったまま逃げたアルセーヌをあっさり捕えて抜け出し押し切って新馬勝ち。
前半掛かったとは言え、ラストのラップ構成は微妙であまり高く評価できない。
次走人気になるようなら消したい馬。
阪神6R 2歳新馬
【勝ち馬】プリンシアルーチェ
【評価】★★★【★3】
12.4 – 11.2 – 11.9 – 12.0 – 12.7 – 12.6
好スタートを切って先行態勢。
逃げ馬の真後ろに付けて直線に入ると、一気に抜け出して新馬勝ち。
直線入り口でヨレた逃げ馬の煽りを受けたがそこからの加速が素晴らしく、ラスト200mは鞍上に反抗する余裕を見せていた。
それでいてこの勝ちっぷりなのだから、次走昇級戦でも楽しみな存在といえる。
阪神1R 2歳未勝利
【勝ち馬】ナムラオッケー
【評価】★★★【★3】
12.3 – 11.0 – 11.9 – 12.5 – 12.4 – 12.5 – 13.1
やや態勢を崩しながらのスタートだったが、すぐにリカバー。
3番手の外目で直線に向くと、一旦は外のデュアラブルに完全に前に出られながらも差し返して初勝利。
時計や上がりを考えてもレベル的には低くないが高くもない普通のレース。
2着馬に関してはすぐに勝ち上がれる馬。
阪神2R 2歳未勝利
【勝ち馬】スパンキーワールド
【評価】★★★★【★4】
12.8 – 11.4 – 13.8 – 12.8 – 12.5 – 12.4 – 12.4 – 13.2 – 13.4
推奨予定だったが、単勝1倍台になると見込んでスルーしたこのレース。
まさかの3倍で勝ちきってしまわれると、悔しさが湧いてくる。
好スタートを切ると前走の失敗を活かして積極策。
それでもハナは奪えなかったが、逃げ馬の真後ろでいつでも抜け出せる状態で追走。
直線ではそとから被せてきた2頭のさらに外に持ち出して豪快に差し切った。
3角手前でムチが入って鞍上が促していたように、そこで気を抜く癖があるのかもしれない。
そこに気を張ってきっちり乗りこなした岩田騎手の素晴らしい騎乗で、次走も継続騎乗なら通用する。
が、リーディング下位の騎手に乗り替わったりするようだと対応しきれず惨敗という可能性もあるので鞍上に注目したい。
阪神3R 2歳未勝利
【勝ち馬】ブリッツアウェイ
【評価】★★★【★3】
12.6 – 10.9 – 11.8 – 12.3 – 12.3 – 10.9 – 12.1 – 12.2
五分のスタートから押して先行集団へ。
逃げ馬から少し離れた位置を追走。
逃げたロードゼウスがかなり強気のペースで引っ張るペースで他馬が脱落。
直線入り口では2番手に浮上し、最後はゴール前100mでロードゼウスを捕えて初勝利。
淀みない流れからの底力勝負をあっさり勝ち上がったのは評価したい。
2着馬は未勝利にしてはかなりキツいペースを刻んでおり、もう少し控えめに乗ればいつでも勝ち上がれる馬。
阪神4R 2歳未勝利
【勝ち馬】リーガルメイン
【評価】★★【★2】
12.8 – 10.7 – 12.6 – 13.2 – 12.8 – 12.3 – 12.2 – 12.1 – 11.7 – 12.4
五分のスタートから馬なりの競馬。
行きっぷりは悪くなかったが内に馬を寄せるためにジワッと馬を抑えて中団へ。
インに入れるだけでなく、コーナーでも馬の間を突いてスピード落とさないように進出。
直線に入る時には2番手まで浮上する神騎乗で、最後はバテたギルマを差し切って初勝利。
鞍上の好騎乗に導かれた勝利であり、次走の上がり目は薄い。
中京10R 寒椿賞
【勝ち馬】オーヴァルエース
【評価】★★★★★★【★6】
12.2 – 11.0 – 11.5 – 12.8 – 13.3 – 12.2 – 12.6
スタート五分だがその後の行きっぷりが素晴らしく、鞍上が意図的に引っ張って後方まで下げる形に。
新馬戦よりはマシになったとはいえ、依然として子供っぽい仕草を見せながらの追走。
が、直線に向くと驚異的な末脚で一蹴。
楽々差し切って2連勝。
勝ち時計にやや不満があるため★6評価のまま。
中京5R 2歳新馬
【勝ち馬】グトルフォス
【評価】★★【★2】
12.5 – 11.1 – 13.0 – 13.2 – 13.1 – 12.9 – 13.7 – 13.1 – 13.9
スタートでやや立ち遅れて後方から。
1コーナーでようやくスピードに乗ると、向こう正面からジワジワとポジションを上げていく。
3角で後ろから5番手まで押し上げたが直線入り口で詰まるシーンがあり減速。
そこを捌いてからがエンジン全開で、ラスト50mから猛追しゴール前で際どく差し切って新馬勝ち。
道中は13秒台前半が並ぶハイペースで、後方待機策がハマッた印象。
中京1R 2歳未勝利
【勝ち馬】オールミラージュ
【評価】★★【★2】
12.4 – 11.3 – 11.7 – 12.6 – 12.8 – 12.8 – 13.3
好スタートを切るが馬任せの追走を選択し逃げず。
道中は馬群で折り合ってかなり大人びたレース運びを見せる。
最終コーナーで外に進路を取りながら直線に向くと、粘る先行勢を捕えて初勝利。
直線入り口で大きく外にヨレてバランスを崩すシーンがあり、それがなければもう少し楽に勝てていたレース。
時計や上がり、ラップ構成は平凡。
中京6R 2歳未勝利
【勝ち馬】トロイメント
【評価】★★★【★3】
12.5 – 11.0 – 11.6 – 11.8 – 12.0 – 11.9 – 11.9 – 12.0
好スタートを切るも抑えて中団から。
道中は掛かるようなこともなく上手に追走。
直線で外に進路を取ると一気に伸びて大楽勝。
ここ数戦燻っていたのが嘘のような快勝だった。
流れに助けられた面はあるが、ラップ構成としては決して悪くは無く、次走も楽しみを持てる馬。
◆12月16日(日)
中山5R 2歳新馬
【勝ち馬】ジャパンスウェプト
【評価】★★★★【★4】
12.3 – 10.8 – 11.5 – 12.4 – 12.4 – 13.0
スタート五分で出たなりの競馬。
道中まずまずのハイペースにもかかわらず掛かり気味に追走。
3コーナーから馬なりで進出すると、直線でも余裕たっぷりに逃げ馬を捕えて新馬勝ち。
結構際どいレースになったが、最後までステッキを入れずに勝ちきっており、2着馬との力差はかなりありそう。
馬体もまだまだ未完成で、それでいてこの走りということを考えれば今後が非常に楽しみと言える。
2着馬は次走勝ち上がり候補。
中山6R 2歳新馬
【勝ち馬】レッドアステル
【評価】★★★【★3】
12.7 – 11.8 – 12.3 – 12.3 – 12.2 – 11.9 – 11.8 – 11.8
好スタートを切って先行態勢。
そのまま前2頭から少し離れた3番手を追走。
3角手前から徐々に前との差を詰めようとするもなかなか並びかけるまでには至らず。
直線でも逃げ馬との距離を詰めるのがやっとに見えるほどだったが、ラスト150mで一気に伸びて差し切った。
中山マイル・内枠・好スタートと3拍子揃えば好走必至だがラストきっちり纏めたのは評価して良い。
走りそのものはやや硬く、これからの伸び次第。
中山1R 2歳未勝利
【勝ち馬】ボストンテソーロ
【評価】★★【★2】
12.1 – 10.4 – 11.5 – 12.6 – 12.9 – 13.0
スタートはそれほど良くなかったが押して押して先行策。
外から強引に主張したスピリットクォーツにハナこそ譲るが2番手追走し直線へ。
直線では逃げ馬をあっさり捕えると、後続の追撃を許さないばかりかさらに突き放す圧勝劇。
ここでは力が違った。
勝ち方は派手だったが時計やラップは平凡。
次走人気を集めるようなら軽視しても面白いかもしれない。
中山2R 2歳未勝利
【勝ち馬】メイプルガーデン
【評価】★【★1】
12.7 – 12.2 – 12.9 – 13.0 – 12.5 – 12.4 – 13.4 – 13.8 – 14.2
好スタートから押して行く姿勢を見せるが外の馬が切れ込んできたため控えて4番手。
1コーナーで早くもムチが入るほど追走に手一杯で、この馬の馬券を買っていた人は惨敗の2文字しか見えていなかっただろう。
さらに3角で鞍上が促すのを止め、完全に終戦ムード。
が、外から追い上げてきたジューンバラードに並びかけられると突如闘志に火が突いて鋭伸。
まさか勝てるとは誰も思っていなかったほど酷い競馬を回収し、勝利の美酒に変えて見せた。
嘘のような競馬を見せてはくれたが、このペースで追走手一杯であるなど内容的には酷い。
勝ち時計も平凡で、今後の見通しは暗い。
中山3R 2歳未勝利
【勝ち馬】カレンブーケドール
【評価】★★★★★★★【★7】
12.7 – 11.4 – 11.7 – 12.0 – 12.2 – 12.1 – 11.8 – 11.6
前走、クソ騎乗オブザイヤーにノミネートされてもおかしくないレベルのクソ騎乗で敗戦したカレンブーケドールが快勝。
スタートからソツのない競馬で好位を追走。
逃げ馬の直後でレースを進めると、直線では先に抜け出したシングフォーユーの真後ろから一気に突き抜けた。
ラスト3F 12.1 – 11.8 – 11.6で快走したシングフォーユーは普通ならば勝っている競馬であり、これを楽々捕えたカレンブーケドールはかなり強い。
私は過大評価は嫌いだが実力はおそらく重賞クラス。
次走要注目だ。
中山4R 2歳未勝利
【勝ち馬】ラストクローザー
【評価】★★★【★3】
13.2 – 12.2 – 13.1 – 13.5 – 12.8 – 12.6 – 12.8 – 13.0 – 13.8
スタートダッシュ良く楽々2番手に付ける。
そのまま逃げ馬の作りだすペースにピッタリ寄り添って競馬を展開。
直線でこれを競り潰すとそのまま押し切って初勝利。
内容平凡。
■■■■阪神11R 朝日杯FS(G1)■■■■
【勝ち馬】アドマイヤマーズ
【評価】★★★★★★★【★7】
12.7 – 10.9 – 11.7 – 12.4 – 11.8 – 11.3 – 11.2 – 11.9
ダイワメジャー産駒アドマイヤマーズが無傷の4連勝。
スタートから3番手に付ける積極策。
大本命グランアレグリアをすぐ目の前においた競馬で、完全にこれをマークしていたのだろう。
それほど速くないペースにも関わらず後続の追い上げはなく、前の5頭が抜けた形で直線へ。
直線に入るとすぐにグランアレグリアに並びかけて交わし、最後はクリノガウディーの猛追を振り切ってGI馬の勲章を手にした。
グランアレグリアが伸びを欠いた理由は良く分からないが、ペースも速くなかったし、レースレベルとしても決して高いものではなかった。
2着クリノガウディーが4角でディープダイバーに寄られて大きな不利を受けていなければどうなっていたか分からない。
私はどうしてもこのアドマイヤマーズが来年の主役になれるとは思えない。
恵まれた勝利ばかりではないのは分かっているが、高く評価するのを躊躇してしまう。
そこにどんな理由があるのかは自分でも説明できないが、この勘はあながち間違いではないように思う。
阪神7R 2歳500万下
【勝ち馬】ナンヨーイザヨイ
【評価】★★★【★3】
12.7 – 10.7 – 13.3 – 12.7 – 13.0 – 13.1 – 13.0 – 12.3 – 12.8
ロケットスタートを決めるも抑えて末脚を活かす競馬を選択。
道中は最後方で脚を溜め、3角から徐々に進出すると4角で前を射程圏に入れて直線へ。
直線では逃げ馬が早々に脱落し2番手のタニノマイカが抜け出す消耗戦。
結果的に後方でしっかり脚を溜めたナンヨーイザヨイが一気に差し切る形になった。
悪くない競馬だが・・・
阪神5R 2歳新馬
【勝ち馬】キングリスティア
【評価】★★★★★【★5】
12.9 – 11.3 – 12.0 – 12.5 – 12.5 – 12.3 – 12.4 – 12.0 – 11.4 – 11.9
まずまずのスタートを切り促しながら先行態勢。
前に行きたい馬が他に2頭いたため2コーナーまでは雁行状態だったが、これらを振り切ってハナへ。
向こう正面では2番手の馬がプレッシャーを掛けてくるもまったく動じず、4角で後続をスッと離すとそのまま寄せ付けることなく突き放して快勝。
序盤やや激しく見えたがペース的にはそこまでではなかった。
レースが大きく動くのはラスト3F→2Fであり、見た目に反してかなり楽な競馬だったのではないだろうか。
ただし、13秒台どころか12.6より遅い区間が一切なく、それなりに厳しいラップを刻んだとも言える。
かなり評価に困るレースだが、最後余力たっぷりだったことも考えるとそれなりの評価はやはり必要となってくるだろう。
阪神6R 2歳新馬
【勝ち馬】ミッドナイトラヴ
【評価】★★【★2】
12.6 – 11.3 – 12.6 – 12.6 – 12.3 – 11.3 – 11.8
スタート五分から押してハナへ。
そこから一気にペースを落としての逃走で、直線に向いても手応えたっぷり。
そのまま後続の追撃を振り切って新馬勝ち。
ハナを取り切ってからのラップが12.6→12.6。
1400m戦でこれだけ落とせばそりゃ逃げ切れる。
このペースに関わらずバテた2番手の馬が弱すぎ。
この馬自身も仕掛けられての反応一息で、それほど強くはない。
阪神1R 2歳未勝利
【勝ち馬】ヘルメット
【評価】★★【★2】
12.5 – 11.0 – 12.0 – 12.2 – 12.6 – 13.1
スタート一息だが気合いを付けられるとすぐに巻き返して4番手追走。
出して行き過ぎて止まった前走の失敗を活かして溜める競馬で直線差し切りV。
内容としては進歩がみられるが、時計は平凡。
阪神2R 2歳未勝利
【勝ち馬】ポップフランセ
【評価】★★★【★3】
12.9 – 11.1 – 13.6 – 13.0 – 13.1 – 13.1 – 12.8 – 12.4 – 12.9
好スタート好ダッシュ。
外の馬が主張する素振りを見せるが譲らずハナへ。
そのまま13秒ペースを刻んで直線へ。
ラスト1Fでクラウドスケープがジワジワ迫ってくるが、そこからがしぶとく逃げ切りV。
内容平凡に映るが勝ち時計はまずまずで、次走も注目したい馬。
2着馬はなかなか勝ちきれないが、ハナへ行ききれるレースがあれば勝てるはず。
好位から差すには瞬発力が無さすぎる。
阪神3R 2歳未勝利
【勝ち馬】ハチヨウ
【評価】★★【★2】
12.4 – 11.1 – 12.2 – 12.4 – 12.1 – 12.7 – 13.7
スタート五分。
そこからジワッと出して2番手へ。
道中特に動きのないレースで、そのまま直線へ。
直線で一旦は3馬身近く離されたが、ラスト1Fで逃げたテイエムメロディーを急追。
辛くも差し切って初勝利を挙げた。
時計・内容ともに平凡。
阪神4R 2歳未勝利
【勝ち馬】ミッキーブリランテ
【評価】★★★★【★4】
12.9 – 11.3 – 11.6 – 12.7 – 12.6 – 12.4 – 11.4 – 11.4 – 11.7
スタート一息もすぐに巻き返して先行策。
道中かなり緩んだレースで、その緩んだタイミングで前との差を詰める最善手。
内ラチ沿いを通りつつ前を射程圏に入れ、最終コーナーで徐々に外に進路を取って直線へ。
直線ではバテた先行馬の外から一気に突き抜けて快勝。
追い上げのタイミングや抜け出し方等、鞍上のファインプレイが光る一戦だった。
馬もそれに応えて最後までしっかり脚を使えており、まずまず評価したい。
中京1R 2歳未勝利
【勝ち馬】ゼルク
【評価】★★★★★【★5】
12.9 – 11.1 – 13.1 – 13.2 – 12.8 – 12.9 – 13.0 – 13.2 – 13.5
スタートがあまり良くなく、中団からの競馬。
道中は砂を被って首を上げる素振りを見せるなど若さ丸出しの追走。
だが、前との距離が開き、ストレスフリーに追走できるようになると走りが一変。
徐々に前との距離を詰め、直線へ。
直線でも大外の砂を被らないところまで持ち出すと鋭伸。
一気に前を捕え、そこからさらに突き放して快勝。
時計こそイマイチだが上がりはまずまず評価できるもので、次走全くノーマークになるようなら買ってみたい1頭。
中京5R 2歳未勝利
【勝ち馬】テーオーアマゾン
【評価】★★★【★3】
12.3 – 10.9 – 11.4 – 12.1 – 12.3 – 11.6 – 11.9
スタート五分から中団での競馬。
まずまず流れたにも関わらず掛かり気味の追走で、脚が溜まっているか怪しいところだったが直線に向くと末脚爆発。
ラスト300mから一気に加速して前を捕えた。
掛かるほどのスピード能力を見せたレースであり、最後の切れ味もなかなかのものだった。
◆12月22日(土)
中山9R クリスマスローズS(OP)
【勝ち馬】ディアンドル
【評価】★★★★【★4】
11.8 – 10.5 – 11.2 – 11.6 – 11.3 – 12.1
好スタートを切って押してハナへ。
内でルマーカブルがハナを主張したため2番手に控える格好となったが、直線でこれを競り落とすとそのまま押し切り勝ち。
雨の降り始めでかなり前有利の馬場になっており、トラックバイアスを活かした勝利を言えそう。
無傷の3連勝だが、次走はおそらく重賞だろうし過大評価は禁物。
中山5R 2歳新馬
【勝ち馬】アルマスティング
【評価】★★★★【★4】
13.0 – 11.9 – 12.8 – 13.1 – 12.7 – 12.9 – 13.3 – 13.6 – 13.4
スタートの出は悪くなかったものの、一歩目が遅く押して出す格好に。
1コーナーまでに格好を付けて4番手追走。
新馬戦にしてはかなり速いペースとなったが向こう正面からジワジワとポジションを上げ4角先頭の横綱相撲。
ラスト1Fを加速で締めたようにまだ余力もあったはずで、かなり強い競馬と言える。
次走が楽しみ。
中山6R 2歳新馬
【勝ち馬】トーアシオン
【評価】★★★★★【★5】
12.3 – 11.1 – 11.6 – 12.0 – 12.0 – 12.8
スタートの出はイマイチだったが気合いを付けると一気に加速して先頭へ。
そのまま後続を離して3コーナーに突入。
4コーナーで1 1/2馬身ほどの差だったが、直線に入るとさらに突き放して3馬身差V。
ペースや手応えを考えれば余力を残した勝利と言える内容。
勝ち時計も上々で、こちらも次走が楽しみな存在。
中山1R 2歳未勝利
【勝ち馬】アポロチーター
【評価】★★★【★3】
12.0 – 10.5 – 11.4 – 11.9 – 12.4 – 13.4
スタートを決めると抜群のダッシュであっさりハナへ。
2.3番手の馬がしつこく絡んでくる苦しい展開に見えたが、最終コーナーでこれを振り切ると後は突き放す一方。
馬体を考えればマイルくらいまでは守備範囲と言えそうで、このパフォーマンスならば昇級即通用でもおかしくない。
中山2R 2歳未勝利
【勝ち馬】ネオレインボウ
【評価】★★★【★3】
12.7 – 11.8 – 13.1 – 13.4 – 13.0 – 13.0 – 13.0 – 12.9 – 13.0
スタート五分で馬なりの競馬。
コーナーで内に潜り込むみ、向こう正面では5.6番手を追走。
3.4角でも内ラチ沿いの経済コースを通り直線で逃げ馬のすぐ外に持ち出して差し切りV。
鞍上の好騎乗が光った。
道中から大きく加速した区間はないものの、最後までラップを堕とさなかったのは立派。
3着のマジェスティゲートはゴール前で詰まってまともに追えなかったのが致命傷。
次走注目したい1頭。
中山3R 2歳未勝利
【勝ち馬】カステヘルミ
【評価】★★【★2】
12.2 – 10.9 – 11.2 – 11.8 – 11.4 – 11.9
ゲートオープンからのダッシュが速くあっさりハナへ。
外から競ってくる馬もいたがそれほど激しく競り込まれることもなくスムーズにレースを運んで直線へ。
追いかけてきた馬が2着に残る展開だったが、これを直線だけで4馬身突き放す快勝劇。
強い内容ではあったが、ラップ構成は平凡。
中山4R 2歳未勝利
【勝ち馬】フィリアプーラ
【評価】★★★【★3】
12.2 – 11.1 – 11.2 – 11.6 – 11.6 – 12.0 – 11.9 – 12.8
スタート五分で促すもダッシュがつかず後方から。
道中はピッタリ折り合ってリズムよくレースを運び、3コーナーを迎えても後方まま。
3.4コーナー中間地点から進出を開始すると、直線では大外から勢いよく追い込んで差し切りV。
かなり派手な勝ちっぷりだったが、雨がパラついて差しが利き出した馬場で1000m通過57.7。
1つ前のカステヘルミが勝った1200m戦の1000m通過が57.5ということを考えても異常なハイペースであり、流れに助けられた側面がかなり大きい。
それを考慮に入れて考えると過大評価は禁物で、次走試金石としたい。
阪神5R 2歳新馬
【勝ち馬】グラディーヴァ
【評価】★★★★★【★5】
12.8 – 11.8 – 12.0 – 12.6 – 13.0 – 12.6 – 11.3 – 11.8 – 12.0
好スタートから促して先行態勢。
立ち遅れた外枠の馬が途中から積極的に追い上げて行ったので結局中団前目に近い位置での競馬になったが、被せられても掛かることなく上手に追走。
3角過ぎから追撃を開始し、直線では外に持ち出してあっさり抜け出して快勝。
ラスト3Fの構成まずまずで全体時計も馬場を考えれば上々。
素質を感じる馬。
阪神6R 2歳新馬
【勝ち馬】メイショウウズマサ
【評価】★★★【★3】
12.5 – 11.1 – 12.0 – 12.6 – 12.1 – 11.7 – 12.4
好スタート好ダッシュでハナへ。
そのままマイペースの逃げに持ち込むと2番手追走のオメガレインボーとの競り合いを制して逃げ切り勝ち。
2着馬に食い下がられたが、ラスト50mでグイッと突き放しての入線。
この根性は高く評価したい。
時計、上がりも水準クラス。
阪神1R 2歳未勝利
【勝ち馬】ペイシャクレア
【評価】★★【★2】
12.4 – 11.1 – 11.8 – 12.0 – 12.4 – 12.2 – 13.1
発馬五分から抑えて中団から。
行きたい馬を行かせた後は外に出して砂を被らない位置から徐々にポジションを上げて追走。
3角ではすでに先行馬の外に付けていつでも飲み込める勢い。
直線では粘るサーストンネイジュ目掛けて鋭く伸びて快勝。
3.4コーナーでかなり外に振られるコーナリング。
あそこをもっとスムーズに回っていれば楽々差し切れていたはず。
とはいえ、それを差し引いても時計的には平凡の域を出ず、凡戦扱い。
阪神2R 2歳未勝利
【勝ち馬】ハギノオムイデアル
【評価】★★★★【★4】
12.6 – 11.2 – 13.3 – 12.9 – 13.1 – 12.7 – 12.6 – 12.0 – 12.5
無難なスタートから馬なりで2番手につけるセンスの良い競馬。
雨で締まった馬場だったとはいえ、逃げ馬の作り出したペースは未勝利戦にしては速いもので、これを2番手追走から抜け出したパフォーマンスは秀逸。
時計面でも不満はなく、次走も買いたい馬。
阪神3R 2歳未勝利
【勝ち馬】ブランノワール
【評価】★★【★2】
12.9 – 11.7 – 12.7 – 12.4 – 12.4 – 11.1 – 11.2 – 12.2
ロケットスタートを切って2番手から。
淡々と流れるレースを上手に追走し、直線では早々に先頭。
外からクワイエットに並びかけられると再加速して後続を寄せ付けず快勝。
内容は平凡。
阪神4R 2歳未勝利
【勝ち馬】ランスオブプラーナ
【評価】★★★【★3】
12.4 – 11.0 – 11.7 – 11.7 – 12.1 – 12.0 – 12.1
好スタートを決めて一気にハナを窺うが、内で主張した馬がいたため控えて3番手。
淀みないラップの中、外目の3番手追走。
直線に向くと前の2頭がバテてあっさり単独先頭。
そのまま後続を完封して初勝利。
悪くないレースで、次走を見て最終的なジャッジを下したい。
◆12月23日(日)
中山5R 2歳500万下
【勝ち馬】ジョウラン
【評価】★★★★【★4】
11.7 – 10.7 – 11.2 – 12.1 – 12.3 – 12.8
五分のスタートから押して先行態勢。
4頭雁行状態の最外を走る苦しい展開だったが、3角からジワッと上げていくと直線では一気に突き抜けて快勝。
ラスト1Fでオリオンパッチが迫ってくるも再度これを突き放しての勝利で図太さを見せつけた。
まずまずの内容。
中山4R 2歳新馬
【勝ち馬】ブレイブメジャー
【評価】★★★【★3】
12.6 – 12.1 – 13.0 – 13.5 – 12.2 – 12.1 – 11.6 – 12.0
スタート一息で後方から。
すぐさま立て直して先行集団の後ろに押し上げ、やや掛かり気味に追走。
3.4コーナーを引っ張りきりの手応えでカーブすると直線では内外のライバルをあっさり突き放して楽勝。
入りの3F37.7の超スローを考えると上がりにはやや不満は残る。
中山1R 2歳未勝利
【勝ち馬】タイセイスパーブ
【評価】★★【★2】
12.0 – 10.7 – 11.4 – 12.2 – 12.7 – 13.4
スタートで一完歩置かれたが二の脚が速くすぐに先行集団に取りつく。
砂を被らないポジションで逃げ馬を見つつ、ギリギリまで追い出しを我慢して直線へ。
直線でもラスト1Fまでステッキを入れず余裕の手応え。
いざGoサインが出ると一気に突き抜けて圧勝。
ここでは力が違った印象も、時計は平凡。
中山2R 2歳未勝利
【勝ち馬】ポートロイヤル
【評価】★★★【★3】
12.9 – 11.7 – 12.5 – 12.9 – 12.5 – 12.7 – 12.9 – 13.1 – 13.3
好スタートからジワッと出して先行集団へ。
1.2コーナーで前に入られると砂を被って怯む面も見られたが、向こう正面に入ると落ち着いて追走。
3角手前からムチが飛ぶズブさを見せつつもジワジワと前との差を詰め、4角を回った直後に目の前のバンディエラを捕えてそのまま押し切り勝ち。
未勝利戦にしてはかなり厳しい流れになったレースを自ら動いて押し切った内容は評価に値するもので、上がりも及第点。
次走試金石。
中山3R 2歳未勝利
【勝ち馬】エデリー
【評価】★★★★【★4】
12.5 – 11.2 – 12.3 – 12.5 – 13.0 – 12.7 – 12.6 – 12.2 – 11.9 – 11.9
スタートがもっさり。
決して慌てず中団からじっくり運ぶ。
1.2コーナーを内から2列目で回り、向こう正面では外に出して追い上げると言う省エネ騎乗。
3角で被されても冷静な立ち回りで直線で末脚爆発。
一気に差し切って見せた。
スローな流れだったがラスト3Fのラップ構成は優秀。
次走が楽しみな馬。
阪神9R 千両賞
【勝ち馬】マイネルフラップ
【評価】★★★【★3】
12.8 – 10.8 – 11.8 – 12.6 – 12.5 – 11.4 – 11.8 – 12.1
単勝万馬券のマイネルフラップがまさかの直線一気の鬼脚で2勝目をゲット。
スタートで立ち遅れ、道中は無理せず後方で脚を溜める競馬を選択。
ジタバタせず淡々と追走し、3角からジワッと加速。
直線では大外に持ち出して一刀両断。
中弛みとは言え序盤が速く、前にはそれなりの負担が掛かる競馬。
流れに助けられたことと、父の名を見てもこういった馬場に顕著な適性があったと考える方が良いだろう。
阪神6R 2歳新馬
【勝ち馬】エイシンオズ
【評価】★★【★2】
12.5 – 11.4 – 11.9 – 12.3 – 12.1 – 11.7 – 11.9
好スタートからジワッと出して先行態勢。
内ラチ沿いでじっくり折り合ってレース進める。
直線では逃げ馬のすぐ外に出してGOサイン。
ラスト100mで鋭く伸びて新馬勝ちとなった。
まだ余力を残した勝ち方だったが、時計や上がりは平凡。
次走を見てから評価を決めたいが、とりあえずは★2評価。
阪神1R 2歳未勝利
【勝ち馬】カモンスプリング
【評価】★★★【★3】
12.6 – 10.9 – 11.5 – 11.9 – 12.3 – 12.6
好スタートから無理に押す事なくすんなり先行。
終始4番手の外目を追走し3コーナーから逃げ集団にジワジワ取りついて直線へ。
直線で追い出されると弾けるように伸びて前を捕えて完勝。
これまでの歯がゆい競馬が嘘のような快勝劇であった。
勝ち時計まずまず速く見えるが当日の馬場を考えれば水準クラス。
上がりも決して大きく評価できる時計ではないが、勝ちっぷりから次走どんな走りをするのか注目したい。
阪神2R 2歳未勝利
【勝ち馬】マスターフェンサー
【評価】★★★★★【★5】
12.6 – 11.0 – 12.6 – 12.5 – 12.5 – 12.5 – 12.4 – 12.4 – 12.6
スタート直後に少し走りのバランスを崩したためダッシュが付かなかった。
が、鞍上が押して押して挽回し、1.2角でコーナーワークを活かして先行集団に取りついた。
向こう正面でも前にガンガンプレッシャーを掛けていくアグレッシブな競馬で先行勢を掃除。
直線でも後続の追随を許さない競馬で圧勝した。
時計面で過大評価は禁物だが、ここまで暴力的な競馬で押し切られたのは驚きの一言。
ラスト3Fもラップを落としておらず、次走が楽しみな馬。
阪神3R 2歳未勝利
【勝ち馬】グッドレイズ
【評価】★★【★2】
12.6 – 11.6 – 12.1 – 12.1 – 12.2 – 11.1 – 12.3 – 12.5
これまで先行策で良績を残してきたグッドレイズだったが、スタートのタイミングが合わずまさかの後方からの競馬。
内枠ということで外から内に切れ込んでくる馬もいるので強引に先行するわけにもいかず、道中は後方3番手。
ここで川又騎手が慌てず腹を括ったのが奏功した。
コーナーでも極端に外に振る事なく内目を回ると、直線では狭いところを縫うように伸びてきてゴール前で先頭に立ってゴールイン。
見事未勝利脱出となった。
稍重馬場ということを考えれば早い流れで、前が完全に止まってくれたのが大きな勝因。
また、前日は雨の影響で前残り馬場だったが、この日は芝が乾きはじめていて差し馬場に変貌していたのも大きかった。
まさに怪我の功名。
阪神4R 2歳未勝利
【勝ち馬】アールコンセンサス
【評価】★★★★★【★5】
12.7 – 10.6 – 12.4 – 13.1 – 13.0 – 12.8 – 12.5 – 12.2 – 12.4 – 12.2
スタートは何とか出てくれた、といった感じ。
そこから馬なりの競馬で中団へ。
内ラチ沿いでピッタリ折り合って脚を溜めて直線へ。
直線ではやや強引に外に持ち出すと一気に加速して差し切り勝ち。
内容としてはまずまずで一瞬の切れ味は魅力的だが、内容としては2着ニューポートの方が上。
最後半頭分くらいしかない狭い所を割って来た根性は素晴らしく、次走勝ち上がり候補。



