こんばんは、明瑞新山です。
ここの記事で何度も何度も「時の流れは早い」と書いてきましたが、なんとこの週末で12月に突入。
師走ですよ、師走。
師匠が走ると書いて師走。
字面からして忙しそうなこの月に突入です。
この12月に関して個人的な疑問は、この大詰めの時期に2歳GIを3つも開催する意味があるのかということ。
ヨーロッパにしろアメリカにしろ競馬先進国に2歳GIが複数行われるのは普通のことで、これまで朝日杯FSと阪神JFしかなかったことが時代遅れでした。
これがホープフルSのGI格上げでようやく解消されたのが昨年。
ですが、開催時期が有馬記念が終わった後というとんでもない時期の中山というのはいかがなものでしょうか。
なんでもかんでも他先進国に学べば良いと言うものではありませんが、上記2地域の2歳チャンピオン決定戦はいずれも9~11月の本格的な冬が到来する前に行われています。
アメリカであればブリーダーズカップ、欧州であればデュハーストSですね。
欧州と言う括りが気になるのであればイギリスがデュハーストS、フランスがジャン・リュック・ラガルデール賞。
ドイツならヴィンターファヴォリテン賞、アイルランドのモイグレアスタッドSとヴィンセントオブライエンS。
そのいずれも9~11月の開催。
誰が決めたわけではなく自然とレースそのものが重要視されていった形でできた決定戦ですが、複数GIがある中からその時期のレースが選ばれたと言う事実から察すれば自ずと答えはでてきますね。
日本とは気候そのものが違うので一概には言えないですが、やはり秋に行うのが馬にとっても負担がないということではないでしょうか。
あと、競馬場も考えて欲しいですよね。
何故中山だったのか。
朝日杯を阪神に持ってくる代わりにラジオNIKKEI杯2歳Sを中山に持ってきて名前をホープフルSにしましたよとか強引すぎるでしょ。
元々あったホープフルSをなかったことにしてラジオNIKKEI杯2歳Sを前身にするとかちょっと理解できない行動。
あのレースが出世レースだったのは時期が良かったからではなく、阪神の芝2000mの方が中山芝2000mよりも力関係がはっきり出るレースだったからに他なりません。
JRAさんは今は無き「OP特別のホープフルS」がイマイチ出世レースになりきれなかったのは重賞じゃなかったからと思っているんですかね。
で、重賞にした結果、今までよりも活躍馬を輩出していますか・・・?
以前もここで書いたように、JRAのレース編成の下手さ加減にはほとほと呆れます。
阪神の重賞で外回りコースが使用されるのが阪神牝馬Sを除いて全て世代限定戦ということもそうです。
古馬の牡馬は阪神の外回りを走る機会すら与えられないって酷い話です。
GIにしてもそうです。
ダートのGIはどちらも左回りの直線が長いコースで距離も1600mと1800mという似たような距離。
阪神2000mってワールドスタンダードに合うように設定されたコースなんじゃないんですか?
なんで使わないの?
新設GI大阪杯(内回り2000m)の2ヶ月後に宝塚記念(内回り2200m)って、それもう同じレースでしょ(暴論)
中距離以上で長い直線を求めようと思ったら天皇賞秋かジャパンカップのみ。
どっちも秋の東京で似たような時期って。
多種多様なレースを設定することで購入する側も意欲が増しますし、より多くの馬にチャンスが生まれて好循環になると思うんです。
宝塚記念を外回りの1800mか2400mにするだけで大きく状況は好転すると思いますがね。
あんだけ過疎ってるGIの条件を変更しようとしないのはどうかしてますよ。
ホープフルSだって、これが東京スポーツ杯2歳SをGIに格上げしますとかだったらここまで賛否両論にはならなかったと思うんですよね。
ジャパンカップの日に行いますとか、同日にGIを2レース組むのが嫌なんだったら土曜日に開催でもいいじゃないですか。
売上が落ちる?
月曜日開催に分散させるよりよっぽどマシだと思いますがね。
もっと頭使ってレース組んでくださいよJRAさん。
ちょっと愚痴が過ぎましたね。
続きはまた今度。
阪神11R
チャレンジカップ(G3)
◎エアウインザー
前走が非常に強い勝ちっぷり。
これまでの歯がゆいレースが嘘のような快勝に驚かされた。
兄と同じく京都を得意とするタイプかもしれないが、それにしても重賞好走歴のあるトリコロールブルーやグリュイエールを相手にあの勝ちっぷりはちょっとしたものだった。
元々「兄以上の素質」と言われていた大器が花開くときがきたと見て本命抜擢。
相手筆頭には本当はレイエンダを押さえたい所だが、セントライト記念を見る限り絶対視できない上に馬連激安オッズ。
ここは敢えて消し。
代わりに浮上するのが天皇賞で放馬→除外の憂き目にあったダンビュライト。
ハイライトはオールカマー。
昨年の皐月賞馬とダービー馬を相手に2番人気に推された一戦だ。
スタートからすんなり先行しスムーズにレースを運んでいたが、3.4角で前が詰まると捌き切れず後退。
ラスト100mでは3着すら厳しそうに見えたが、そこから猛然と脚を伸ばして複勝圏内に突っ込んできた。
皐月賞3着やAJCC制覇に象徴されるように中山巧者ということもあるのだろうが、この内容は目を見張るものがあった。
淀みない流れにも強く、マルターズアポジーが引っ張る展開は持って来い。
先行脚しぶとい彼ならば、レイエンダを抑え込むことも可能と見た。
当のレイエンダだが、セントライト記念を見る限り内容的に似ていたブレステイキングが物差しになる。
ブレステイキング自身がセントライト記念の次に1000万下を軽く突破しているので、そういった意味でも横並びと考えるのはあながち間違いではない。
で、そのブレステイキングが負かした相手がダノンキングダムやルヴォワール、アドマイヤアゼリ辺り。
ルヴォワールはともかく、ダノンキングダムは準OPで勝ち負けできるかどうかというレベルで、アドマイヤアゼリは1000万すら突破したことのない馬。
そのレベルであることを考えれば、ブレステイキング自身も現状では準OP勝ち負け~突破クラス。
まったく横並びではないにせよレイエンダも近からず遠からずという評価を当てはめれば、ここではまだ家賃が高いという判断だ。
OPで圧倒的パフォーマンスを見せたエアウインザーやG2勝ち馬で皐月賞3着のあるダンビュライトを逆転するのは難しいと見た。
馬連1点で勝負。
馬連
3-9(100%)
中山9R
葉牡丹賞(500万下)
前走しぶとい競馬で新馬勝ちを収めた超良血ランフォザローゼスが人気を集める1戦。
このランフォザローゼスを消して臨みたい。
前走の内容はそれほど良くなく、負かした馬たちが勝ち上がっているからと手放しで飛びつくのは危険な馬。
本来は500万レベルならば買っておいても良いのだが、これだけ人気を集めるのならば消してしまった方がリターンが大きい。
◎ボスジラ
私は田辺騎手のファンだが、その私をしてこの2走はクソ騎乗だったと言わざるを得ないレース。
前走も前々走ももっと積極的に競馬をすれば勝っていたレース。
鞍上チェンジで先行策を選べば楽勝してもおかしくない。
ここから馬連で。
馬連
12~1.2.3.7.13(各20%)
中山6R
3歳上500万下
◎ウインドオブホープ
前走休み明けで大幅馬体増で惨敗のこの馬を本命に推す。
元々この馬は530kg以下でしか馬券に絡んだことがない馬。
初勝利時は-14kgでダート戦としては初めて530kgを切る馬体重で出走したレースだった。
昇級後すぐには結果が出ず、芝を使ったり障害を使ったりと節操のないローテーションを組みながら体重を増やし、今年の3月の中山でダート戦では1年3ヶ月ぶりに530kgまで絞って出走し2着に好走。
そこから2走は冴えない走りだったが、さらに絞り込んで520kg台での出走で3戦連続2着を記録。
そこでご褒美として1年振りの長期休暇を取ったところ激太りした前走で大敗、というわけだ。
これほど分かりやすい馬もなかなかいない。
人気もほどほどに落とすであろう。
馬体重を大きく絞ってきていれば勝負、もし±0とかだったら購入は見送る方が無難だろう。
事前推奨の悲しい部分がここだが、オッズ的には推奨して損はない。
馬連で。
馬連
11~2.5.7.9.15(各20%)
阪神4R
2歳未勝利
◎グッドレイズ
前走は好ダッシュを見せて逃げたが、なにぶんペースが速すぎた。
今回は開幕週の阪神なのでやや早目でも残ることができるだろう。
ここから馬連で。
馬連
5~1.2.7.9.14(各20%)



