こんばんは、明瑞新山です。
先週日曜日は出資馬グレートバニヤンの単勝予想のみ的中。
4戦目で初勝利を挙げてくれましたが、ここまで馬券推奨していなかったのに急に推奨したようにかなり自信のある鞍でした。
「負けるとすればこれ」としたマンボカリエンテとのワンツーフィニッシュと完璧な的中となりました。
が、肝心のマイルCSは外れ。
アエロリットが積極策にでないという予想外の展開でしたね。
その中でも◎アルアインは頑張ってくれたのですが・・・
残念です。
さて、完全に私事で申し訳ないのですが、先週日曜日の東京5Rでも出資馬が勝利。
この2歳世代は3頭に出資しているのですが、うち2頭が勝ち上がりました。
残る1頭は既に新馬戦で3着したレディグレイ。
彼女が勝ち上がれば、過去も含めてキャロットクラブで出資した馬の勝ち上がり率は100%になります。
是非頑張ってほしいですね。
そんな2頭の評価も含む勝ち上がり2歳馬評価、どうぞご一読ください。
出資馬だからと言って贔屓目では見ておりませんのでご安心ください(笑)
◆11月17日(土)
■■■■東京11R 東京スポーツ杯2歳S(G2)■■■■
【勝ち馬】ニシノデイジー
【評価】★★★★★★★【★7】
12.7 – 11.5 – 12.0 – 12.3 – 11.9 – 11.6 – 11.6 – 11.4 – 11.6
やや出負け気味のスタートで中団前目から。
道中やや行きたがる面を見せていたが、人気のカテドラル・ヴェロックスの直後の絶好位で競馬を進める。
3角手前で落ち着くと、その後はじっくりと脚を溜めて直線へ。
直線では前が壁になるシーンが長かったが、ラスト350mで進路を見つけると一気に突き抜け、最後はアガラスの猛追を凌いで重賞連勝。
予想文に記したとおり、このレースは出世レース中の出世レース。
ラップ面でも申し分なく能力を丸裸にされるもので、上位陣は強い競馬をしたと思って差し支えないだろう。
特に2着のアガラスは出遅れから折り合いを欠いて直線でも詰まるというクソ騎乗のコンボ。
それでも諦めずに狭いところを突いて2着まで持ってきた手腕を評価すべきか、それとも騎手がきちんと捌けば楽勝していたと見るかの2択だが、私は後者の立場。
マイルCSでステルヴィオを消したのもこの騎手の手腕に疑問を持っていたからこそ。
「ゴドルフィンの主戦なのに下手なわけがない」と良く言われているが、日本の競馬が欧州の競馬と異質なのは周知の通り。
だからこそ海外で実績皆無のミルコ・デムーロ騎手が活躍できたり、トップジョッキーとして名が通っているアッゼニ騎手がさっぱりだったりするのである。
そのレース環境に適応して結果を残すのはかなり難しく、反対に欧州よりも日本競馬寄りの香港や豪州の騎手があっさり適応していることからも、欧州騎手が日本で花開くことの難しさはわかるはずだ。
一緒くたに考えるのは危険である。
さて、騎手の話はここまでにして、思っていたよりも強かったのがヴェロックス。
もともと新馬戦で★7評価の馬で、前走に内容が全くなかったので消し評価としたが、今回は直線で弾き飛ばされる不利を受けながらも最後まで内の上位陣に抵抗したのは評価できる。
上位5頭の中で最も楽な競馬をしていたのがヴァンドギャルドで、この中で評価を下げるとすればこの馬だが、今回のレースの厳しさを考えればわざわざ下げる必要もなかろう。
勝ち馬に関しては、この流れの中で直線詰まったことが幸いした部分もある。
が、外のヴァンドギャルドに一旦交わされながら差し返した内容は強く、★6→★7に評価をアップさせたい。
このレースを走った馬たちが、来年のクラシック戦線の主役になるのではないかと考えている。
東京4R 2歳新馬
【勝ち馬】ケイアイターコイズ
【評価】★★★★★【★5】
12.6 – 11.2 – 12.2 – 12.7 – 12.7 – 11.7 – 12.2
好スタートからポンとハナを切って押し切り勝ち。
そう書けばダートの新馬戦によくある行った行ったの競馬かと思われそうだが、内容はかなり良かった。
4F目5F目で思いっきり後続を引き付けられたことが大きな勝因だが、直線で内からデュープロセスに完全に交わされただけでなく2馬身近いリードを許したにも関わらず差し返した内容は極めて優秀。
次走が非常に楽しみな馬である。
2着デュープロセスも素質は引けを取らず、むしろこちらの方が内容としては優秀。
次走確勝。
東京5R 2歳新馬
【勝ち馬】アクアミラビリス
【評価】★★★★【★4】
13.1 – 11.8 – 12.6 – 12.8 – 13.5 – 11.7 – 10.6 – 11.1
スタートはあまり良くなかったが、すぐに押して挽回。
2番手からの競馬となる。
かなりゆったりとした流れで、逃げたスイートセントが溜めに溜めて逃げる展開。
4角で一気にならびかけると直線では持ったまま抜け出して楽勝。
最後まで鞍上の手は動くことはない圧倒的な競馬だった。
内容としては超スローの凡戦で、この馬だけが次元の違う競馬をしたと言える。
が、2着以下が弱すぎたとも結論付けられるレースであり完全な評価は難しい。
上がりは優秀もラップ構成微妙で★4まで。
なお、2着スイートセンスはこの流れを作り出してなお最後あっさり交わされており普通ならば次走危険な人気馬。
この馬があっさり勝ち上がるようなことがあれば、勝ち馬の評価も上方修正しなければならない。
東京1R 2歳未勝利
【勝ち馬】ホウオウモントレー
【評価】★★★【★3】
12.7 – 11.1 – 11.6 – 12.7 – 12.5 – 12.3 – 13.4
次走消し候補としたホウオウモントレーが楽勝。
好スタートを切ると馬なりでスッと先頭へ。
そのままマイペースに持ち込んで逃げ切って見せた。
デビュー戦→2戦目→3戦目と初速に磨きがかかっており、徐々にパフォーマンス向上。
直線での瞬発力もなかなかのものがあり、内容は前走までとは激変。
将来的には1400よりも1200の馬になりそう。
東京2R 2歳未勝利
【勝ち馬】ロダルキラー
【評価】★★【★2】
12.4 – 11.1 – 12.2 – 12.8 – 12.8 – 12.5 – 12.7 – 13.2
好スタートからジワッと出して好位へ。
そのまま上手く流れに乗ると直線ではしぶとく脚を伸ばして差し切りV。
戸崎騎手によるストップザ外国人無双。
さすが一流ジョッキー。
東京3R 2歳未勝利
【勝ち馬】サトノジェネシス
【評価】★★★★★★【★6】
13.2 – 11.8 – 12.1 – 12.1 – 12.6 – 12.3 – 12.3 – 11.5 – 11.5 – 11.4
スタート一息で後方からの競馬。
1.2コーナーでかなり馬がエキサイトしていたがなんとか宥めて向こう正面へ。
そのまま中団でレースを進める。
と思われたが、いつ押し上げたのかわからぬ間に3角手前では先行集団に取りつき、4角では逃げ馬の後ろまでポジションを上げていた。
直線では内から5頭目付を力強く伸びて差し切りV。
兄のサトノダイヤモンドを彷彿とさせるフォームで、ラップ構成も優秀。
上手く成長させればかなり面白い存在。
京都9R もちの木賞
【勝ち馬】ノーヴァレンダ
【評価】★★★★★【★5】
12.4 – 11.6 – 12.9 – 12.6 – 12.8 – 12.6 – 12.2 – 12.4 – 12.7
好スタートから先手を窺うが内のダンサーバローズが譲らなかったため2番手での競馬。
そのまま飛ばす逃げ馬を見ながらじっくりとレースを進めて結局は行った行った。
だが、内のダンザーバローズが苦しくなったのに対してノーヴァレンダは最後までしっかり加速して4馬身突き放したのだから最低限の評価は必要。
★4→★5評価とする。
京都5R 2歳新馬
【勝ち馬】ルプリュフォール
【評価】★★★★【★4】
12.5 – 11.6 – 12.6 – 12.5 – 12.2 – 11.9 – 11.6 – 11.8
スタート決まらず後方からの競馬。
そのまま折り合い重視に競馬を運び、ラスト2Fキレにキレて新馬勝ち。
4角では外から被される苦しい競馬だったが、直線入り口であっさり振り切るとノーステッキで楽々抜け出して新馬勝ち。
見た目には派手な勝利だが、これ以上の上がり目があるのかと問われれば微妙なレース。
直線で肩ムチで気合を付けられてもそれ以上の加速は見られなかったように、これが上限の可能性は高い。
仮にムチを使用していても同じようなパフォーマンスだったとみて★4評価。
京都6R 2歳新馬
【勝ち馬】モンペルデュ
【評価】★★★★【★4】
12.4 – 11.0 – 11.6 – 12.2 – 12.0 – 13.1
五分のスタートから一歩目が速く一気にハナへ。
道中はその有り余るスピードを抑えるのに専念しながらのレースで、直線でも持ったまま突き放す一方の大楽勝。
勝ち時計は今の時計の出やすい京都を考えれば過大評価できないものの、パフォーマンスは圧倒的。
次走が楽しみ。
京都1R 2歳未勝利
【勝ち馬】レッドルゼル
【評価】★★★【★3】
12.4 – 11.1 – 11.8 – 12.2 – 12.6 – 12.1 – 12.8
好スタートから押して先行策。
2F目までのハナを取り切ると、そのまま後続の追撃を許さず大楽勝。
たしかに大楽勝だったものの、時計は馬場を考えれば少し優秀程度。
2着馬のこれまでの戦績等から推測すればメンバーに恵まれただけでそこまで強くない可能性が高い。
京都2R 2歳未勝利
【勝ち馬】アルームスクレト
【評価】★★【★2】
12.6 – 12.1 – 13.1 – 12.6 – 12.6 – 12.8 – 12.9 – 12.9 – 13.1
五分のスタートから押して先行策。
外から積極策がおらず、すんなり2番手につける。
そのまま流れにのって4角先頭から押し切って初勝利。
最後まで大きくラップを落とさなかったことは評価できるが…。
京都3R 2歳未勝利
【勝ち馬】ソルトイブキ
【評価】★★【★2】
12.3 – 11.6 – 12.2 – 12.7 – 12.5 – 12.3 – 11.3 – 11.4
五分のスタートから馬なりの競馬で中団へ。
ゆったりとした流れの中、特に掛かるような面も見せずに追走。
3角から徐々に進出すると4角では前を射程圏に捕え、そのまま捲り切って初勝利。
内容平凡。
京都4R 2歳未勝利
【勝ち馬】ヒラソール
【評価】★★【★2】
12.4 – 11.1 – 11.5 – 11.4 – 11.6 – 11.9
五分のスタートから控えて中団へ。
行きたい馬が多く、なかなか激しい先行争い。
中団でじっくり溜めたこの馬には最高の流れだったと言える。
最終コーナーで外に出すと、直線では粘る先行勢を一気に差し切って優勝。
レースレベルは高くなく、展開に助けられた勝利。
福島5R 2歳新馬
【勝ち馬】マリノジュリア
【評価】★★【★2】
12.8 – 11.7 – 12.9 – 12.8 – 13.9 – 13.1 – 11.8 – 11.7 – 11.4 – 11.7
五分のスタートから好ダッシュを見せて逃げの態勢。
そのままスローペースに持ちこんで新馬勝ち。
前半超スローからの後半4F勝負に持ち込んでの勝利。
4角で並びかけてきた2頭を直線で再度突き放しての勝利でなかなか見どころがあった。
この先行力は天性のもので、今後の競走生活の中で大きな武器になりそう。
福島1R 2歳未勝利
【勝ち馬】メイショウゼッケイ
【評価】★★【★2】
9.5 – 10.8 – 11.1 – 12.2 – 12.6 – 13.2
五分のスタートからジワッ出して先行態勢。
逃げ集団のすぐ後ろでの競馬となり、前が苦しくなったところを一気に捕えて初勝利。
平凡。
福島3R 2歳未勝利
【勝ち馬】カレンソナーレ
【評価】★★【★2】
12.4 – 10.6 – 11.1 – 11.8 – 12.3 – 12.2
五分のスタートから押して押して逃げ集団に加わる。
逃げ集団が大きくなりそうなところを控えて先行策。
この判断が奏功し、直線ではバテた逃げ馬を交わして初勝利。
内容的には微妙。
福島4R 2歳未勝利
【勝ち馬】レターオンザサンド
【評価】★★★【★3】
12.4 – 11.2 – 12.0 – 13.1 – 12.8 – 12.3 – 12.2 – 11.6 – 11.6
発馬をきっちり決めて先行策。
外の3番手の絶好位をゲットすると、ややエキサイトする馬を鞍上が上手く宥めて追走。
大きな動きのない流れの中、3角からジワッとアクセルを踏み4角で逃げ馬に並びかけて直線へ。
直線では大きく外にヨレる若い面を見せながらも後続の追撃を振り切って初勝利。
これだけヨレながらもラストまでラップを落とさず走り切っており、一定以上の評価が必要。
猛追してきた追い込み馬との脚色でもラスト2完歩ではむしろ優勢に見せるくらいで、かなり余力を残して勝ったと見て良い。
◆11月18日(日)
東京9R 赤松賞
【勝ち馬】ジョディー
【評価】★★★★★【★5】
12.4 – 11.1 – 12.1 – 12.4 – 12.2 – 11.4 – 11.1 – 11.6
好スタートから先手を主張。
内からマドラスチェックが譲らない姿勢を見せたが、そこをさらに強引に叩いてハナを奪いきった。
このシーンが最後明暗を分けることになる。
道中は極端にペースを落とすことなく淡々とした逃げ。
4角では断然人気のレディマクベスに並びかけられ、見た目にはかなり厳しそうに映ったがラスト1Fでこれを振り切ると最後はマドラスチェックの急追をハナ差凌いで2勝目をゲット。
逃げて淡々と自分のペースを守れば最後まで脚を使えるというキャラクターがはっきりした。
今後は逃げ馬として育てるべきだが、陣営がどうでるか。
内容としては高評価は難しく、★5評価を維持。
断然人気で3着に敗れたレディマクベスだが、これは前走とは流れが一変したが故の敗戦と考えるべき。
ここでこの流れを経験できたことで、次走以降レースぶりに幅が出る可能性の方に期待したい。
東京5R 2歳新馬
【勝ち馬】アップライトスピン
【評価】★★★★【★4】
13.2 – 11.8 – 12.0 – 12.5 – 12.4 – 12.2 – 11.7 – 11.6 – 11.7
私の出資馬アップライトスピンが新馬勝ち。
これは非常に喜ばしいことで有頂天になってしまいそうだが、贔屓目なしにきっちりと評価したい。
スタートは五分。
そこから抑えて道中は隊列のちょうど真ん中あたりでの競馬。
流れが落ち着いても掛かることなく追走し3,4コーナーを回って直線へ。
直線に入るとしばらくは進路を探しながら徐々に加速。
残り2Fで進路を確保するとアクセルオン、一気に差し切った。
4F目以降はずっと加速し続けたレースで、新馬にしては厳しいレース。
その中でラスト3F 11.7 – 11.6 – 11.7 は悪くなく、アップライトスピン自身はラスト1F推定11.2~3。
それなりの評価は必要。
また、この馬はイスラボニータやルージュバックのような高く前脚を上げる独特のフォーム。
荒削りな加速の仕方やこのフォームを見てもノビシロはまだありそうで、将来性に期待を込めて★4評価とする。
東京6R 2歳新馬
【勝ち馬】スズノムサシ
【評価】★★★★★【★5】
12.9 – 12.3 – 12.4 – 12.3 – 11.3 – 10.9 – 11.3
好スタートからジワッと出してハナへ。
道中は2番手の馬を1馬身半ほど離した単騎逃げだったが、直線に入るとさらに突き放して圧倒。
まさに影さえ踏ませない逃げきり勝ちだった。
それほど速いペースでもないのに誰にも絡まれなかったのは非常に幸運だが、それを差し引いてもラスト2Fの加速性能は素晴らしい。
次走に期待。
東京1R 2歳未勝利
【勝ち馬】チビラーサン
【評価】★★【★2】
12.7 – 11.3 – 11.9 – 12.6 – 11.9 – 11.4 – 11.6
スタートで出遅れて最後方から。
道中はあまり流れず、特に3角手前ではみなが譲りに譲りってペースが上がらず、馬群が凝縮する形に。
おかげで後方からと言っても先頭とは6.7馬身圏内で直線へ向くことができた。
直線ではなかなか進路を見つけられなかったが、ラスト200mで外に出すと末脚爆発。
一気に差しきって見せた。
ノーステッキでの勝利であり内容としては悪くないものの恵まれた部分もあり、何か歯がゆさが残るレース。
メンバーレベルも甚だ疑問で、評価は上がらない。
東京2R 2歳未勝利
【勝ち馬】クラサーヴィツァ
【評価】★★★【★3】
13.0 – 11.0 – 12.3 – 12.9 – 13.0 – 13.2 – 11.8 – 11.3 – 11.3
好スタートから先手主張の構えに見えたが、外に行きたい馬が多く控えて5番手のイン。
ペースが落ち着いても掛かることはなく優等生の競馬。
直線で内が開くと一気に突き抜けて楽勝V。
ラスト3Fの構成に目を奪われがちだが、これだけ緩んだことを考えれば普通。
東京3R 2歳未勝利
【勝ち馬】マイネルサンタアナ
【評価】★★★【★3】
7.1 – 11.5 – 12.3 – 12.6 – 12.4 – 12.4 – 12.8
スタート悪く中団から。
3コーナーまでに一気に押し上げて行き、コーナーでは追い通しで3番手。
直線に向くと逃げた2頭に一気に突き放されるが徐々に差を詰めて差し切り勝ち。
競馬ぶりを見る限り1300では距離が短い。
東京4R 2歳未勝利
【勝ち馬】ペレ
【評価】★★★★【★4】
12.9 – 11.5 – 11.7 – 12.0 – 12.4 – 11.8 – 11.5 – 11.7
五分のスタートから控えて中団やや後方での競馬。
遅すぎず速すぎずのペースの中じっくりと溜めて直線勝負。
ラスト300mでステッキが入ると内に切れ込む若さを見せたが、最後は粘るトーセングランをクビ差捕らえて初勝利。
道中は少し後ろすぎるかなと思えるくらい悠々と構えていたが、最後は若さを見せながら危なげなく差し切り勝ち。
兄とは違い長く良い脚を使うタイプ。
今後も要注目。
京都9R 秋明菊賞
【勝ち馬】ローゼンクリーガー
【評価】★★★【★3】
13.0 – 11.9 – 12.5 – 12.2 – 11.7 – 10.7 – 11.4
好スタートを切って好位の一角。
超ドスローの中を上手に追走、最後は上がり勝負を制して2勝目を挙げた。
この流れになれば前にいける馬が有利なのは当たり前。
さらに2着馬が最後猛烈にササって追えないという幸運もあった。
恵まれに恵まれた勝利。
京都5R 2歳新馬
【勝ち馬】カフジジュピター
【評価】★★【★2】
12.4 – 11.5 – 12.5 – 12.5 – 12.6 – 12.7 – 12.2 – 11.7 – 11.5 – 11.7
好スタートから2番手での競馬。
1.2コーナーでは行きたがる素振りを見せていたが、向こう正面に入ると落ち着いて追走。
逃げ馬を見ながら上手に追走し、4角先頭から押しきった。
スローで逃げるメイショウオオタカの4馬身ほど後方を追走していたので、実質スローで逃げているのと変わらない状態。
結局ペースが上がらないまま直線の3F勝負になったが、それでいてこの上がりはかなり不満が残る。
京都6R 2歳新馬
【勝ち馬】シュガリートリーツ
【評価】★★【★2】
13.0 – 12.1 – 12.2 – 11.7 – 11.3 – 11.4
出遅れて最後方から。
万事休すかと思われたが、ペースがかなり遅くなり先頭と3.4馬身圏内で直線へ。
みな外に進路を取る中、コーナーをラチ沿いピッタリで回って直線も最内を突いて差し切った。
時計がかなり遅いうえにこのペースで逃げ馬が潰れている低レベルレース。
評価できない。
京都1R 2歳未勝利
【勝ち馬】デンコウハピネス
【評価】★【★1】
12.3 – 11.1 – 12.2 – 12.5 – 12.7 – 12.9 – 13.1
五分のスタートからジワッと出して好位へ。
道中ペースが遅くなるにつれて徐々にポジションを上げ、断然人気トーセンアミの真後ろに付けて直線へ。
直線では先に抜け出したトーセンアミに最後まで追いすがり差し切って初勝利。
このトーセンアミはラスト1Fで必ず止まる分かりやすい馬で、この馬の真後ろに付けた鞍上のファインプレイ。
時計・上がりともに平凡。
京都2R 2歳未勝利
【勝ち馬】カネコメアサヒ
【評価】★★★【★3】
12.4 – 11.3 – 11.7 – 12.2 – 12.1 – 12.9
好スタートから押してハナへ。
競ってくる馬がいたがこれに譲らず強引に叩くと、3角まで幾度となく競りかけられたが全てを跳ね返して逃げきって見せた。
競りかけてきた人気馬をも振り切ったパフォーマンスは誉めてやりたいところで、時計は今の馬場を考えれば特別速いとも言い切れない。
が、ラスト2Fで加速しているように隠し持った能力はそこそこありそう。
次走試金石。
京都3R 2歳未勝利
【勝ち馬】プランドラー
【評価】★★【★2】
12.6 – 11.3 – 11.4 – 11.8 – 12.2 – 13.0 – 13.1 – 12.1 – 11.8 – 12.0
好スタートから先行集団に取り付くが1.2コーナーではかなり行きたがる素振りを見せる。
向こう正面までには落ち着き、折り合っての追走。
大逃げ馬をはるか前方に眺めながらの競馬で、3角から一気に差を詰めると4角先頭で押しきった。
大逃げ馬がいたためかなり流れたラップに見えるが、この馬はそこから約10馬身後方を追走していたのでこのラップに+1.2~1.5秒加算して考えたい。
そうなればややスローの上がり勝負のように見えてくるから不思議である。
内容はまさにそのままで、隊列から逃げ馬がバテて2~5番手にいた馬が上位を独占。
鞍上の腕で長く良い脚を引き出して押しきったようなだけ。
あまり評価できない。
京都4R 2歳未勝利
【勝ち馬】ブラックウォーリア
【評価】★★★【★3】
12.4 – 11.2 – 12.8 – 12.8 – 13.1 – 13.1 – 12.8 – 12.4 – 13.0
好スタートから積極策。
内に切れ込みながらハナを奪うと、そのまま後続を寄せ付けず逃げ切りV。
勝ち時計はまずまずのレベルにあり上がりもそこそこ。
上でも楽しませてくれそう。
福島1R 2歳未勝利
【勝ち馬】グレートバニヤン
【評価】★★【★2】
7.0 – 10.9 – 11.6 – 12.8 – 13.5 – 13.1 – 13.1 – 13.0 – 13.0
もう1頭の私の出資馬がこちら。
好スタートから一目散にハナを奪う。
道中は後続を引き付けながら逃げ、最後は外から強襲のマンボカリエンテを差し返して初勝利。
上がりこそ平凡も勝ち時計はまずまず。
いつも手応えほど伸びないのが課題で、速いラップを求められるとあっさり崩れそう。



