こんばんは、明瑞新山です。
先週更新できなかった勝ち上がり2歳馬記事です。
遅くなってすみません。
ここ3週間ほど風邪気味でなかなか記事を書くことができませんでした。
治りかけたら調子に乗って外出→悪化を繰り返しているので自業自得。
この日曜日も2頭の出資馬が出走予定で、京都に参戦する予定。
来週の土日は舞台鑑賞のために東京に遠征予定ですし、いつ治るのやら・・・
今年は暖冬だそうですが、むしろ寒さに対する油断が生まれてしまうので皆様お体には十分お気を付け下さい。
まずはサボっていた分からどうぞ。
◆11月3日(土)
■■■■東京11R 京王杯2歳S(G2)■■■■
【勝ち馬】ファンタジスト
【評価】★★★★★★【★6】
12.9 – 12.2 – 12.9 – 13.2 – 11.7 – 10.8 – 11.0
小倉2歳S後に「京王杯2歳Sに出てくればかなりおもしろい馬」としたファンタジストが見事に勝利し重賞2勝目。
好スタートから控えての先行策。
1400m戦で前半38.0という超超スローペースでもしっかりと折り合って競馬を進める。
直線でも残り300mまでじっくり溜めてからのGoサイン。
そこから鋭く伸びて最後はアウィルアウェイの猛追を振り切った。
この流れで折り合えたことは大きな収穫で、朝日杯でも好レースを期待して良さそう。
馬体重+10kgが示す通りパドックでも甘めの造りで、ここからの上昇も見込める。
2着アウィルアウェイは反対にこのスローペースで掛かり通し。
直線では伸びにくい内を通らされたこともあり、ハナ差届かなかった。
この内容は悲観するべきものではなく、むしろこれだけのスローペースを経験したことが次走以降に生きてくる可能性が高い。
阪神JFでもマークしておきたい1頭。
東京5R 2歳新馬
【勝ち馬】エヴァキュアン
【評価】★★★★【★4】
7.2 – 11.7 – 11.8 – 13.3 – 12.7 – 11.5 – 12.1
好スタートからハナを奪いマイペース。
4F目で大きく息を入れられたことが大きな勝因で、直線で並びかけてきた2着馬を振り切った爆発力につながっている。
ただ、それだけ楽に行けたことを考慮しても勝ち時計・上がりが優秀。
一定以上の評価をしなければならない。
東京6R 2歳新馬
【勝ち馬】アゴベイ
【評価】★★★★★【★5】
13.1 – 11.8 – 12.3 – 12.5 – 11.8 – 11.0 – 11.2
好スタートから押してポジションを取りに行くも、ごった返した中で中団での競馬を余儀なくされる。
それでもカッとなることなく、むしろさらに促しながらの追走というおっとりした面も見せた。
直線では大外一気になったがハーツクライ産駒らしい荒削りで魅力的な走りで先行馬を一掃。
小柄だが、今後の動向をぜひともチェックしておきたい1頭。
東京1R 2歳未勝利
【勝ち馬】ラティーンセイル
【評価】★★★★【★4】
12.6 – 11.2 – 11.7 – 12.5 – 13.3 – 12.8 – 12.8 – 13.0
五分のスタートも芝の部分でなかなか行き脚がつかず、押して押しての先行策。
スピードに乗ってしまえば追走楽で、4角では早くも2番手まで追い上げて直線へ。
直線では逃げ馬が1頭抜け出すシーンがあったが鞍上は冷静に追い出しを我慢。
ちょっと気合いを付けただけでノーステッキのままバテる逃げ馬を交わし、後続には影すら踏ませない押し切り勝ち。
これだけ楽な勝ちっぷりで時計は水準クラスとなると今後に期待したくなるが、芝スタートと速い上がりへの適応という課題もある。
東京2R 2歳未勝利
【勝ち馬】グランソヴァール
【評価】★★★【★3】
12.9 – 11.9 – 12.4 – 12.4 – 11.9 – 12.0 – 12.7
好スタートから馬なりの競馬で3番手の外。
淀みない流れを手応え抜群に追走し、直線では持ったまま抜け出して大楽勝。
こちらもノーステッキでの勝利で、高いスピード持続力は評価したい。
東京3R 2歳未勝利
【勝ち馬】マードレヴォイス
【評価】★★★【★3】
12.6 – 11.4 – 11.7 – 12.0 – 12.3 – 11.7 – 11.4 – 11.7
五分のスタートから促して先行策。
外の馬が行きっぷりが良かったことから、先行集団の後ろでの競馬をなったが淀みない流れを考慮すればベストポジション。
直線では狭いところに入ったこともありなかなか差を詰められなかったが、ゴール前で他馬が苦しくなったところで一気に差し切った。
直線での脚の使い方を見る限り、スピード持続力で勝負するタイプ。
そういったレースで力を発揮すれば面白い馬。
東京4R 2歳未勝利
【勝ち馬】エトワール
【評価】★★【★2】
12.9 – 11.6 – 12.1 – 12.7 – 12.8 – 12.3 – 12.2 – 11.6 – 11.3 – 11.8
五分のスタートから掛かり気味に先行策。
2コーナーまでにきっちり折り合って3番手追走。
スローな流れの中、最高のポジショニングで直線へ。
直線では手応えほど切れず、ラスト1F時点では一旦外の馬に交わされるシーンも。
最後はしぶとく差し返して初勝利を上げたが、切れ味勝負になると分が悪いかもしれない。
■■■■京都11R ファンタジーS(G3)■■■■
【勝ち馬】ダノンファンタジー
【評価】★★★★★★★【★7】
12.4 – 11.3 – 11.8 – 12.1 – 11.5 – 11.3 – 11.4
五分の発馬から出たなりの競馬。
遅くもなく速くもない絶妙な流れを5.6番手で追走し直線では大外から楽々差し切った。
前走とは打って変わって激しく追われた直線だったが、最後までしっかり脚を使いまっすぐ走り抜いたのは高く評価したい。
阪神JF最右翼と考えて良さそう。
京都5R 2歳新馬
【勝ち馬】トオヤリトセイト
【評価】★★★★【★4】
12.8 – 12.2 – 13.1 – 12.3 – 11.6 – 11.5 – 11.3
スタート一息で中団からの競馬。
道中で徐々にポジションを上げると3角では前を射程圏内に。
直線では内から外に進路を切り替えてしぶとく伸びて差し切りV。
1400mの3F戦ということで評価しにくいが、このラスト3Fを差し切ったのは立派。
2着馬共々次走注目。
京都6R 2歳新馬
【勝ち馬】シンゼンブースター
【評価】★★【★2】
13.0 – 11.7 – 12.4 – 12.3 – 12.6 – 12.5 – 12.8
スタートでややたち遅れたもののすぐにリカバー。
逃げ馬集団の真後ろに付ける。
流れが落ち着くと2番手の外に出してそのまま逃げ馬との一騎打ちに持ち込んで新馬勝ち。
走破時計・上がりとも水準クラス。
京都7R 2歳新馬
【勝ち馬】ラヴズオンリーユー
【評価】★★★★【★4】
13.7 – 12.3 – 12.5 – 12.7 – 13.0 – 12.5 – 12.1 – 11.1 – 11.0
ゲートオープンに対する反応が鈍く出遅れ。
すぐに巻き返して4番手につけると、直線では最内を突いて鋭伸し新馬勝ち。
超スローの2F勝負で評価のしようがないが、ノーステッキで突き抜けたことは今後の可能性が広がるパフォーマンスと言える。
ただし、最後切れ味勝負の相手になったのはルーラーシップ産駒であり、こちらはディープインパクト産駒。
勝って当然といえば当然。
レースレベルも疑問で、2.3着ばの次走次第で評価が変わってきそうな1戦。
京都1R 2歳未勝利
【勝ち馬】ブルベアイリーデ
【評価】★★★【★3】
12.7 – 11.5 – 11.9 – 12.1 – 12.1 – 12.4
好スタートからハナを奪って逃げ切り勝ち。
1000mでも楽々先手を奪う初速をフルに活かした騎乗で、今後もダートの短距離ならば先行力を武器に長く戦えそうな馬。
京都2R 2歳未勝利
【勝ち馬】ゴールドラグーン
【評価】★★★★【★4】
12.7 – 12.0 – 13.2 – 13.1 – 12.4 – 12.6 – 12.8 – 12.8 – 12.9
好スタートからスッと先手を奪うセンスの良さ。
そのまま逃げ馬のすぐ外に付けて直線まで付き合う。
逃げ馬が直線まで持たずにタレたため4角先頭だったが、そのまま後続を寄せ付けず圧勝V。
勝ち時計上々。
次走試金石。
京都3R 2歳未勝利
【勝ち馬】シゲルピンクダイヤ
【評価】★★★★★★【★6】
12.6 – 11.1 – 11.7 – 12.2 – 12.0 – 11.9 – 11.8 – 11.4
スタートの出が悪く後方から。
すぐに巻き返してポジションを上げて先行集団の後ろまで押し上げる。
そのまま馬群で折り合ってレースを進めるが、新馬戦と同じく3.4コーナーで窮屈なシーン。
それに怯むことなく追走すると、Goサインに応えて鋭く伸びて初勝利。
メンバーレベルに疑問はあるものの、まずまず流れたレースを出遅れから押し上げた上でさらにラスト3Fを加速で締めくくるのだから高く評価しなくてはならない。
この冠名のおかげで過剰人気になることは考えにくく、次走重賞でも本命視できる素材と見た。
京都4R 2歳未勝利
【勝ち馬】カントル
【評価】★★★★★【★5】
12.7 – 11.8 – 12.3 – 12.9 – 12.7 – 12.1 – 11.6 – 11.6 – 12.0 – 12.2
スタート一息で後方から。
前半1000mはペースが遅く行きたがるシーンも見られたが、後半流れが速くなると折り合って追走。
3.4コーナー中間地点で鞍上が追い出すも反応一息。
直線に向いたときにはもう手応えがなくそのまま後方尽かと思われたがラスト1Fでムチが入ると豹変。
一気に加速して前を差し切った。
追い出してからモタモタしていたように、気性面の幼さが課題。
体は兄と同じく立派とは言えないが、まずまずの資質を感じた。
福島1R 2歳未勝利
【勝ち馬】ラテリシウス
【評価】★★【★2】
6.9 – 11.4 – 12.4 – 13.3 – 13.7 – 13.1 – 13.1 – 13.0 – 13.0
やや外に逃げ気味のスタートだったが行き脚は速く一気にハナへ。
そのままゆったりとマイペースに持ち込むと後続を寄せ付けず押し切った。
勝ち時計平凡、上がりも微妙。
福島2R 2歳未勝利
【勝ち馬】ナタラディーヴァ
【評価】★★【★2】
12.1 – 11.0 – 11.2 – 11.6 – 11.4 – 11.9
発馬はあまり速くなく、中団からの競馬。
序盤のうちにポジションを押し上げて3角では好位の一角。
そのまま内ラチ沿いを走り続けて差し切った。
コーナーで加速できる器用さが光った。
◆11月4日(日)
東京9R 百日草特別
【勝ち馬】トーラスジェミニ
【評価】★★★【★3】
13.5 – 12.1 – 12.2 – 12.3 – 12.3 – 11.9 – 11.7 – 11.5 – 11.5 – 11.9
好スタートからハナを奪うとそのままアイビーS同様淡々とペースを刻んで逃げ切りV。
ラップ配分が非常に美しく、これは鞍上の会心の騎乗と言う他ない。
小頭数の縦長の展開で、逃げた馬にこのラップを刻まれては追い込み馬はひとたまりもない。
配分は最高だが、刻んだラップや勝ち時計に見るべきものはない。
東京4R 2歳新馬
【勝ち馬】ノーベルプライズ
【評価】★★★【★3】
12.6 – 11.4 – 12.4 – 13.5 – 13.7 – 12.9 – 12.4 – 12.3
スタート五分でやや押して先行態勢。
ハロンを追う毎に遅くなるクソラップで、楽々追走。
直線では持ったまま抜け出すとそのまま後続を寄せ付けず圧勝。
ラスト2F加速で見た目にも余裕ある勝利だったが、勝ち時計平凡で上がりもやや物足りない。
東京5R 2歳新馬
【勝ち馬】マドラスチェック
【評価】★★【★2】
13.1 – 12.1 – 12.6 – 12.6 – 12.9 – 11.5 – 11.1 – 11.3
パドックで一目見てダート馬と判断してしまう…そんな体つきだったマリブムーン産駒マドラスチェックが新馬勝ち。
好スタートからハナを奪うとスローペースに持ち込んで華麗に逃げ切った。
かなり楽な勝ち方だったがこの流れで後続が全く追い上げてこなかったようにメンバーレベルが低い。
ちょっと評価に困る1戦で、次走試金石。
東京6R 2歳新馬
【勝ち馬】シュヴァルツリーゼ
【評価】★★★★★★【★6】
13.2 – 12.3 – 13.2 – 13.4 – 13.4 – 13.8 – 12.0 – 11.1 – 11.0
スタートイマイチも初速が速く好位へ。
道中は掛かっているのか走法の癖なのか、クビを高く上げて顔を歪ませての追走。
前2騎が後ろを離しての逃げなのに1000m通過65秒という超スローペース。
鞍上は直線に向いてもガッチリ手綱を抑えていたが、ラスト400mで追い出すと一気に加速。
追い出してからの加速が半端なく、楽々突き抜けて快勝。
このペースで先行馬がほとんど止まってしまったように他が弱すぎるという疑念もあるが、それにしても最後の突き抜け方は素晴らしかった。
走法が3年前に同じ条件を新馬勝ちしたアグレアーブルに似ているなぁと思ったら走破時計や上がりタイムまでそっくりという偶然。
あちらがラスト2Fが最速で最後の1Fはラップを落としたのに対してこちらは加速で締めたという違いがあり、個人的にはこちらの方が強いと思っているが、果たして・・・
東京1R 2歳未勝利
【勝ち馬】セイウンコービー
【評価】★★【★2】
7.0 – 11.4 – 11.7 – 12.6 – 12.2 – 12.2 – 12.9
好スタートからあっさりハナを奪うとそのまま逃げ切りV。
あまりに行きっぷりが良すぎるため道中は折り合いに苦労していたが、3.4コーナーまでに落ち着いく。
4コーナーで後続をスッと後続を突き放すとそのまま差を詰めることを許さない強い競馬だったが、時計・上がりともに微妙。
東京2R 2歳未勝利
【勝ち馬】カナシバリ
【評価】★★★【★3】
12.5 – 11.2 – 12.0 – 12.3 – 12.6 – 12.6 – 12.4 – 13.3
五分のスタートから出たなりで追走。
序盤からまずまず流れたレースで、やり合う前を見ながらの最高の展開。
4角でスーっと外に進路を取るとあとは突き抜けるだけの簡単なお仕事。
展開に恵まれた面もあるが、それなりに上がりをまとめてきており、500万でも楽しめそうな馬。
東京3R 2歳未勝利
【勝ち馬】プルミエラムール
【評価】★★【★2】
12.6 – 11.2 – 11.8 – 12.3 – 11.6 – 11.4 – 11.8
五分のスタートから押してポジションを確保。
ペースはそれほど上がらなかったものの、経済コースを通って前との差をジワジワ詰めるとゴール前で一気に差し切って初勝利。
凡戦。
京都4R 2歳新馬
【勝ち馬】サヴォワールエメ
【評価】★★★【★3】
12.6 – 10.9 – 11.9 – 12.8 – 12.8 – 12.3 – 11.4 – 11.1
バラバラとしたスタートの中、比較的上手にゲートを出て好位から。
前半3Fこそ速くなったものの、中盤の2Fは大きく緩んだレース。
その中で好スタートから無理をしなかったこの馬がメンバー中最も楽な競馬をしたと言える。
3.4角で前を射程圏に入れると、逃げ粘るハナイロコマチをゴール前際どく差し切って優勝。
ハナイロコマチは次走勝ち上がり候補の強い競馬をしたと言える。
ただ、上記のように前半3Fでかなり脚を使って逃げたハナイロコマチに対して、かなり楽に競馬をしたサヴォワールエメという構図。
内容的には負けに等しく、ラスト2F 11.4 – 11.1 の優秀な構成でも手放しで評価することはできない。
京都5R 2歳新馬
【勝ち馬】アルクス
【評価】★★★★★★【★6】
13.0 – 12.6 – 13.7 – 13.2 – 12.6 – 12.7 – 12.2 – 11.9 – 11.6 – 11.2
スタートでちょっと煽り後方から。
かなりゆったりとした流れになったが逃げ馬と5馬身圏内での競馬で追走余裕。
後半徐々に流れが速くなっても楽々対応。
4角で外から捲りかけられたが馬なりで振り切る健脚っぷり。
直線でも1頭脚色が全く違っており、大楽勝と言える内容。
前半かなり緩んだため上がりは評価の対象にしにくいが、ラストの伸びは非常に優秀だった。
ちょっと走りが重苦しいため、その辺りが抜けてくればかなり楽しみな馬。
京都1R 2歳未勝利
【勝ち馬】モノディアロゴス
【評価】★★【★2】
12.4 – 11.3 – 11.5 – 11.5 – 11.6 – 11.7
この馬にしてはかなりの好スタート。
そこから馬群でじっくり脚を溜めてレースを展開。
直線まで我慢すると外に進路を取ってフラフラしながら鋭伸、初勝利を手にした。
好スタートのおかげでこれまでの最後方ではなく中団前目で競馬を出来たことが大きな勝因。
鞍上の好騎乗だった。
京都2R 2歳未勝利
【勝ち馬】メイショウクライム
【評価】★★【★2】
12.8 – 11.2 – 11.8 – 13.2 – 13.2 – 12.5 – 12.3 – 11.3 – 11.7
スタート一息も押してハナへ。
そのままスローに持ち込んでいっぱいいっぱいに逃げ込んだ。
真後ろで人気のハギノアップロードが詰まってくれたこともありラッキーな勝利と言えそう。
時計・上がりともに平凡。
ちなみにケープブランコ産駒はこれがJRA芝レース初勝利。
見栄えがする割に鈍足馬が多く、種牡馬としては大失敗。
新馬戦で産駒を見かけたら騙されないようにしたい。
京都3R 2歳未勝利
【勝ち馬】コパノマーティン
【評価】★★★【★3】
12.6 – 11.3 – 11.8 – 12.4 – 12.9 – 12.6 – 12.9
好スタートから馬なりでハナへ。
見た目にはかなり楽に逃げたように見えたが、実は入りの3F35.7のハイペース。
そこから息を入れて後続を引き付けラスト2F目で再加速し振り切って初勝利。
これも鞍上の好騎乗が光ったレース。
とはいえ、このペースで入ってさらに後続を突き放せるのだからなかなかのパフォーマンスと言える。
勝ち時計もまずまず優秀で、逃げ脚も魅力。
次走人気がないようなら狙ってみたい馬。
福島10R きんもくせい特別
【勝ち馬】マイネルサーパス
【評価】★★★★★【★5】
12.5 – 10.6 – 11.8 – 12.4 – 12.0 – 11.6 – 11.9 – 11.7 – 11.7
ムチを入れると千鳥足になるマイネルサーパスが特別勝ち。
好スタートから控えて後方から。
道中緩んだのは4F目の12.4だけというかなり締まった流れ。
3角まで我慢してそこから一気に捲ると最後は流す余裕を見せながらノーステッキで差し切り勝ち。
新馬戦と3戦目の未勝利戦でムチに過度に反応したため、今回は極力ノーステッキを心掛けたのだろう。
流れに助けられた面もあったがそれにしてもラスト3Fラップが落ちていないレースを大外から差し切るのは簡単に出来る芸当ではない。
かなりのハイパフォーマンスだった。
本来は★6としたいが血統的な天井の低さを考慮して★5評価。
福島5R 2歳新馬
【勝ち馬】ワシントンテソーロ
【評価】★★★★【★4】
7.2 – 11.5 – 12.3 – 13.1 – 13.3 – 13.1 – 12.6 – 12.4 – 12.8
好スタートから馬なりの競馬。
このメンバーではスピードの絶対値が違いすぎて楽々2番手に付け、4角先頭からあとは突き放す一方のランドスライド。
勝ち時計は水準以上で上がりも上々。
次は是非中央場所で見たい1頭。
福島1R 2歳未勝利
【勝ち馬】ハンサムリー
【評価】★★★【★3】
9.4 – 10.9 – 11.6 – 12.4 – 12.2 – 12.9
前走後の記事で「次走確勝」としたハンサムリーが初勝利。
好スタートから一気にハナを奪って逃走。
この距離で後続を2馬身ほど離して逃げる速力を見せつけ、直線入り口ではセーフティリード。
最後やや差を詰められた2着馬もいっぱいいっぱいで脚色はほぼ同じの完勝と言える内容。
昇級してもこの速力を最大限に活かせば面白い。
福島2R 2歳未勝利
【勝ち馬】アマネセール
【評価】★★【★2】
12.8 – 10.7 – 12.3 – 13.0 – 12.8 – 11.6 – 11.7 – 11.9 – 11.9
前走時、スタートで大きな不利を受けたことを記事に取り上げたアマネセールが完勝。
単勝で大きく勝負した身とすればここの4.2倍は本当に美味しい配当だった。
今回は大きな不利なく五分のスタート。
この時点でもらったようなものだった。
1コーナーでやや掛かる素振りを見せる。
前があまり流れなかったこともあって向こう正面からジワジワと差を詰めて中団前目へ。
4角では前を射程圏内に入れ、直線で一気に差し切った。
内容としては悪くないがラップ構成は平凡。



