こんばんは、明瑞新山です。
まずは皆様にお知らせがあります。
「先週の回顧」の記事ですが、閲覧数が少ないためしばらくお休みとさせていただきます。
一定以上の数は見ていただいているのですが、新着記事がどんどん上に来ることで他記事をサイトトップから消してしまっていることもありましてお休みを決定しました。
基本的には週末の記事、もしくはこの2歳馬記事で触れて行くことにしますね。
詳しい分析が気になる方がいらっしゃいましたら、twitterアカウント(@meizuishinzan)までDMいただけましたらお返事させていただきます。
確実にお返事できるかは分かりませんが・・・。
さて、もう1つお知らせ、というか回答ですね。
この2歳馬記事の★6とか★4とかいうのはだいたいどのくらいの評価か、最大でいくつまであるのかという質問をいただきました。
僕が評価方法を丸パクリした優馬さんでも具体的に言及はされていませんが、昨年までを例に取ると・・・
★9→GIクラス
★8→G2クラス
★7→G3クラス
★6→OPクラス
★5→準OPクラス…以下★1つ下に行く毎にクラスが1つ下がる
といった感じでした。
ここまで具体的に表記すると語弊が生まれそうなので避けますが、私の中のニュアンスは以下の通りです。
最大値→★9
評価
★9→クラシック複数制覇間違いなし!
★8→クラシック制覇を期待できるレベル
★7→重賞制覇を期待、クラシックでも上位を期待できる
★4~6→OPや重賞で活躍、クラシック出走
★3→500万勝ち期待十分、OP・重賞でも活躍できれば
★2→500万で勝ち負けできるかどうか
★1→ノーコメント
ダートデビューの馬に関しては
★9→GI複数勝利期待
★8→GI制覇期待
★7→重賞制覇期待、GIでの活躍を見込む
★6→OP制覇期待、重賞での活躍を見込む
★5→OP、交流重賞での活躍を期待
★3~4→高額条件での活躍を期待
★1~2→低額条件止まり
といった感じ。
ダートデビューの馬にも将来はあるのですから、無碍に扱ったりせずにキチンと評価しています。
先週もたくさんの2歳戦が行われています。
さっそく見ていきましょう。
◆10月20日(土)
■■■■東京9R アイビーS■■■■
【勝ち馬】クロノジェネシス
【評価】★★★★★【★5】
12.9 – 12.0 – 12.3 – 12.8 – 12.9 – 12.3 – 11.3 – 11.0 – 11.1
新馬戦★4評価のクロノジェネシスが快勝。
五分のスタートからインのポケットで折り合い重視の競馬。
ゆったりとした流れでラストの切れ味勝負になるなか、直線ではなかなか進路を決定できず追い出しが遅れてヒヤッとさせられるシーンも。
だが、Goサインが出されてからの切れ味は桁違いで、一気に抜け出しての楽勝。
これだけの上がり勝負になっては後続は手も足も出なくて当然。
このレースの評価だが、完全に3F勝負になっており上位入線馬・惨敗した人気馬ともになんとも言えないところ。
上位入線馬に関しては次走は今回よりも人気を集めるだろうから静観、敗れた人気馬も血統背景や勝ち上がり時のパフォーマンスでしつこく人気するであろうから静観…といったところだろうか。
クロノジェネシスの切れ味は本物と見て★4→★5評価に変更とする。
圧倒的人気を集めたトーセンカンビーナ(★4評価)や2番人気カウディーリョ(★5評価)に関して私はかなり微妙なジャッジを下しており、記事を参考にしたという読者から喜びの声も届いた。
クロノジェネシスに関しても★4評価でラスト2F以外に見どころはないと一見微妙なジャッジだったが、そこを切れ味勝負なら通用すると拡大解釈したとのことで、力になれて満足の結果。
東京5R 2歳新馬
【勝ち馬】ランフォザローゼス
【評価】★★★【★3】
13.2 – 12.2 – 11.9 – 12.1 – 12.7 – 13.0 – 13.2 – 11.5 – 10.9 – 11.4
エアグルーヴ×ディープインパクト、日本競馬の至宝と言っても過言ではない名血ラストグルーヴの2番仔がデビュー。
同レースでは先日復活勝利を果たしたサトノダイヤモンドの全弟サトノジェネシスもデビューしており、人気ではそちらが上だった。
五分のスタートを切ると内枠を活かして2番手。
やや行きたがる素振りを見せたがなんとかなだめて追走。
逃げ馬が一旦後続を突き放してからスローに落とす特殊なラップを刻んだが動じることなく淡々と追走。
ラスト2Fで外から来た馬と共に逃げ馬に並びかけるとGoサイン。
一旦は2着馬に交わされたが、そこからしぶとく差し返しての新馬勝ち。
パドックでは兄よりもさらに胴が詰まった体で登場。
お世辞にも走る馬には見えず、将来性はないと言っても良い。
ラップ面でも微妙で、次走は消し安定。
東京4R 2歳新馬
【勝ち馬】タニノミッション
【評価】★★★★★★【★6】
13.1 – 11.9 – 12.4 – 12.8 – 12.9 – 11.5 – 11.0 – 11.2
5Rがエアグルーヴの孫とサトノダイヤモンドの全弟ならば4Rにはウオッカの娘とアユサンの全弟が登場。
良血馬のデビューラッシュで、競馬場に詰めかけたファンも胸を躍らせたことだろう。
結果はウオッカの娘タニノミッションが快勝。
好スタートから先行態勢を取ると掛かり気味に追走。
直線でも手応え抜群で、余裕を持って進路を確保。
ラスト1Fで追い出されると瞬く間に抜け出す…と同時に内に飛んでいってしまい、若いところを見せた。
逆にいえばラスト1Fはそのアクシデントがあっても11.2を計時しているということで、まだまだ脚を使えた可能性があるということ。
とはいえ、道中は極端なスローでもあり上がりだけに着目するのは危険。
一応★6評価とするが、次走試金石。
東京1R 2歳未勝利
【勝ち馬】アキンド
【評価】★【★1】
12.9 – 11.2 – 12.2 – 13.1 – 13.1 – 12.5 – 13.3
好スタートから一歩目が速く一気にハナへ。
内から主張されると譲り好位の形になったが全く問題なく直線へ。
直線ではラスト300mまで追い出しを待つ余裕があり、そのまま後続を寄せ付けず完封勝利。
時計・上がりともに最低ランクで、正直このレースそのもののレベルが最底辺だったと言わざるを得ない。
当然次走は消しで、ここで1.7倍の支持を集めた2着馬も次走人気必至なので消して妙味だろう。
東京2R 2歳未勝利
【勝ち馬】ハツセ
【評価】★★【★2】
12.8 – 11.7 – 12.5 – 13.0 – 13.2 – 12.6 – 12.0 – 12.8
スタート五分も控えて6.7番手から。
スローペースになったためにやや行きたがる素振りを見せたがなんとか宥めて直線へ。
直線では残り400mで追い出され、一気に前を交わすとそのまま押し切り勝ち。
時計平凡、上がりはまずまずといったところ。
500万なら。
東京3R 2歳未勝利
【勝ち馬】ココフィーユ
【評価】★★★【★3】
12.7 – 11.5 – 12.1 – 12.5 – 11.3 – 11.3 – 11.6
ポーンとロケットスタート。
その後は控えて折り合い重視の競馬。
ラップを見ても分かる通り、1F通過ごとにペースが遅くなり直線で一気に噴射する極端な上がり勝負。
切れ味に分がある馬が強く、そういった意味ではかなり恵まれた競馬だった。
京都5R 2歳新馬
【勝ち馬】キセキノカガヤキ
【評価】★★【★2】
12.4 – 10.9 – 11.7 – 12.0 – 11.9 – 12.0 – 11.8
五分のスタートから行きたい馬を行かせて好位で折り合って運ぶ。
直線入口から内外大きく広がったレースになったが最後はしぶとく伸びて差し切りV。
ラップを見てもかなり微妙なレース。
将来性はなさそう。
3着のブランノワールは初めてのレースに戸惑っている感じで、モタモタしていたが勢いつくと良い脚を見せていたので次走注目。
ただし、上記のようにレースとしての質は低いのであまり人気を集めるようなら買う前に立ち止まって考えたい。
京都4R 2歳新馬
【勝ち馬】ゴルトマイスター
【評価】★★★★★【★5】
12.7 – 11.5 – 13.3 – 13.1 – 12.7 – 12.9 – 12.6 – 12.3 – 12.9
五分のスタートから押して先行集団に取りつく。
道中はそのまま好位3番手の外を追走。
1頭また1頭と徐々に脱落馬が出る中、最後まで残ったのが逃げた2着馬とゴルトマイスターのみ。
ラスト1Fでその最後の1頭を振り切って新馬勝ちを収めた。
道中のペースもまずまずで上がりもまとめた。
次走が楽しみ。
京都6R 2歳新馬
【勝ち馬】グルーヴィット
【評価】★★★★★【★5】
12.3 – 11.3 – 11.6 – 12.2 – 12.7 – 13.1 – 13.0
好スタートも芝の部分でスピードに乗れずバタバタとした追走に。
砂をかぶって戸惑ったり一定のスピードで追走できない等、随所に若さを見せながらの競馬。
3.4コーナーではムチが飛ぶなどバッタバタの追走で、直線入り口では鞍上が追うのを止めた。
普通の競馬ならば直線入り口まで追い通しでムチまで使った馬が追うのを止める=惨敗の図式なのだが、今回は反対でムチを使った結果スピードに乗りすぎたため追うのを止めたようだった。
結果そのままぶっちぎっての圧勝。
抜け出すと馬がヤめて減速したため再びムチで叱咤しており、まずはこの若さが課題となりそうだ。
新馬としては勝ち時計は優秀。
京都1R 2歳未勝利
【勝ち馬】ニューモニュメント
【評価】★★★【★3】
12.3 – 11.2 – 11.8 – 12.2 – 12.6 – 12.8 – 13.1
スタート五分も行き脚がつかず最後方から。
道中はそのままゆっくりと追走し、直線で末脚爆発。
一旦は絶望的な差に見えたがみるみる差を詰めると差し切りV。
このレースの直前に降雨があったとこを加味すれば時計・上がりともに平凡。
京都2R 2歳未勝利
【勝ち馬】タマモメイトウ
【評価】★★【★2】
12.2 – 10.8 – 11.3 – 11.6 – 11.8 – 12.6
五分のスタートから押してハナを窺うがスピードに乗りきれず。
そのまま番手で競馬を運び、早めに逃げ馬にプレッシャーを掛ける強気の競馬。
直線でもなかなかスピードに乗れなかったが、外から強襲の2着馬をギリギリ抑えきってハナ差勝利。
体の使い方が下手でトップスピードに乗るまでに時間がかかりすぎる。
現状では将来に期待できるものはない。
京都3R 2歳未勝利
【勝ち馬】ブラヴァス
【評価】★★★【★3】
12.5 – 11.1 – 12.3 – 12.1 – 12.0 – 12.1 – 12.1 – 12.5 – 12.7 – 12.9
五分のスタートから2番手で積極的に競馬を運ぶ。
逃げ馬が淀みなく飛ばすレースで全馬追走手一杯の異常なレースになった。
4角で逃げ馬が自滅すると直線では追い縋る2着ばを振り切って初勝利。
内容としては完全な消耗戦。
現代競馬でこういったレースになる方が珍しく、これがこの馬の適性なのであれば大成はできないと見たほうが良い。
個人的には新馬戦からの良化はみられたので、とりあえずは★3評価で様子見といったところ。
新潟2R 2歳未勝利
【勝ち馬】レオンコロナ
【評価】★★★【★3】
12.6 – 11.9 – 13.1 – 13.4 – 13.1 – 12.6 – 12.6 – 12.1 – 12.9
ロケットスタートからハナを奪いそのまま逃げ切り勝ち。
2番手の馬に早めに詰められる苦しい内容ながら直線であっさり突き放した内容はまずまず良かった。
時計、上がりは平凡。
新潟5R 2歳未勝利
【勝ち馬】ジャスティン
【評価】★★【★2】
12.7 – 11.7 – 12.3 – 12.5 – 12.1 – 11.2 – 11.2 – 11.9
ゲート入りを嫌った馬がいたことで多くの馬が5分以上ゲート内で待たされることとなったこのレース。
スタートから先手を奪い軽快に逃げたジャスティンが初勝利を手にした。
内容としては平凡なレースで、この着差だけを見て次走人気ならば切って妙味。
◆10月21日(日)
東京9R くるみ賞
【勝ち馬】ウインターリリー
【評価】★★★【★3】
13.1 – 11.6 – 12.2 – 12.7 – 11.7 – 11.0 – 11.4
スタート一息も押してハナを奪ったウインターリリーが逃げ切りV。
道中はじっくりと後続をひきつけ、ラスト2Fで一気に加速させる単純だが勝利にはもっとも近いレースに鞍上が導いてくれた。
ここまでの差しレースとは一転して逃げ切った形だが、最近の北村友騎手はこういった決めつけない騎乗ができる騎手に進化しており、個人的には非常に期待している一人である。
今後どういった騎手になるのか、じっくりと見極めていきたい。
東京5R 2歳新馬
【勝ち馬】トリヴォルテソーロ
【評価】★★【★2】
12.7 – 11.4 – 12.3 – 13.1 – 13.4 – 13.1 – 12.2 – 13.1
好スタートから押して先行態勢。
3番手の外という絶好位を確保するとそのまま上手に流れに乗って直線へ。
直線では前を行く2頭を早めに捕えたもののそこからの伸びが今一つで、最後は2着馬の強襲をかろうじて凌ぎぎって新馬勝ち。
取り立てて評価できるものはない。
東京4R 2歳新馬
【勝ち馬】ロカマドール
【評価】★★★【★3】
12.8 – 11.7 – 12.3 – 12.6 – 11.8 – 11.3 – 11.4
好スタートから好位につけて競馬を展開。
道中はきっちり折り合い、直線でも手応え十分の追走。
ラスト2Fで追い出されるとジワジワと伸びて内2頭を交わし、最後は2着馬の追撃を振り切ったところがゴール。
前日のココフィーユのレース以上にスローな流れになっており、内容としては2着馬の方を評価すべき。
ロカマドールに関しては次走試金石。
東京1R 2歳未勝利
【勝ち馬】タイセイビルダー
【評価】★★【★2】
13.0 – 11.6 – 12.0 – 12.3 – 13.2 – 13.2 – 12.4 – 12.9
好スタートから控えて中団前目での競馬。
前半は前が飛ばしたので離された格好になったがこれが奏功して差し切り勝ち。
直線では前半脚を溜められたアドバンテージがありながらも2着馬に最後まで抵抗されており、内容としては物足りない。
このペースを追いかけて粘った2着馬は次走注目。
東京2R 2歳未勝利
【勝ち馬】ペルソナデザイン
【評価】★★★【★3】
13.3 – 11.9 – 12.4 – 12.0 – 12.1 – 12.7 – 13.0 – 11.6 – 11.3 – 11.9
発馬五分で好位からのレース。
と、思いきやそこから速くなったり遅くなったり実に汚いラップが刻まれて前とは離れていく形に。
これに付き合わなかったのはジョッキーの英断で、掛かり気味に付き合った断然人気のエクリリストワールは最後止まってしまうことになる。
ペースが落ちたところで外に出して一気に前との距離を詰め、直線で差し切りV。
このレースは騎手の巧拙が大きく着順に寄与しており、敗れた中からはエクリリストワールとエレンボーゲンは次走巻き返しに期待。
内容としては平凡で、レースレベルも高くないのでどの馬も次走軸候補に出来るかどうかは一考の余地あり。
東京3R 2歳未勝利
【勝ち馬】エフティイーリス
【評価】★★★【★3】
12.9 – 11.2 – 12.4 – 12.9 – 13.0 – 12.9 – 11.8 – 11.2 – 11.4
スタートはあまり良くなかったが、すぐに行き脚がつき好位から。
道中は絵にかいたようなスローペースで、直線までまったく動きなし。
ラスト3Fの瞬発力勝負で力強く突き抜けて快勝。
スローの瞬発力勝負への対応力が十分に備わっていることはわかったので、次走でどういった競馬が出来るのかが楽しみ。
京都9R なでしこ賞
【勝ち馬】オルトグラフ
【評価】★★★★★【★5】
12.0 – 11.0 – 11.8 – 12.5 – 12.5 – 12.7 – 12.5
好スタートも芝の部分でなかなかスピードに乗れず先行集団の後ろに。
ダートに入ると途端に走りが良くなり楽々追走。
直線までじっくり追い出しを我慢し、Goサインが出ると一気に並びかける。
ラスト1Fでムチを連打されるとさらに加速して楽勝V。
+10kgはすべて成長分で、新馬とは大きく変わった姿を見せてくれた。
これは今後が楽しみな逸材で、★3→★5に昇格。
京都5R 2歳新馬
【勝ち馬】ワールドプレミア
【評価】★★【★2】
12.7 – 11.1 – 11.8 – 12.3 – 12.5 – 12.1 – 12.6 – 11.2 – 11.7
噂の2億6000万円ホースが登場し新馬勝ち。
スタートは良くなかったがすぐに巻き返して中団から。
スローな流れを外々からジワジワとポジションを上げながらの追走。
直線に向くと大外から鋭い脚を使って差し切りV。
正直ラップ構成は微妙で、評判倒れ感がスゴイ。
個人的には次走よっぽどメンバーレベルが低いレースじゃない限り消し評価。
京都4R 2歳新馬
【勝ち馬】ワールドウォッチ
【評価】★★★【★3】
12.7 – 11.1 – 11.4 – 11.6 – 11.3 – 11.9
五分のスタートから押して好位へ。
やや速めのペースを2頭雁行状態のレースとなりそのまま直線へ。
手応えではやや劣っていたものの、ラスト1Fで内の逃げ馬を振り切るとそのままいっぱいいっぱいに逃げ込んだ。
ラップ時計ともに普通。
京都1R 2歳未勝利
【勝ち馬】アーズローヴァー
【評価】★★★【★3】
12.6 – 11.7 – 11.9 – 12.1 – 12.5 – 13.0
好スタートから控えて中団での競馬。
しっかり折り合いを付けながらで、余裕のあるレースが出来ていた。
コーナーで早めに前に並びかけると直線では図太く伸びて初勝利。
初戦が酷い競馬っぷりだったので一転して横綱相撲ができたことは今後に向けて大きな材料。
京都2R 2歳未勝利
【勝ち馬】ダンサーバローズ
【評価】★★★★★【★5】
12.3 – 11.6 – 12.7 – 12.7 – 12.6 – 12.9 – 12.8 – 12.7 – 12.9
好スタートから積極策を匂わせるも最内のコパノジョウオーも譲らない姿勢。
ここで控えるかと思いきや強引にハナを奪って逃げて見せた。
あとは「来れるなら来てみろ」と言わんばかりに淀みのないラップを刻んで逃げ切り。
自ら強引なラップ構成に持ち込み、最後までほとんど落とさなかったのは立派。
次走楽しみ。
京都3R 2歳未勝利
【勝ち馬】リオンリオン
【評価】★★★【★3】
12.6 – 11.0 – 11.3 – 11.9 – 12.6 – 12.3 – 12.0 – 12.0 – 12.3
五分のスタートから出たなりの競馬。
他がかなり行きたがったので中団からの競馬になったが、普通のペースなら好位から運ぶ競馬になっていただろう。
道中は後方で脚を溜め、直線では前が苦しくなったところを一気に差し切って初勝利。
流れに助けられた面が大きい。
新潟5R 2歳新馬
【勝ち馬】トロシュナ
【評価】★★★【★3】
12.6 – 11.3 – 12.2 – 12.3 – 12.6 – 11.6 – 10.9 – 12.3
発馬一息で後方からの競馬。
ジワッと巻き返して中団に位置して脚を溜めて直線へ。
コーナーでは口向きの悪さを見せつつも徐々に外に持ち出され、直線では大外一閃差し切った。
一瞬の切れ味は評価しなければいけないが、ラストは全馬の脚が上がっていたようにこの馬だが飛び抜けたパフォーマンスを見せたわけではない。
他が弱すぎただけであり、この末脚を鵜呑みにするのは危険。
新潟1R 2歳未勝利
【勝ち馬】イベリス
【評価】★★★★【★3】
12.4 – 10.8 – 11.5 – 12.3 – 11.7 – 11.8
五分のスタートから押して先行態勢。
2番手を確保すると、そのまま逃げ馬を可愛がりつつ直線へ。
内回りで最終コーナーまで前を可愛がったとくればあとはその逃げ馬を交わすだけの簡単なお仕事。
内容としては薄いが、操縦性の高さやレースセンスの良さは評価して良い。
新潟2R 2歳未勝利
【勝ち馬】ロンドンテソーロ
【評価】★★【★2】
12.0 – 11.4 – 11.9 – 12.2 – 11.9 – 12.8
五分のスタートから出たなりの競馬。
ほとんど追うところなく4番手につけられたように、スピードはこのメンバーでは上位だった。
そのまま手応え抜群に直線に向くと内の馬を交わして初勝利。
かなり窮屈な走りをする馬で、その辺りが改善されない事には上での活躍を見込むのは酷かもしれない。



