こんばんは、明瑞新山です。
今週も2歳馬記事、張り切っていきやすよ~!
◆8月18日(土)
新潟5R 2歳新馬
【勝ち馬】ロジャーバローズ
【評価】★★★★★【★5】
12.8 – 11.2 – 11.9 – 12.5 – 13.1 – 12.6 – 12.3 – 12.6 – 11.8 – 11.7
五分のスタートから促して好位へ。
少し行きたがる素振りも見せていたがインの5番手とい絶好位でレースを進める。
直線で外に出すとしっかり加速し楽々抜け出して新馬勝ち。
ペースは新馬戦にしては流れた方だが、直線に向くまで大幅なペースアップは無く、完全にラスト2Fの競馬。
加速ラップで締めくくるのは最低限のラインとも言えるラップ構成であり、次走試金石。
パドックでは見栄えのする好馬体を披露しており、今後の成長に期待。
新潟1R 2歳未勝利
【勝ち馬】ミチビキ
【評価】★★★【★3】
12.8 – 11.4 – 12.5 – 13.0 – 12.7 – 11.1 – 11.1 – 12.0
好スタートから外2番手の絶好位でレースを運ぶ。
人気のエイシンロードが掛かりっぱなしなのとは対照的にぴったりと折り合って追走。
直線では完全にエイシンロードに交わされるシーンもあったがしぶとく脚を使って差し返し、内から猛追してきたハミングデイズをハナ差抑えて初勝利。
ラスト1Fで大きくラップが落ちたところで差し返したようになかなかのスピード持続力。
おそらくこの父の血がこの稍重馬場で騒いだことによるものだろう。
高評価は難しい。
新潟2R 2歳未勝利
【勝ち馬】マイネルバトゥータ
【評価】★【★1】
12.6 – 11.7 – 11.6 – 12.5 – 12.0 – 12.6
好スタートからハナを奪いそのまま圧勝。
馬場を考慮すれば走破時計は平凡で、ラスト3Fも平凡。
見どころなし。
小倉5R 2歳新馬
【勝ち馬】アズマヘリテージ
【評価】★★【★2】
12.1 – 10.4 – 11.1 – 11.8 – 12.0 – 12.2
やや出負けしたが押して挽回、好位からの競馬になる。
3コーナーで外を選択すると徐々に前との差を詰め、最後は粘るスカーヴァティを差し切って優勝。
パドックではまだまだ腰の甘さが目立ち、ここがパンとしてこない限り坂のあるコースはダメそう。
時計もラップも平凡。
小倉2R 2歳未勝利
【勝ち馬】ダノンチェイサー
【評価】★★★★★★【★6】
12.8 – 11.5 – 12.4 – 12.3 – 11.9 – 11.7 – 11.7 – 11.7 – 11.6
好スタートも行きたい馬を行かせて4番手から。
そのまま流れに乗っての追走だったが、このレースは後半のラップが尋常ではなかった。
これを3コーナーからジワッと出して行って最後を加速ラップで締めるとは恐れ入った。
さすがの評判馬、新馬からの変わり身は見事。
ただし、ピッチ走法なので小回りが向いたということは大いにある。
その辺りの見極めは次走。
それプラス北九州記念の走破時計から馬場自体が良好すぎて1F毎のラップが速い可能性もあるので一応は★6評価。
このレース自体のレベルは高く、2.3.4着馬はすぐに勝ち上がれる素材。
で、このレースについて愚痴らせて欲しい。
3着のグッドレイズ。
私の本命馬だったのだが、あの騎乗は一体なんだ。
かの有名なマハーバリプラムを思い出すレベルのクソ騎乗。
いやマジでお前だけは八百長認定されろ。(中央競馬ではあると思ってません)
スタートからハナを奪う勢いで押しておきながら引いて1コーナーでは大外を大きく回るロス。
後半ペースが上がった時にはそれに付き合って追走していたのに3コーナーであっさり諦めて4コーナーでは追いもしない。
たしかに口向きからコーナリングに難がある馬の可能性も否定できず、もしそうであればコーナーで追わなかったのは責められない。
が、直線でも全く追わないのはどういう了見だろうか。
あまつさえゴール前で馬が地力で差を詰めた後にちょっとだけ追うフリをして3着入線。
あのまま追わずに4着入線ならば怠慢騎乗として制裁を受けていたであろう。
むしろこの馬から複系以外の馬券を買っていた身からすればそうなってくれた方が良かったレベルだ。
ちゃんと追ってれば2着はあったとか思わない。
が、納得いかないレースはやめろ。
おい秋山真一郎、お前の事やぞ。
札幌5R 2歳新馬
【勝ち馬】エレナレジーナ
【評価】★★★【★3】
7.0 – 12.5 – 12.5 – 12.8 – 12.5 – 12.2 – 11.7 – 11.6
スタート五分から外目の好位を追走。
3コーナーから進出を開始すると4コーナーでは前を射程圏に入れ、最後は逃げ粘るヘリオスを差し切って新馬勝ち。
パドックでは小ぢんまりした体で決して見栄えがするとは言い難かったが、柔らかさは目を見張るものがあった。
もっと馬体に幅が出てくれば面白そうな馬。
現時点では高い評価は難しい。
札幌1R 2歳未勝利
【勝ち馬】イッツクール
【評価】★★★★★【★5】
12.4 – 11.4 – 11.3 – 11.2 – 11.5 – 12.2
本命馬が目論見通りの逃げ切り勝ち。
ジワッと出していったのでややスロー気味のラップかと思いきや後続を振り落す鬼畜ラップ。
この構成ではラスト大幅に落とすのは仕方がない。
ひょっとしたらかなりの強者かもしれず、次走が楽しみ。
札幌2R 2歳未勝利
【勝ち馬】シェーングランツ
【評価】★★★★★【★5】
12.6 – 11.4 – 12.2 – 12.5 – 12.8 – 12.4 – 12.4 – 12.5 – 12.3
ソウルスターリングの妹が初勝利。
新馬戦とは一転して淡々とした抑揚のないラップ構成になったこのレース。
中団から一気の差し切りを見せた。
勝ち時計優秀、ラップも最後まで落としてはいない。
ただし、2着馬の上がりが38.1であることからもこのレースは普通のレースではなかった。
このラップ構成のレースをハイパフォーマンスで勝っても現代日本競馬では通用しないことが多々ある。
それはストロングタイタンの不安定さを見ればすぐに分かるはずだ。
姉は新馬戦である程度の瞬発力を見せていたが、この馬にそれが備わっているかを見極めるのは次走。
現状のサンプルは新馬戦のみで、そこの内容から察すると次走東京のレース等であれば切ってしまっても構わない馬だと思う。
◆8月19日(日)
新潟5R 2歳新馬
【勝ち馬】プロスペリティ
【評価】★★★【★3】
12.8 – 11.1 – 11.8 – 12.8 – 12.7 – 11.7 – 11.2 – 11.7
やや出負けも、押して好位へ。
そこで折り合って流れに乗る大人びた競馬。
直線まで全くペースが上がらないレースで、直線で仕掛けられるとしぶとく脚を伸ばして差し切った。
この流れで実質脚を使ったのは2Fだけ。
あまりレベルの高い競馬とは言えそうもない。
パドックでは非力な体で歩様にも力強さが足りなかった。
軽い芝だからこその勝利だろう。
新潟6R 2歳新馬
【勝ち馬】ダノンジャスティス
【評価】★★★★★【★5】
12.9 – 11.6 – 12.2 – 12.6 – 12.2 – 11.3 – 11.2
半馬身出遅れるもすぐに加速がついて好位へ。
3.4角でも引っ張りきりの手応えで、直線で追い出されると一気に弾けて差し切り勝ち。
1400m戦で入りの3F36.7、800m通過が49.3という驚異のスローペース。
このペースならば脚が溜まってこのラスト2Fもさほど驚けない。
しかも直線平坦で軽い芝の新潟とくれば尚更だ。
1頭だけ次元の違う競馬をしたのはたしかにそうだが、これは回りが弱すぎただけ。
抜け出す時のフットワークやパドックでの迫力は十分だったので低評価にはならないが、今後どちらに化けてもおかしくない馬である。
新潟1R 2歳未勝利
【勝ち馬】シャドウセッション
【評価】★★★★【★4】
12.5 – 10.4 – 10.9 – 11.9 – 12.2 – 12.1 – 11.8
やや出負けして中団から。
前が33.8と速く、差し馬に有利な流れを一気に差し込んで初勝利。
勝ち時計まずまずで上がりのラップも優秀。
最後は押さえる余裕もあったとこを考えれば水準以上の力があると考えてよいだろう。
今回のレース振りならば距離延長も対応出来そう。
小倉5R 2歳新馬
【勝ち馬】ヴィクトリアピース
【評価】★★【★2】
12.9 – 11.7 – 13.2 – 13.3 – 12.0 – 12.1 – 12.2 – 11.7 – 12.0
スタートで立ち遅れて後方から。
前半スローだったが後半は一気に捲っていく馬がいた影響で速い流れに様変わり。
この出遅れが良い方に出た。
また、直線でミッキースピリットが内に斜行して自滅したことも大きかっただろうか。
レースとしては凡戦。
小倉1R 2歳未勝利
【勝ち馬】スタークオーツ
【評価】★★【★2】
12.2 – 10.9 – 11.8 – 12.0 – 12.7
好スタートから3番手追走。
じっくり構えて前を捕える競馬だったが、残り1Fでは届くかどうかかなり微妙な位置。
そこから鞍上のムチに応えて1完歩毎に差を詰めて初勝利。
初速不足で距離延長は歓迎のタイプ。
1400mまでは守備範囲だろうが、相手が強くなるとさてどうだろう。
小倉2R 2歳未勝利
【勝ち馬】ファストアズエバー
【評価】★★★★【★4】
12.4 – 10.9 – 11.4 – 11.5 – 11.3 – 11.6
出が悪く後方からの競馬。
道中では行きたがる馬を鞍上が懸命に宥めての追走。
コーナーで徐々に進出すると、ラストは外から豪快に差し切った。
この流れの中で最後までしっかり脚を伸ばしたことは高く評価すべき。
小倉2歳Sでも流れが向けば出番があってもおかしくない。
■■■■札幌9R クローバー賞(OP)■■■■
【勝ち馬】ウインゼノビア
【評価】★★★★★★【★6】
6.9 – 11.8 – 12.4 – 12.6 – 12.7 – 12.3 – 11.7 – 11.8
好スタートからマイペースに持ち込むと後続の追撃を許さず楽々逃げ切りV。
勝ち時計平凡もスローに落としたのだから仕方がない。
直線では突き放す一方だったこととゴール前で押さえる余裕があったことは高く評価したい。
評価は変わらず★6。
札幌5R 2歳新馬
【勝ち馬】カウディーリョ
【評価】★★★★★【★5】
12.8 – 12.4 – 12.6 – 13.0 – 13.5 – 12.8 – 12.0 – 11.4 – 11.5
好スタートから3番手先行。
そのまま追走し3角から前を捕えに出て最後は一騎打ちを制した。
クラージュゲリエの新馬ほどではないにせよかなりのスローペースで、実質脚を使ったのは2Fと考えるとやや物足りない。
当日の馬場レベルが判定しにくく、どれくらいの稍重だったのかわからないので無下に低評価にはしないが・・・。
パドックではまだまだ非力で個人的には大成するとはとてもじゃないが思えない体付き。
個人的には期待できないと思っている。
札幌1R 2歳未勝利
【勝ち馬】ラバストーン
【評価】★★★【★3】
6.9 – 12.1 – 12.7 – 12.7 – 12.3 – 11.9 – 11.9 – 12.0
好スタートからスローのマイペースに持ち込んで逃げ切り。
ラスト3Fはしっかりまとめておりまずまずの競馬だったと言える。



