こんばんは、明瑞新山です。
早速先週の回顧に入りましょう。
先週は3鞍推奨で1鞍的中。
その1鞍の回収率が102%という結果。
週単位の回収率はお察しください・・・
◆クイーンS(G3)
12.1 – 10.8 – 11.5 – 12.1 – 12.6 – 12.5 – 11.8 – 11.3 – 11.5
スタートからジワッとハナ窺うツヅミモンに、ティーエスクライが一気に外から一気に被せていく展開。
ツヅミモンも譲らんとする姿勢を見せ2コーナーまで争いは続きましたが、尚も押してティーエスクライが押してハナへ。
結果、入りの3F34.4という北海道開催に変更後のクイーンS史上最速タイのハイラップに。
一旦縦長になった隊列が徐々に一団になりつつ向こう正面を通過。
3角から我慢しきれずにソウルスターリングが動いていくと一気にペースがあがり直線勝負。
ここで一気に大外から抜けたのがディアドラでした。
自慢の捲り脚で内の各馬を交わすと、あとは突き放す一方の圧勝劇でした。
・展開
前半早く中だるみ、そこからなかなかペースが上がらない特殊な展開でした。
・レースのポイント
その特殊な展開でしょう。
上記のように入りの3Fは激しくなりました。
で、そこからが特殊。
ティーエスクライがハナを取り切ってから急速にラップが落ち、1000m通過は59.1とややハイ寄りのミドルペースに。
さらにそこから1Fラップは落ちて、昨年末のホープフルSに近いラップ構成になりました。
こうなると差し馬が圧倒的に有利になるというのはホープフルSの回顧で書いた通り。
ただし、今回はラスト3Fからの勝負なので、ホープフルSよりも地力が反映されています。
・ディアドラ【1着】
シェイプアップされてスカッと仕上がった馬体で、直線躍動。
上記のように流れが向いたこともありますが、それだけの勝利ではありません。
現役最強牝馬とはまだ言いにくいですが少なくともオークスの時は天と地ほどあったソウルスターリンクとの差はなくなり、肩を並べたと言ってもよいでしょう。
あちらは下降線をたどってこちらは上昇気流の乗っている現状を考えると、秋以降は完全勝利宣言が出されてもおかしくない状況です。
・フロンテアクイーン【2着】
2年振りに背中に蛯名騎手が帰ってきたこの馬が2着。
外を回して最後までしっかり脚を使う良い内容でした。
・ソウルスターリング【3着】
本命馬が僅差の3着。
前半の流れは完璧。
後半はあと100m早く進出していれば2着確保は間違いなかったでしょう。
が、それよりも、この馬ってこんなフォームで走る馬でしたっけ?
掛かり気味だったということもあるんでしょうけど、スタートからゴールまで口向きもおかしかったですし・・・
しばらく本命視はせず静観が正解かも知れませんね。
◆アイビスSD(G3)
11.8 – 10.0 – 10.3 – 10.1 – 11.6
五分のスタートから押して押してアクティブミノルが出を窺いますが、外の各馬が速かった。
中でもラブカンプーは馬の行く気だけでハナに立つ速さ。
レッドラウダ、ナインテイルズ、ペイシャフェリシタと先行態勢のすぐ後ろにダイメイプリンセス。
勝負所で脱落馬が出始めると、徐々に内に進路を取り最後は楽々突き抜けて完勝。
・展開
なし!
・レースのポイント
秋山騎手の手綱捌きでしょう。
前の馬を見ながら焦らずじっくりと。
広い視野で確実な進路を見つけ、馬の力を信頼した騎乗でした。
・ダイメイプリンセス【1着】
決して出は早くありませんでしたが、最後は突き抜けて圧勝。
開幕週と言う事で馬場の影響をあまり受けなかった可能性もありますが、1000mしかも直線でこの競馬は見事。
コーナーがあるとダメというか、出が良くない一本調子なのでコーナーの競馬場だと他馬に比べて本領を発揮しにくいんですね。
コーナーがあってもスタートさえ決めればまずまずやれるはず。
・ラブカンプー【2着】
本命の3歳牝馬が軽量をフルに活かして粘り込み。
初速の速さはサッポロキャットと競走してほしいくらい早く、出てくればですがセントウルSでも面白い存在です。
マイネルトゥランさんのレースは特に書くことがありません。
ウェスタールンドは次危険な人気馬になりそうです。



