こんばんは、明瑞新山です。
予想記事でお伝えした通り、先週末~月曜日まで新潟に滞在していました。
本当は土曜日に仕事を片付けて、日曜日は朝から福島競馬に・・・という予定でしたが仕事の都合がつかず参戦できず。
本州のJRA競馬場全制覇達成はお預けとなりました。
二度目の来訪となった新潟競馬場ですが、開催がないにも関わらず多くの人でにぎわっていました。
県下にWINSがないということもあるのでしょうが、インターネットで購入が主流になりつつある現代でこれだけパークウインズに人が集まる光景を見ると嬉しくなりますね。
あと驚いたのは新潟で出会う女性が軒並み美人であること。
もうね、新潟に移住しようかと思うくらい美人ばかりで羨ましくなりました。
新潟の珍道中は週末の記事にまた書きますね。
では、先週の回顧です。
◆函館記念(G3)
12.2 – 10.9 – 12.0 – 12.6 – 12.6 – 12.4 – 12.1 – 11.6 – 11.6 – 11.8
スタートから押してカレンラストショーとクラウンディバイダが主張。
その直後にマイネルハニーが続き、その直後にエアアンセム、エテルナミノルという形。
中団以降にサクラアンプルール、トリコロールブルー、ナイトオブナイツが控え、内ラチ沿いで掛かりまくるブラックバゴ。
最後方からはスズカデヴィアス、カデナ、ブレスジャーニーが追走。
レースは非常に平穏に流れましたが、クラウンディバイダ、カレンラストショーが3角で早々に脱落します。
替わってハナに立ったマイネルハニーも余力がなく、早め進出のエテルナミノルが4角先頭で直線へ。
直線に向くと、先行集団の後ろに控えていたエアアンセムが一気にエテルナミノルを交わして鋭伸。
一気に1馬身ほどリードを取るとそのまま粘り込みを図ります。
内で粘りエテルナミノルに対し、外から進出してきたゴールドサーベラスが沈み、入れ替わるように伸びてきたのがサクラアンプルール。
ゴール前で際どく前に迫りますが先頭には及ばず2着まで。
1着エアアンセム、2着サクラアンプルール、3着エテルナミノルでフィニッシュ。
・展開
ペースとしては同日同距離の3歳未勝利よりも1000m通過でちょうど1秒速い程度で、決して速くはないペース。
それでいてラスト3Fまで大きなラップ変動もなく圧倒的に先行有利のペースだったと言えるでしょう。
このペースでバテたカレンラストショーやクラウンディバイダはOPで活躍できる能力がないということでしょうね。
・レースのポイント
逃げ馬が弱かったことでしょうね。
超スローとは言えないまでも速くはないペース。
で、誰もレースを動かさず、さらに当日の馬場はまだまだ外よりも内目の馬場が伸びていました。
これだけ恵まれた条件。
それで4角まで持たずパッタリ止まってくれる逃げ馬がいることは、番手の馬にとってはこの上ないアシストだと言えるでしょう。
だって、脚を使わなくても自然と先頭に立てるのですから。
・エアアンセム【1着】
好位のインでジッと脚を溜め、直線で爆発させる好騎乗。
馬の状態も良く、重賞制覇のチャンスをきっちりモノにしました。
内容としてはやや恵まれた面が大きかった印象で、このまま札幌記念に出走となるならば疑ってかかりたい馬です。
・サクラアンプルール【2着】
直前の追い切り一息で消し評価としたこの馬。
鞍上の神騎乗に導かれて2着に食い込みました。
叩いて上積みを見込める馬で、札幌記念でも紐に組み入れたい馬。
ただし、過度な信用は禁物です。
・ブラックバゴ【10着】
本命馬は10着。
直前の調教も良く仕上がりも良く、落ち着いてパドックを周回していたので「これなら」と思ったのですが、いざゲートが開くと掛かりっぱなしで競馬になりませんでした。
こればっかりは馬の機嫌の問題でもあるので仕方ありません。
次走も再度狙いたいと思います。
・注目馬
ブラックバゴのみです。
レースレベルはそれほど高くありませんでした。
◆バーデンバーデンカップ(OP)
12.1 – 11.0 – 11.0 – 11.4 – 11.3 – 11.5
好スタートを切ったゴールドクイーンがそのままハナを主張、外からマドモアゼルが接近しそのまま粘り込む展開に。
3番手に付けたタマモブリリアン突き抜けた典型的な前残りの競馬となりました。
・展開
上記のとおり平穏な前残り。
・レースのポイント
スタートで勝負アリ。
軽ハンデの利点がないとした私の予想そのものがナンセンスでした。
だって、軽い事には間違いないんだから、前に行った方が有利じゃん。(呆れ
・タマモブリリアン【1着】
好発から3番手の外外で終始楽な手応え。
直線ではやや内にモタれ気味だったが鞍上のムチに応えて差し切りV。
追い出すとモタれる仕草を見せるのは以前からのクセで、それでも結果を残しているのだから、特に回りは気にしなくても良いでしょう。
内容は平凡。
・ゴールドクイーン【2着】
いくら他とハンデ差がないとはいえ、51kgでこのスタートを決めれば残る可能性があることは明白。
消し評価とした私の眼が悪かったですね。
内容としては平凡で、この内容で1400mでも粘りを発揮できるならば1400mの方が良いかもしれません。
・アイライン【4着】
本命馬は4着。
もう少し流れに恵まれるかと思いましたが、残念です。
今後もOP特別ならば穴で一考の馬。
注目馬はなしです。
◆名鉄杯(OP)
12.9 – 11.0 – 12.2 – 11.5 – 11.7 – 12.2 – 12.4 – 12.6 – 12.6
スタートからコパノチャーリーが積極的に飛ばして行き、1000m59.3の超ハイペース。
大きく離れた2番手にラインルーフが続き、そこからはバラバラの縦長展開に。
中団前目にローズプリンスダム、その直後にアスカノロマン。
後方にかけてオールマンリバー、ジュンヴァルカンが続く展開で直線へ。
3角から進出を始めたジュンヴァルカンが一気の伸び脚を見せるかと思われましたが不発。
その遥か前方で粘るコパノチャーリーをラインルーフが捕えて先頭に。
後方からの追い込み勢も追走に脚を使い切ってしまい伸びてくる気配はなくそのままなだれ込み決着。
・展開
ハイペース。
上記のように前半1000mの通過タイムは59.3。
これは、時期の違いこそあれども2015年のチャンピオンズカップよりも約1秒速い超速ペース。
この年のチャンピオンズカップはというと、1番人気で臨んだコパノリッキーが外国馬や他の馬に絡まれてハイペースに沈み、早めの競馬をしたホッコータルマエも掲示板にすら残れない差し差し決着でした。
レース後、Dr.コパが
【負けた馬主の遠吠え】
今後も外人騎手たちの都合の良いレース展開にされることが怖いです。
リッキーとタルマエとノンコノユメの一騎打ちにならず、リッキーもだらしないけどレースを壊され楽しみのないレースになってしまいました。豊さんのレース後のコメントが全てでした。(笑)
と、Twitterを更新した事でも有名ですね。
時期の違いこそあれど、このレースよりも約1秒速いペースとなれば全馬相当苦しかったことでしょう。
かなり底力の問われるレースになったと言えそうです。
・レースのポイント
これは前々から言っていますが高速馬場ですね。
今の中京ダートはある程度のポジションを取っていないと話にならないので、ジュンヴァルカンやオールマンリバーのような競馬になると苦しくなってしまいます。
・ラインルーフ【1着】
大好物のハイペースとなり、直線で躍動。
圧勝しました。
このペースで押し切る事は想定内ですが、それよりも上がり36秒台で勝ち時計も1.49.1という好時計で勝ちきったことを褒めてあげたいですね。
この走破時計で勝ちきれるということは今後もOP以上での活躍が見込めるということ。
余程無謀なチャレンジ以外は本命視していきたいと思います。
・コパノチャーリー【2着】
馬場の恩恵を最大限に受けたのはこの馬。
単純に展開がハマッたのに勝ち馬が強すぎたというパターンで、この馬に関しては今後も評価は微妙。
ただし、この展開で2着に粘ったことで、今後この馬が出走するレースは軒並みハイペースになる可能性も出てきました。
展開を考える際にキーマンとなりそうです。
・ジュンヴァルカン【9着】
ダートで覚醒かと思われた前走を逆に評価できないとして消しにした同馬。
現在の中京ダートでは最も向かない脚質でもあり、本当に危険な人気馬でしたね。
次走人気が無いようでしたら穴で一考。
最後人気を集めるようなら消しまで考えても良いと思います。
あくまでも次走で見極めの姿勢ですが、人気が無ければ押さえちゃおうの精神で。
・注目馬
ラインルーフですね。
普通に重賞を意識させられるレベルの勝ち方でした。
今後が楽しみです。
◆3歳未勝利
ハナを奪えば一気の逃げ切りもあって良いとして本命に推したテンポディヴァルス。
スタートこそ五分だったものの芝部分で行き脚が付かず中団から。
この時点でお察しだったものの4角では外を回って圏内まで押し上げており見せ場は作りました。
芝スタートで行き脚つかないスプリンターということが発覚したので、新潟ダ1200が小倉・函館・札幌のダ1000mに使って来たら迷わず本命、他の条件なら消しちゃいましょう・・・



