こんばんは、明瑞新山です。
連日TVをにぎわしているサッカーのロシアW杯。
今大会は下馬評の低かったチームの健闘が目立ち、特にアジア勢の活躍について日曜日の予想分の前に書いたところでした。
その日曜日、我らが日本が強豪セネガル相手に2-2の引き分け。
この結果もたらされたのは、明日ポーランドの試合結果が引き分け以上で決勝トーナメント進出確定という極めて現実的なチャンス。
これは勝利が絶対条件だった南アフリカW杯よりも楽な条件ですし、ぜひモノにして欲しいところです。
他アジア勢はといいますと.…
グループAのサウジアラビア。
敗退が決定していましたが、第3戦で今期プレミアリーグ得点王のモハメド・サラー率いるエジプトを破り、初出場だった94年アメリカ大会以来24年ぶりのW杯での勝利を掴みました。
そしてグループBのイラン。
こちらは勝利すればグループリーグ突破確定、引き分けの場合はスペインが敗戦すれば突破という条件で第3戦のポルトガルに挑みました。
先に試合を動かしたのはポルトガル。
右サイドから切れ込んだクァレスマが右足でシュート。
アウトサイドでスピンをかけたボールは、鮮やかな弧を描いてゴールに吸い込まれて先制。
後半にはポルトガルがPKを獲得し、キッカーはクリスティアーノ・ロナウド。
イラン終戦濃厚化と思われましたがこれをイラン代表GKビランヴァンドが見事なストップ。
このビランヴァンド選手、父親に羊飼いになることを強制されたために家出。
ホームレス生活をしていたというスゴイ経歴の持ち主。
また、自陣ペナルティエリアからアタッキングサードまでスローイングでボールを飛ばせるとんでもない肩力でも有名ですがその話は置いておくとしましょう。
ビランヴァンド選手の活躍で首の皮一枚望みを繋げると、後半のアディショナルタイムに今度はイランがPKを獲得し同点に追いつくアツい展開。
この同点劇のわずか2分前まで、同時刻キックオフだったスペイン対モロッコは1-2でモロッコ優勢。
が、イランのPKの1分前にスペインも同じくアディショナルタイムに同点ゴール。
決勝トーナメントに進むためにはあと1点が必要なイランでしたが、そのままタイムアップ。
残念ながらグループリーグ敗退となってしまいました。
敗退しましたが、モロッコもイランも素晴らしい闘志を見せてくれました。
グループCのオーストラリアは自身が勝利、且つデンマークが敗戦で決勝トーナメント進出でした。
が、残念ながらW杯41年ぶりの勝利への執念を燃やすペルーに0-2で敗れ敗退が決まってしまいました。
残るアジア勢は韓国と日本。
日本の突破条件は上記の通り。
━━2戦を連敗して疲れ果てた韓国。
疲れからか、不幸にも優勝候補ドイツと激突してしまう。
アジア代表としてグループリーグ突破を目指す韓国に対し、
W杯の主、FIFAが言い渡した突破の条件とは━━
優勝候補ドイツに2点差以上での勝利+スウェーデンの敗戦
ん~厳しい!w
けど、頑張ってほしいですね!
なお韓国対ドイツは今晩23:00~
日本対ポーランドは明日23:00~です!
今晩はともかく、明日は絶対に応援しましょうね!!!!!!!!!!!
長くなってすみません、では、2歳馬評価です。
◆6月23日(土)
東京5R 2歳新馬
【勝ち馬】エメラルファイト
【評価】★★★★★【★5】
12.8 – 11.5 – 12.4 – 12.7 – 12.6 – 11.6 – 11.3 – 11.5
好スタートから3番手を確保すると、終始手応えよく追走。
直線ラスト400mでGoサインを出すと長く良い脚を使って後続の追撃を振り切った。
馬場の良い所を通ったこともあるが、良とは言え小雨が舞っていた中でこの上がりはまずまず優秀。
パドックではまとまった良い体つきで登場しており、完成度が高い。
優等生な競馬+完成度が高い馬体ということは早熟かもしれないが内容は良かった。
このペースを後方から唯一追いこんできた2着馬は次走確勝クラス。
阪神5R 2歳新馬
【勝ち馬】ジャカランダシティ
【評価】★★★★【★4】
12.7 – 11.2 – 11.4 – 11.4 – 11.4 – 11.9
5分のスタートから押してハナへ。
こちらも良馬場発表とは言えかなりの降雨の中で行われたレースであり、このペースで行って押し切ったのは評価に値する。
ただし、翌日曜日がそうであったように、極端な内伸び馬場だったのも事実。
そこも加味すれば2着馬の方が評価したいところで、★も4つまでが妥当か。
パドックでは440kg台には見えない立派な体をしていたので今後の成長に期待。
函館5R 2歳新馬
【勝ち馬】トーセンオパール
【評価】★★★★★【★5】
12.5 – 11.0 – 11.4 – 11.8 – 11.7 – 11.9
好スタートも控えて好位から。
控えても掛かるところはなく、コーナーも上手に回ってくると、最後は鋭く末脚を伸ばしてデビュー勝ち。
掛かるよりもむしろ追走に少し手間取っていたくらいで、距離は伸びても対応できそう。
最後もラップこそ大したことはないが、まだ伸びそうな雰囲気でフォームも綺麗。
馬格があれば★6進呈したいところだった。
人気で3着だったドゥシャンパーニュは3.4コーナーで前が詰まったことと、直線で内にモタれてあまり追えなかったことが影響した格好。
次走は是非見直したい1頭。
函館6R 2歳新馬
【勝ち馬】ラブミーリッキー
【評価】★★★★【★4】
12.6 – 11.3 – 12.3 – 12.4 – 12.4
5分のスタートから2の脚が速かった。
ジワッと出す構えだったが、外から競られるとハナを主張しそのまま押し切った。
パドックでは門別の馬と見紛うほどの仕上がったコンパクトな馬体で、この勝利も不思議ではない。
ラストまで大きくラップを落とさなかったことも評価できるが、将来性となるとさてどうだろう。
東京1R 2歳未勝利
【勝ち馬】ウインゼノビア
【評価】★★★★★★【★6】
12.6 – 11.1 – 11.5 – 12.0 – 12.2 – 11.6 – 11.5 – 12.5
新馬戦評価で次走確勝としたウインゼノビアが圧勝。
抜群のスタートから2番手に付けると、未勝利戦にしては厳しいペースで逃げるキンジトーに終始プレッッシャーを掛ける。
直線で持ったまま並びかけるとノーステッキでフィニッシュ。
ラスト1Fで大きくラップを落としたが、道中がかなり厳しいペースだったので仕方ない。
馬場がフラットではないので未知の部分は大きく残すが、来春が楽しみな存在。
阪神1R 2歳未勝利
【勝ち馬】タガノジェロディ
【評価】★★★【★3】
12.8 – 11.9 – 12.7 – 13.1 – 12.2 – 11.2 – 10.9 – 11.9
入りの3F37.4の超スローを好スタートから逃げる形。
このペースに耐えかねて人気のスマートユニバンスとディープダイバーが34コーナー中間地点から一気に捲ってくるが慌てず騒がず自分のペースを守った鞍上の手腕が光りました。
これだけ脚を溜めても実質1Fしか脚を使えておらず、高い評価は難しい。
◆6月24日(日)
東京5R 2歳新馬
【勝ち馬】アンブロークン
【評価】★★★★★【★5】
13.0 – 11.6 – 12.5 – 12.9 – 13.0 – 12.6 – 11.6 – 11.2 – 12.1
スタートでやや後手を踏んだが、行き脚がついてからが速く掛かり気味に2番手を追走。
余力たっぷりに直線に向くと内へ内へとササりながらも最後まで余裕綽々にゴールイン。
土曜日とは一転、重馬場とは言え急速に乾いた馬場も考えればラップは平凡。
ペースも超スローで、この流れで実質2Fしか脚を使えていないのは不満。
ただし、ともすれば内に吹っ飛んでいきそうなところを鞍上が制御しながらの走りであり、まっすぐ走っていたらもっと高いパフォーマンスを発揮できた可能性は否定できない。
正直馬体に大物感はないが、500kgの馬体重はヴィクトワールピサ産駒の成功条件でもあるので今後化ける可能性も秘める。
阪神5R 2歳新馬
【勝ち馬】ブレイキングドーン
【評価】★★★★【★4】
13.4 – 12.3 – 12.3 – 12.6 – 12.9 – 12.6 – 11.5 – 11.1 – 11.8
好スタートから2番手をガッチリキープ。
スローでも掛かることなく優等生の競馬。
4角で逃げ馬を交わすと後ろをスッと引き離し、そのまま圧勝V。
パドックでは取り立てて評価する所のない平凡な馬に見えたが、直線でのフォームは光るものがあった。
とはいえ、今の馬場で先行押し切りは高く評価しにくく★4つまで。
2.3着馬はパドックもレースぶりもまだまだ子供っぽさ丸出し。
これから気性面の成長が見られれば注目していきたい。
函館5R 2歳新馬
【勝ち馬】アスタ-ペガサス
【評価】★★★★★【★5】
12.5 – 11.0 – 11.5 – 11.8 – 11.7 – 11.5
スタートの出は素晴らしいものではなかったが、押して押して好位へ。
ハナを窺う姿勢も見せたが最終的にはインの2番手に落ち着く。
4角を抜群の手応えで回り、逃げ馬をやりすごすと一気に突き抜けて快勝。
ラスト3Fも加速で締めており、距離延長も対応可能だろう。
勝ち時計が平凡なので評価は★5まで。