こんばんは、明瑞新山です。
先週は計7鞍推奨で3鞍的中、回収率は139.9%という結果でした。
週単位で見ると良い数字ですが、年間トータルとなると・・・
あれ?これ前も言ったような気がしますね。
以下が上半期の成績となります。
上半期推奨馬券トータル成績
143戦34勝
的中率23.8%
回収率90.2%
単勝回収率102.5%
複勝回収率91.2%
上半期本命馬トータル成績
143戦34勝(2着24回)
勝 率23.8%
連対率40.6%
複勝率48.9%
う~ん、アウト!w
一時100%に迫ろうかという勢いで回復していた回収率ですが、残念ながら再度降下・・・
これが私の実力じゃないと自分を信じて頑張ります!
ぽ、ポジティブに考えられるように…恒例の金杯デーを除いた回収率を書かせてください!
119戦30勝
的中率25.2%
回収率100.9%
単勝回収率118.7%
複勝回収率80.5%
いけるやん!とならないのが悲しいところ・・・
もっと頑張ります・・・
では、先週の回顧です。
◆宝塚記念(GI)
12.2 – 10.8 – 11.4 – 12.7 – 12.3 – 12.0 – 11.8 – 12.1 – 12.2 – 11.7 – 12.4
大方の予想通りサイモンラムセスがハナを主張する流れ。
タツゴウゲキやミッキーロケットを従えて2コーナーを回ると隊列はすんなり決まり、比較的平穏なレースになるかに見えました。
中団前目にダンビュライトとゼーヴィント、その後ろにサトノクラウンにヴィブロス。
最後方にキセキ&サトノダイヤモンドの人気馬コンビ。
本当に動きのないレースになりそうなところでしたが、2コーナーから向こう正面入口で最後方からサトノダイヤモンドがジワリジワリと進出。
3角手前で一気に前を射程圏に入れると4角先頭で最後の直線へ。
見た目にはそのまま千切り捨てるかと思われたサトノダイヤモンドでしたが、仕掛けて反応が無く轟沈。
代わりにインベタでロスなく回ってきたミッキーロケットが一気に抜け出すとそのまま惰性で粘り込みを図ります。
差し馬が伸びあぐねる中、馬場の4分どころを通って豪快に追い込んできたのが香港のワーザー。
最後は馬体を併せながら決勝戦を通過しましたが、クビ差抑え込んだミッキーロケットが優勝。
鞍上の和田騎手はデビュー3年目に出会い、4年目に初GI制覇をもたらしてくれたテイエムオペラオー以来17年振りのGI制覇となりました。
・展開
スタート直後にスロー逃げに持ち込もうとする小牧騎手に秋山騎手が競りかけたことでほとんど息が入らない厳しい流れになりました。
土曜日の大雨の影響で馬場がかなり重くなっており、差し馬は追走だけで体力を消耗して差し込めないレースが続いてました。
その中でこのペースですからかなりの消耗戦になったと言えそうです。
・レースのポイント
サトノダイヤモンドの仕掛けが一つ。
そして最も大きな影響をもたらしたのは馬場でしょうね。
上記のようなタフな馬場で、内ラチ沿いを走った馬が極めて良い成績を収めていたのがこの日の馬場。
時計も全体的にかなりかかっていましたし、9Rでは直線で全馬バテバテになっていたように本当にタフな馬場でした。
スタート直後には小牧騎手がかなり馬を抑えてスローに持ち込もうとしていましたが、そこのタツゴウゲキ秋山騎手がハナを窺ったことで2F目3F目が速くなってしまいましたね。
向こう正面からジワッとペースが上がっていますが、これは恐らく小牧騎手の戦前からの作戦だったはずです。
サイモンラムセスの2連勝がこんな競馬でしたからね。
で、そのジワジワ上げていくラップを捲ったのがサトノダイヤモンド。
以前ここで書きましたが、前がペースアップしていく流れを捲るのは非常に大きな力が必要になります。
この馬場でこの捲りは、ある意味自滅でしたね。
・ミッキーロケット【1着】
まずは和田騎手、おめでとうございます!!
デビュー1年目で長距離重賞を制し、4年目にクラシック制覇。
5年目には古馬王道路線を総ナメという華々しい騎手生活のスタートでした。
そこから比べるとやや地味な活躍に映りますが、長きに渡ってトップジョッキーとして活躍しながらなかなか再度手にすることができなかったGIの勲章。
惜しい2着があっただけに、本当に嬉しいことと思います。
改めておめでとうございます。
インタビューで涙をこらえている姿に思わずグッと来てしまいましたね。
「天国のオペラオーが後押ししてくれたと思います」
とのことでしたが、今年亡くなったテイエムオペラオーは和田騎手にGI制覇をもたらしてくれた唯一の馬でした。
そのオペラオーが敗れた宝塚記念から17年。
当時と同じ「4番」のゼッケンで成し遂げたことは、何か因縁めいたものを感じずにはいられません。
さて、レース内容ですが、騎乗が完璧すぎましたね。
インの4番手でジッと脚を溜め、弱い逃げ馬がバテてきても最小限の動きにとどめ、あくまでもタイトなコーナリング。
そうすることで、直線でも最も有利な最内を誰にも渡さず最後まで粘り切りました。
馬の力はGIではちょっと足りない印象でしたが、和田騎手を見えない何かが後押ししてくれた勝利でした。
秋はGI馬として臨みますが、上記のようにちょっと足りない馬なので、そこは頭に置いて予想しましょう。
・ワーザー【2着】
香港の年度代表馬が2着。
馬体重を大きく減らしていましたが、パドックではシャープで美しい馬体を披露。
香港の重い馬場に対応するために装備していた鎧を脱ぎ捨てた、そんな印象でした。
戦前から重い馬場は大歓迎とコメントが出ていましたが、その通り究極にパワーのいる馬場をものともせず追い込んできました。
舞台が東京ならこうはいかなかったでしょうが、その強さを見せてくれましたね。
・ノーブルマーズ【3着】
こちらもミッキーロケットと同じく騎手の手綱が冴え渡りました。
インベタでジッと我慢して追い出しての3着。
目の前のミッキーロケットの進路をトレースして、本当に良い騎乗でした。
馬場もこの馬に向いた印象ですし、この馬も秋に向けて過大評価は禁物な馬です。
・ヴィブロス【4着】
スタートから口を割って行きたがりましたが、なんとか宥めて中団から。
直線でも良く伸びてきましたが、小柄な牝馬にこの馬場は厳しかったですね。
とはいえ力は見せましたし、今後も期待したい1頭です。
・ダンビュライト【5着】
好位からレースを運んでいましたが、4角で前が詰まり仕掛けがワンテンポ遅れましたね。
ただ、これが奏功した5着ともとれますし、ここが上手く行っていればもっと上位に来たかどうかは何とも言えません。
この馬は典型的なローセンカバリーでしょう。
そういえば、1コーナーで川田騎手に内からブツけられても進路を譲らなかったのがちょっと良くわかりません。
武騎手の譲らない気持ちというよりもなぜ川田騎手が外を欲しがったのかが分からないのです。
この日の馬場傾向を考えれば最内ピッタリが最も良かったはずですし、結果もそうでしたしね。
うーん、何が見えていたのか。
・サトノダイヤモンド【6着】
スタート一息なのと、この馬の特性を考えれば悪くない競馬をしたと思います。
ただ、当日の馬場と流れが最高に向かなかった。
3歳時のダイヤモンドでも押し切れたかどうか疑問なくらい厳しい競馬をしました。
このレースで評価を下げるのは愚策。
秋は堂々の主役候補でしょう。
注目馬は特になしとしておきます。
だってみんな頑張ったもん。
◆京橋特別
インヘリットデール2着に残してよー!!!!
せっかく25%も馬連振ってた相手が逃げ切ったのにィ!!!!
70倍以上ついてたから年間もプラスに転じてたのにィ!!!!
てかヒモ馬3頭で決まってるシィ!!!!!
ホント勘弁してー!!!!!!!!!!!!!
はい、特殊馬場なのでこれくらいしか言えることはありません。
◆豊中特別
さすがに1000m通過60.1は速すぎましたね。
てか、競馬場とかWINSではこのペースで「遅い」っていう人多いんですよね。
3歳未勝利の良馬場のダ1800m戦で1000m通過63.1とかで「遅い!」っていう人ホントに多いんです。
いや重馬場ならまだしも、良馬場の3歳未勝利で63秒は速いんですよ・・・?
芝とダートで違いますからね・・・?
3歳未勝利組ですが、推奨馬の中で勝ち上がったロゼフェニックスとミトノアミーゴのレースは並みレベル。
勝ち上がれなかったセレンディバイトは久々でこのペースは厳しすぎた印象で、巻き返しに期待です。
2歳未勝利のウインゼノビアのレベルに関しては勝ち上がり2歳馬の記事を参照ください。



