こんばんは、明瑞新山です。
先週はGIの中休み、ホッと一息ついた人も多かったのではないでしょうか。
皐月賞で絶望して競馬を休んだという人もおそらくいたはず。
かく言う私は購入を控えようと思いながらも少額でベットしてちょいプラフィニッシュでした。
本気でしばらくは馬券購入をやめようと思っていたんですが、経営者仲間に「来週の土曜日(つまり今週の土曜日)に京都行きましょう!」と誘われて断りきれなかったためにリハビリのために購入した感じですね。
リハビリとは大層なと思われるかもしれませんが、一旦予想行為そのものを完全否定されたと感じた心をもう一度開くのは自分でもなかなか難しかったです。
本来は皐月賞から得られるダービーへの展望や天皇賞の登録メンバーを気にしていたところを全く気にしなかったくらいですから。
本気で競馬という文字を見るのも嫌になっていました。
が、こうやって声を掛けてくれる仲間のおかげで立ち直れました。
ありがたいことですね。
競馬から離れそうなところを、出口寸前で救ってもらった気持ちです。
気分新たに良そうに取り組めました。
そんな気持ちで予想した先週は4戦1勝。
回収率は50%でした。
最近冴えない予想を連発していた中での的中でしたし、気持ち的には上々です。
勿論、全部当てられるに越したことはないのですが。
ではレース回顧です。
◆フローラS(G2)
13.1 – 12.0 – 11.8 – 12.1 – 12.1 – 12.0 – 11.9 – 11.5 – 11.3 – 11.7
前半からやりあう馬はほとんどおらず、落ち着いたレースに。
直線では前に行った2騎が粘る中、外から鮮やかにサトノワルキューレが差し切りました。
・サトノワルキューレ
「馬体品評会ならこの馬の優勝。オークスでも上位評価するつもりでいるくらい能力を評価している。」と書いたサトノワルキューレ。
いやぁ強かったですね。
前半61.1のスローを4角最後方からあっさり差し切るのですから、ここでは能力が1枚も2枚も抜けていた印象。
宣言通り本番でも重い印を打つつもりです。
ただし、日曜日の馬場は土曜日の後半とは一転して差しが届く馬場になっていました。
サトノワルキューレだけではなく、ファストライフやウスベニノキミですら不利を受けながら大外から伸びてきていました。
ファストライフとは上がりにして0.4差。
直線だけでこの差ですから、もしファストライフにOP~重賞クラスの力があると判断するならば、オークスでサトノワルキューレを本命視しても良いかもしれません。
反対に、500万クラスと判断するならば本番での過大評価は禁物です。
・ディアジラソル
私の本命馬ディアジラソルは想定とは全く違う競馬で惨敗。
先行すると予想しましたが、出負けして最後方から。
直線でも大外には出さず、馬場の真ん中を突こうとして3度進路変更。
ようやく進路を確保したときにはラスト1Fでした。
そこから追い上げろという方が無理。
騎手の若さがモロに出ましたね。
馬の能力はこれでは見極め不可。
次走世代限定戦で人気を落とすようなら積極的に狙いたいですね。
・注目馬
文句なしでサラキアです。
常に出の悪さがつきまとうが、それでも上がりだけで格好を付けているのはさすが。
今回は内枠に助けられた面も大きかったが、将来性も含めてしばらく注目するべき馬。
良血で人気先行型ですが、逆に言えば出負けすることを念頭に置くことで馬券的に消して美味しい場面も多くありそうですし、色々な意味で注目しておきましょう。
◆マイラーズカップ(G2)
12.2 – 10.7 – 11.0 – 11.9 – 11.4 – 11.2 – 11.2 – 11.7
スローペース濃厚のメンバー構成ながら、前半からかなりのハイピッチでレースが進みましたね。
ベルキャニオンが出して行ったのは想定外でしたが、もっと想定外だったのはロジクライが強引にハナを主張した事。
3番手からでも結果を出している馬なので、これは意外でした。
そのおかげで入りの3F33.9というハイペースになりました。
直線では先に抜け出したモズアスコットにサングレーザーとエアスピネルが猛然と襲い掛かる形に。
最後はディープ産駒らしい切れ味を発揮したサングレーザーに軍配が上がり、モズアスコットが2着を死守しました。
・どの馬が最も強かったのか。
1着サングレーザー
2着モズアスコット
3着エアスピネル
ハイペースを先行して先に抜け出したモズアスコット、そのモズアスコットを1秒上回る鬼脚で差し切ったサングレーザー、故障明けにもかかわらず最後追いすがったエアスピネル。
3者3様に強い競馬を見せてくれました。
前哨戦でこんな競馬が見られるのは本当に気持ちが高鳴りますね。
本番で激突するのが楽しみです。
で、この3頭、誰が最も強い競馬をしたのか?
ズバリ、モズアスコット。
息の入らない流れを追走してもなお最後まで粘り通したというのは非常に高く評価しても良いと思います。
しかも前半はやや掛かり気味だったのを宥め、4角先頭のまさに横綱競馬。
サングレーザーは内ラチピッタリを回るロスのない競馬で、直線でもスムーズに外に出せたことが大きかったですね。
エアスピネルは故障明けを考慮してもこの流れで絶好の競馬をしながらモズアスコットに凌がれたのは辛い。
本番は◎モズアスコットの予定です。
◆福島牝馬S(G3)
12.4 – 11.2 – 11.5 – 12.1 – 11.8 – 11.7 – 12.2 – 11.7 – 12.2
中山牝馬Sとは打って変わってまずまずのペースで飛ばしたカワキタエンカ。
それを追いかけた先行勢を全て潰して自身は2着に残るという、強い逃げ馬のレースを見せてくれました。
最後の最後に差し切られましたが、今後も牝馬の重賞戦線では要注目ですね。
・キンショーユキヒメ
一昨年のオークスで本命を打とうとしたらまさかの除外だったこの馬。
その時からの付き合いですが、申し訳ないですがまさかここで重賞を勝つとは思いもよりませんでした。
と、言うのも、味の使いどころが難しいという大きな弱点があるため。
スローだと切れ味が足りないし、自ら動けば脚が持たない。
ハイペースになれば脚が溜まらず、追い込めば一歩足りない。
そんなキャラクターがために重賞までは手が届かないと思っていましたが、さすがJRA全場重賞制覇を達成する騎手は一味違いますね。
完璧なエスコートでした。
つまり、今後の重賞戦線では買いにくいキャラクター。
ここで一皮剥けたなら話は違いますが、次走でその見極めを行いましょう。
しばらくは最低でも穴人気になるので消して妙味かも知れません。
・注目馬
特になし!
◆オアシスS(OP)
12.3 – 11.2 – 12.1 – 12.5 – 12.4 – 12.1 – 11.5 – 12.6
本命馬ルグランフリソンが快勝。
サンライズノヴァの読みが完璧に当たりましたね。
いやぁ、戸崎圭太様様です。
入線も◎→○→▲で完璧な的中でした。
ルグランフリソンは序盤かなり口向きの悪さを見せていましたが、福永騎手が上手く宥めての追走。
最後はドリームキラリとの行った行ったかと思いましたが、流石にGI4着馬は力が違いましたね。
ダートのマイルで約1秒も速い上がりを駆使して追い上げてくるとは…。
これは率直に騎手の責任。
ちなみにサンライズノヴァの全成績は4.4.1.5。
戸崎圭太騎乗時→2.3.0.3。
松若風馬騎乗時→1.1.1.2(着外2回の内1回は芝のOP、もう1つは0.1差4着)
内田博幸騎乗時→1.0.0.0。
乗り変われば問題ないね(にっこり)
まぁ戸崎騎手の着外は2/3でGI、残りの1つも重賞ですが、その武蔵野Sがあまりにも酷い騎乗。
騎手のキャラクターを掴み切ったので今回は罠にはハマりませんでしたが、今後も要注意の騎手ですね。
以上です。
今週末は天皇賞。
ライスシャワーが勝った時並に物足りませんね。
どうなることやら・・・
はな、また・・・



