【明瑞新山、先週の回顧】皐月賞・アーリントンカップ

 

こんばんは、明瑞新山です。

 

 

 

先週日曜日……やはりそれほど降りませんでしたね、雨。

 

 

 

 

 

もうね、天気勘弁して。

 

 

 

お天気死んで。

 

 

 

馬券買う気無くなっちゃうから。

 

 

 

マジウザいから。

 

 

 

降るなら予報通りしっかり降れや。

 

 

 

降るのか降らないのか中途半端なのマジで予想の邪魔だから。

 

 

 

本気でイライラします。

 

 

 

 

 

本命馬が惨敗してるので天候なんて関係なかった説が有力ですが、スッキリしないものが残るのも事実です。

 

 

 

 

 

◆皐月賞(GI)

 

12.6 – 11.0 – 11.9 – 11.5 – 12.2 – 11.9 – 12.4 – 12.4 – 12.7 – 12.2

 

 

 

毎度おなじみコスモイグナーツさんが(以下略

 

 

 

あっ、コスモイグナーツさんじゃなかった。

 

 

 

コスモイグナーツさんいないのに大逃げみたいな展開になりましたね。

 

 

 

しかも3頭雁行状態で。

 

 

 

おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおきく離れた4番手に勝ったエポカドーロ。

 

 

 

レースの前半1000mは59.2となっていますが、エポカドーロが1000mを通過したのは1分1秒前後。

 

 

 

 

 

また?

 

 

え?

 

 

またこんなレースなんですか?

 

 

前を行く馬がそこそこのペースで行って、大きく離れた好位の馬は実はスローに近いペースという展開、またなん?

 

 

 

 

 

コスモイグナーツさんがいるレースだけで勘弁してよ。

 

ここはコスモイグナーツさんがいないんだからそんなレースになっちゃだめなところでしょ。

 

 

 

 

 

前に行ったキミたち、そんなレースで結果出してきたの?

 

 

 

 

 

もうね、クソレース見せられるのは飽き飽きしてるんですよ。

 

 

 

 

 

とことんスローに落として大捲りの馬が勝つレースか大逃げ馬がレースを壊すかしかないなら予想なんて意味ないですよ。

 

 

 

 

 

シルポートとかサイレンススズカみたいな、大逃げがアイデンティティの馬ならまだしも、今回大逃げした3頭は3頭とも過去に大逃げ経験のない馬。

 

特にジェネラーレウーノを購入していた人は田辺にキレても良いくらいだと思いますよ。

 

タラレバの話になっちゃいますが、あんなに深追いしなければ戴冠はこの馬だった可能性が高いのですから。

 

道中4番手追走のエポカドーロと道中2番手から運んだジェネラーレウーノの上がり差が実に2.5秒。

 

2.5秒遅いジェネラーレウーノが最下位に沈んだりしているならまだしも、3着に粘っている…こんなレースがまともなレースなわけがない。

 

 

 

GIの結果を見て一喜一憂できるゾーンを通過してしまっている私にとっては、もはや観戦そのものが苦痛になるレベルのクソレース。

 

今後のレース分析や予想そのものすら憚られる、そんなレースでした。

 

 

 

 

 

・再現

 

レースとしては、完全にスプリングSの再現。

 

戸崎騎手のコメントに「シメシメと思って乗っていた」というようなものがありましたが、当然でしょう。

 

能力最上位のステルヴィオと僅差の競馬をした時と同じ展開だったのですから。

 

あの時は仕掛けを遅らせたことが仇となったので、今回は仕掛けのタイミングを早めて間違わなければOK。

 

ルメール騎手が前回と同じ乗り方をしたらその時点で逆転は約束されたようなもの。

 

勝つべくして勝ったようなレースでしたね。

 

 

 

予想文で記したように、この馬の能力はかなり高く評価していましたし、2着サンリヴァルとて同じ。

 

結局能力上位とした6頭の内4頭が掲示板に載っているので、分析そのものは間違っていなかったと思います。

 

 

 

ただ、軸が・・・

 

 

 

 

 

・ワグネリアン

 

「敗因が良く分からない」とは福永騎手談。

 

いや、あなたでしょ。

 

早々に内を捨ててずっと外を回して勝てるほど甘くないッスよ福永さん。

 

なんで2コーナーをステルヴィオよりも外で回っているんですかね。

 

しかも最初から控える姿勢だったキタノコマンドールやステルヴィオとは違って、外に出すために少しずつ脚を使いながらの追走。

 

1コーナー進入時は7~8番手…だけど外から来た馬を上手く捌けず、やり過ごしてから外に出す。

 

結果、2コーナーをステルヴィオより外で回った上に向こう正面では後ろに3頭しかいない位置までポジションを下げていました。

 

ここでジ・エンド。

 

能力面でステルヴィオと大差ないのにこれだけロスがあると勝ち目はありません。

 

ステルヴィオはこの向こう正面までキタノコマンドールとの接触以外はスムーズでしたし。

 

ワグネリアンも大きなミスはありませんでしたが、小さなミスを積み重ねた結果大きなロスになった感じ。

 

そこに気付いているのか気付いていないのか…それは定かではありませんが、敗因は間違いなくあなたですよ福永さん。

 

 

 

 

 

・C.ルメール

 

向こう正面までは完璧でしたが、またしても仕掛けが遅かった。

 

何故かスプリングSよりもワンテンポ遅くゴーサインを出しており、何を考えていたのか推察すら不可能。

 

 

 

 

 

木村調教師「馬の全能力を出し切っていない」

 

 

 

 

 

ええ、全くもってその通り。

 

仕掛けのタイミングが重要な馬なのに、そこをミスとかもう笑えません。

 

その1点のみで負けた様なもの。

 

ここまで縦長になるとレース運びが難しくなるのは分かりますが、少なくとも前走よりも遅く仕掛けることに何のメリットもないことは明白ですよね。

 

おかげで適性もはっきりせず。

 

2000mは守備範囲、ということしか分かりませんでした。

 

やはり「ルメール内回りの差し苦手説」はオカルトではないようですね。

 

 

 

 

 

・キタノコマンドール

 

予想文で記したように、キラリと光る素質はやはり相当な物。

 

ですが、まだまだ荒削りで、この分だとダービーでも厳しそうですね。

 

ただし、大事に育てれば将来が楽しみな存在。

 

成長を見守りたいです。

 

 

 

 

 

・総括

 

クソレース。

 

巻き返しそうなのはワグネリアンとステルヴィオ。

 

グレイルは溜めに溜めたからあれぐらいの末脚は使って当然。

 

内枠先行馬祭のダービーであの戦法は通用しないので過大評価禁物。

 

エポカドーロは素直に評価しますが、ジェネラーレウーノとサンリヴァルに関してはよく分かりません。

 

ダービーはお祭りなんだしこんなクソレースされたら真面目に予想する意味ないし、好きな馬を買えばいいんじゃないですかね。

 

 

 

 

 

 

 

◆アーリントンカップ(G3)

 

12.4 – 10.8 – 11.3 – 12.0 – 12.2 – 11.4 – 11.3 – 12.0

 

レース直前にかなり大粒の雨が降っており、良と稍重の中間くらいの馬場状態だったと推察。

 

その中でこのペースかかなり速い部類ではないでしょうか。

 

抜群のスタートから、直線でもいい感じに仕掛けた◎エアアルマスが息切れしたのも仕方ないかもしれません。

 

休み明けでこのペースですからね。

 

 

 

距離の壁と、馬体重増を懸念して消しにしたタワーオブロンドンはパドックで抜群の仕上がり。

 

これは来てしまうと直感するくらい。

 

レース内容的にはまずまず。

 

本番でも楽しませてくれることを期待しましょう。

 

 

 

以上です。

 

 

 

正直、この皐月賞は私の中の競馬熱を冷ましてしまうには十分過ぎました。

 

予想行為そのものを完全否定するようなレース、もう好きにやってろよ騎手のお前ら。

 

これを続けられると手も足も出ないです。

 

あまりにも理不尽すぎて、馬券購入や予想行為が心底無意味に感じました。

 

ここ数年、そう感じることが多くなっていますね。

 

馬の能力よりも展開でレースが決まることが多すぎる。

 

ではまた。