こんにちは、明瑞新山です。
先週は7鞍推奨で2鞍的中。
回収率は90%強という結果でした。
日曜日に160%以上の回収率をたたき出せば3月までの収支でプラスになるところだったのですが、残念ながら日曜日には安い馬単のみの的中。
勝負弱さがでましたねぇ。
むかしからここ一番に弱い私の精神面がモロに顔を出しちゃいました(テヘペロ
とはいえ、金杯終了直後には36.58%だった回収率が94.03%に回復したことは評価できるんじゃないでしょうか。
今後もこのペースを続けていけたら最高です。
では、先週土日の回顧です。
そうですね……大きなレースから行きましょうか。
◆高松宮記念(GI)
まずレースラップから。
12.0 – 10.3 – 11.0 – 11.4 – 11.5 – 12.3
前半33.3というハイペース。
改修後の中京で行われた高松宮記念ではもちろんブッチぎりのハイペースでした。
セイウンコウセイ、ダイアナヘイロー、リエノテソーロにブリザードが出して行きましたが、隊列は比較的早く決定。
それほど熾烈な争いをしたようには見えませんでした。
やや遅れてネロが絡んでいったことが要因でしょうね。
そのおかげで3Fも11.0とかなり速いラップを計測。
これは先行馬総崩れになると直感させられました。
・レッドファルクス
本命馬レッドファルクスは五分のスタートから出して行く構え。
やや促してポジションを窺うも鞍上の決断が中途半端だったために、ラチ沿いを取りたいレッツゴードンキにあっさり前に入られます。
すると、鞍上は諦めたように馬を抑え、ダンスディレクターにも難なくポジションを明け渡す悪手。
そこからはダート路線から参戦のノボバカラさんとのお散歩タイム。
残り750m辺りからジタバタしてましたけど、直線に向く前に終戦していました。
その直線でも、外に進路を取るのか取らないのかはっきりできず、挙句の果てにはこの馬の最大の末脚の活かし所である直線の坂で前が壁。
外に進路を求めて大きくカニ歩きしたかと思えば、そこからまた元の場所に戻ってきて前が壁になる謎の進路取り。
そんなに武豊のケツが拝みたかったのかこのファッキンイタリアーノ。
死ねボケカス!
リオンディーズとドゥラメンテに土下座して謝罪しやがれ!!!!
おっと。
ガラの悪い893さんが通りかかって音声が入ってしまいました。
すみません。
けどまぁリオンディーズのダービーもこれに近い乗り方でしたよね。
届くわけないじゃん。
なになに?進んでいかなかったって?最近それよく言うねぇアナタ。
馬はめっちゃすすんでるんですけどwウケるw
自分がそんな競馬させたのに馬のせいとかマジ卍
自分、めちゃくちゃアホなん?
メンバー中唯一の上がり33秒台を計時して能力は見せましたが、正直この敗戦は鞍上のせいですね。
あー文句言いまくってスッキリした。
・好騎乗
勝ったファインニードルはパドックでのデキがかなり良く、馬券圏内を予感させるものがありました。
さらに、レッドファルクスとは対照的に鞍上が完璧なエスコート。
この上ないくらい流れに乗った会心の騎乗だったことでしょう。
それはレッツゴードンキとて同じこと。
内外の差はあれども、どちらも前が崩れたらいつでも抜け出せるポジションでの競馬。
仕掛けのタイミングもそれぞれほぼ完璧で、直線の進路取りも最高のものでした。
両者とも今年の好調さを顕著に現していた騎乗でした。
・注目馬
久々の左回りのせいか3角で逆方向に曲がろうとしてロスのあったダンスディレクターに改めて注目したいですね。
いやまぁかなり昔からここで推奨してる馬なんですが、今回のレースでレッツゴードンキよりも強い可能性がさらに高くなりました。
年齢的な上がり目のなさと、中山の相性の悪さがちょっと心許無いですが、秋にビッグタイトルを期待しても良さそうです。
その他では強いメンバー相手に初めて好走したナックビーナス。
正直、オープン大将くらいなものとナメていたのでこの激走には驚かされました。
前半から出して行っての粘りですから、この馬も大きな飛躍があっても驚けません。
◆日経賞(G2)
7.1 – 12.1 – 11.8 – 12.4 – 12.7 – 13.3 – 12.2 – 11.9 – 12.0 – 12.4 – 11.9 – 11.6 – 12.5
前日まで雨が降っていた稍重に近い馬場を考慮すれば前半1000mもそれほど遅くはないペース。
開催が進んでかなり芝が剥げてきていましたしね。
そんな中、スタンド前を通過して1コーナーに差し掛かろうかというところで突然キセキが進出開始。
レース後に「ペースが遅かったのでポジションを取りに行った」とのことでしたが、ポジションを取りに行くのと後続を離して逃げることは違う気がするんですが・・・
一気に脚を使ってハナを奪ってからの5Fが59.8。
さすがにこれで最後まで持つと思う方がどうかしてるぜ!
つまりキセキは自滅。
4角での走りの迫力は凄かったので、今後も評価を落とさず注目したいですね。
・トーセンバジル
本命馬トーセンバジルは好位からの競馬。
しかし反応が鈍く、なかなか加速できませんでしたね。
仕上がりも良好で、敗因の特定が難しいですが、レッドファルクスの時と違ってこちらは確かに右に張るような素振りも見せていました。
ハービンジャー産駒にはハイペースになると追走に苦労する傾向があるので、レースが落ち着かなかったことも敗因かも知れません。
・ガンコ
この馬の評価は非常に難しい所。
正直に言えば強い競馬でした。
しかしながら、この稍重に近い良馬場(しかも芝ボロボロ)がめちゃくちゃ味方したとの見方もできます。
特にこの馬の父ナカヤマフェスタの産駒は、そのスピードのなさから2000m未満のレースでの通算勝率が2.1%という驚異的な数字を残している種牡馬。
それが2000m以上ともなれば12.1%に跳ね上がることからも、如何にナカヤマフェスタ産駒がスピード勝負に向いていないかがうかがい知れますね。
祖父ステイゴールドの産駒も荒れた中山の馬場を得意としていますし、血統的に今回の馬場がドンピシャリだった可能性は否定できません。
高速馬場で行われる天皇賞春で狙うのは難しく、個人的には暮れの有馬記念でアメリカンボスをやってくれないかと期待しています。
・注目馬
個人的にはロードヴァンドールに注目です。
ハナに行く勢いで飛び出し、キセキの進出にもある程度応戦しておきながらこの着差ですから、今後もハンデ重賞やローカル重賞なら軸に据えて狙える馬だと思います。
ハナに行くというのも展開面の不利を受けにくく、買いやすい馬だと思います。
◆毎日杯(G3)
12.9 – 11.6 – 11.5 – 12.0 – 12.3 – 12.1 – 11.5 – 11.1 – 11.5
今年の3月の阪神開催は、昨年の同開催よりも1.5秒ほど速い馬場になっています。
毎日杯の時計は昨年のアルアインと全く同じ走破時計ですが、同条件で行われた君子蘭賞は今年の方が約2秒も早く、いかに時計が出やすい馬場だったかが分かります。
いや、君子蘭賞のロケットが強かっただけじゃね?って?
昨年の君子蘭賞の勝ち馬はカワキタエンカ。
彼女よりも強い馬ってそうそういないと思うんですが…え?それだけじゃまだ分からんよって?
じゃあ他のレースを見てみましょうか。
すみれSのキタノコマンドールがすみれS史上最速の勝ち時計って話題になりましたけど、今年の君子蘭賞ももちろん史上最速。
フランツが勝ったアルメリア賞もサトノワルキューレのゆきやなぎ賞も史上最速。
フィリーズレビューを今年の勝ち時計1.21.5より速い時計で勝ったのは桜花賞馬キョウエイマーチと変則2冠馬ラインクラフト、そして昨年の桜花賞4着馬カラクレナイだけですし、若葉Sも史上3番目の勝ち時計と、今開催の阪神は本当に時計が速いんです。
能力差があまりない古馬のOPレースで見ても、大阪城Sが過去最速、阪急杯が史上2番目の速さと、やはり今年の馬場の速さが強調される結果に。
どう?納得した?
オーケー、じゃあ進めるね。
つまり、勝ち時計からはアルアインとイーブンに見えますが、過大評価禁物。
むしろ、時計面から見ればかなり落ちるという評価に落ち着きます。
・ブラストワンピース
本命抜擢に応えて快勝してくれました。
スタート直後にスッと2番手につける前走とは違った競馬。
直線でも余裕たっぷりに抜け出す横綱相撲でした。
時計面での評価は上記の通り評価対象にはなりませんが、内容は完勝。
次走ダービー直行でなければ楽しみは大きかったのですが、直行ということで皐月賞組との差は大きくなりそうです。
他に注目できそうな馬はなし。
全体的にレベルはそこまで高くないでしょう。
インディチャンプだけ、距離短縮で見直したいかな…という程度です。
◆マーチS(G3)
12.4 – 11.5 – 12.5 – 12.9 – 12.4 – 12.6 – 12.6 – 12.4 – 12.8
遅くもなくそれほど早くもない、絶妙なペース配分。
4F目の12.9を除けば淡々と刻まれたペースでした。
これでは極端な追い込み馬が差し込むのは至難の業。
勝ち馬が3番手から37.6の上がりを繰り出しているので、後方組は中山ダ1800mで36秒台前半を求められる過酷な展開でしたね。
・ハイランドピーク
そんな中で本命馬ハイランドピークは最後方から。
久々に喰らいましたねぇ。ノリさんの後方ポツン。
まぁ厳密にはポツンではなく、さらに後ろに1頭居たわけですが。
いつぞやのダービーを思い出しました。
で、その真後ろに居た馬と仲良く上がり最速で追い込んでくるわけですが、こっちはアンタが逃げると思って予想してんだよ!
とテレビの前で激怒してしまいました。
直後の最終レースで2700勝達成。
そのインタビューで珍しく「馬の機嫌が悪くて走ってくれなかった」と、馬に敗因を求めていたので、本当にそうなのかもしれません。
記事に書きましたが、普段の私なら喜んで切っているはずの馬。
ポリシーを曲げると良い事ありませんね。
巻き返しは…あってもおかしくない…としか。
ここで本命にした理由が、他が弱いからですから…
・センチュリオン
勝ち馬は好位から抜け出して完勝。
最後詰め寄られましたが、足色同じで入線でしたし、一定以上のパフォーマンスだったと言えるでしょう。
ただし、時計的にはそれほど評価できるものではなく、今後オープン特別で他よりも重い斤量を背負わされた場合、人気でもぶっ飛ぶ可能性がありますので見極めをしっかりしましょう。
・クインズサターン
個人的に、今回のマーチSで一番驚かされたのがこの馬の成長。
末脚自慢でありながら少し華奢な体付きだったのですが、昨年暮れの大幅馬体増以降は一戦毎にパンプアップ。
今回のパドックでは一番良く見えた馬でした。
筋肉量増加とともに、スタート直後に置かれる面も見られなくなっています。
今まさに充実期といった感じで、次走以降積極的に狙いたい馬です。
◆4歳上500万下(日曜中山8R)
ソルサリエンテはスタートで大きく後手を踏んで終了。
ですが、そこからの挽回もあまり見られず。
次も購入する予定ですが、推奨はしません。
そこで普通に競馬して全然駄目なら見限ります。
◆3歳未勝利(日曜阪神5R)
レーヴドリーブは想定通りの圧勝。
ローテーション次第ですが、上手くハマればオークス出走まで狙える馬です。
2着バイマイサイドは直線でなかなか進路を上手く取れず、ラスト300mで大外に持ち出す大味な競馬。
普通の未勝利ならそれでも勝てたところでしょうが、今回は相手が悪かったですね。
次走大箱ならば確勝クラス。
ただし、コーナーで気になるアクションがあるので、小回りになった時には意外な凡走があるかもしれません。
◆3歳未勝利(土曜中京5R)
馬連1点的中。
正直、ここワンツーの2頭は未勝利レベルの馬ではないので、負けたミッキーは次走確勝クラス。
今回この人気で買えたのは非常にラッキーでした。
アロハリリーは上のクラスでもやれる器ですが、1戦毎にパフォーマンスを落としているので次走詰めて使うと黄色信号。
一度休養を挟むのがベストかもしれません。
以上です。
また、週末にお会いしましょう!!!



