【明瑞新山的】2017年ベストレース【トップ10】

 

こんばんは、明瑞新山です。

 

 

 

 

お正月三が日も残すところあと1日となりました。

 

 

 

初詣に親戚回り、お年玉におせち料理…昔と違うのは、自分自身がお年玉を配る立場になったということと、お正月遊びというものを見かけなくなったことでしょうか。

 

 

 

電車に乗ると、乗客の9割がスマホを眺めていると話題ですが、それは現代の子どもたちの同じようです。

 

 

 

忘年会会場で見かける子どもや、親戚の子どもたち、新年初売りセールのショッピングカートに乗る子どもたち…彼ら彼女らのほとんどが親のスマートフォンやタブレットを大人顔負けに操っているではありませんか。

 

ある種異様にも見えるこの景色も、10年も経てば当たり前の光景になるのでしょうね。

 

 

 

さてさて、今日は私明瑞新山が選ぶ2017年のベストレーストップ10をご紹介いたします。

 

 

 

あなたの心に残ったあのレースは果たしてランクインしているのでしょうか!?

 

 

 

どうぞ!

 

 

 

 

 

第10位
2017年4月15日
中山5R 3歳500万下(勝ち馬 スビールアスール)

 

 

まずはゴール前3頭が並んでゴールしたこのレースから。

 

参考画像をアップしていますが、これを見てもどの馬が勝ったのか分かりませんよね。

 

1着は外のゼッケン4番スビールアスールで、2着は同着でした。

 

3頭がここまで際どくゴールすることは珍しいので第10位に抜擢しました。

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第9位
2017年7月16日
中京5R 2歳新馬戦(勝ち馬 ワグネリアン)

 

 

伝説の新馬戦の呼び声が高いこのレースが9位にランクイン。

 

 

勝ったワグネリアンはここから無傷の3連勝でクラシックの主役候補を独走。

 

2着ヘンリーバローズも大器を思わせる勝ちっぷりで次走圧勝と、来春が楽しみです。

 

 

上がり32秒台の新馬戦は、新潟以外じゃまずお目に掛かれない珍品。

 

是非ご賞味あれ。



 

 

 

 

 

第8位
2017年12月2日
中山11R ステイヤーズS(勝ち馬 アルバート)

 

 

数多くいる個性派に並ぶ同一重賞3連覇を成し遂げたアルバートを8位に。

 

これで3000m級の重賞を4勝目。

 

ダイヤモンドSとステイヤーズSをそれぞれ連覇したスルーオダイナに並ぶ記録で、2018年もさらなる勝利を積み重ねてもらいたいものです。

 

 

もし4連覇を達成すると、JRAでは初の記録。

 

 

ちなみに日本新記録を樹立しようと思えば、あと4年現役を続けて7連覇する必要があるため無理がありますね(現記録保持馬は道営のシバフイルドーでクイーンカップを6連覇)。

 

 

それでも、JRA新記録なら手の届くところまで来ています。

 

 

期待しましょう。



 

 

 

 

 

第7位
2017年5月20日
京都11R 平安S(勝ち馬 グレイトパール)

 

 

第7位はダート界に現れた新星の華麗なる圧勝劇。

 

超ハイペースを追走し、早め進出から楽々抜け出す様は、本当に強い馬のそれでした。

 

残念ながらこのレースの後は故障に泣かされ大舞台に立ててはいませんが、2018年が飛躍の年になるのではないでしょうか。

 

本当に楽しみな馬です。



 

 

 

 

 

第6位
2017年12月24日
阪神6R 2歳新馬戦(勝ち馬 ダノンマジェスティ)

 

 

直近で度肝を抜かれたのがこのレースです。

 

いやぁ、視覚的インパクトもそうなんですが、ラスト3Fのラップが異常です。

 

 

ハープスターの新潟2歳S後に散見された「ブエナビスタより強い」とか「凱旋門賞勝てる」等の大げさな表現は好きではないのですが、この新馬戦に限っては「父超えあってもおかしくない」と言いたくなる気持ちも分かります。

 

 

次が試金石ですが、楽勝してほしいところ。

 

久しぶりにワクワクさせられる馬が出てきました。



 

 

 

 

 

第5位
2017年12月17日
阪神11R 朝日杯FS(勝ち馬 ダノンプレミアム)

 

 

2歳チャンプ決定戦…と言っても今年からはどうなるかはわかりませんが、少なくとも2歳マイル王の座に輝いたダノンプレミアムがランクイン。

 

こちらは大人びたレース振りから距離延長もこなせると思っていますし、第6位のダノンマジェスティとともに2018年を席巻してくれると期待している馬。

 

2頭ともうまく育てば歴史的名馬クラスになれるかも!?



 

 

 

 

 

第4位
2017年11月26日
東京11R ジャパンカップ(勝ち馬 シュヴァルグラン)

 

 

ビッグタイトルになかなか手が届かなかったシュヴァルグランが善戦マンを返上し、ライバル・キタサンブラックに一矢報いた1戦が第4位。

 

名手ボウマンの手腕もさることながら、キタサンブラックが作り出した地獄のペースに我慢し最後まで伸びきった馬もえらかった。

 

2着には当年のダービー馬レイデオロ。

日本最強馬と3歳代表馬を同時に倒した価値ある1戦でもありましたね。

 

来春の天皇賞春ではコンビ再結成が内定しているそうで、その前の大阪杯では福永騎手が久しぶりに背中に戻ってくるようです。

 

来春の活躍も楽しみです。



 

 

 

 

 

第3位
2017年10月29日
東京11R 天皇賞・秋(勝ち馬 キタサンブラック)

 

 

ドロッドロの馬場を出遅れながらも早目進出で押し切ったキタサンブラック。

 

この馬の強さを改めて知らしめる1戦でした。

 

いや、これはさすがに強すぎでしょwwww

 

モニターを見ながら思わず笑ってしまいました。

 

それくらい強い1戦。

 

私にとってのキタサンブラックのベストレースです。



 

 

 

 

 

第2位
2017年4月16日
中山11R 皐月賞(勝ち馬 アルアイン)

 

 

ハイライトは3・4コーナー中間地点~ラスト200m地点。

 

他馬に挟まれズルズルッと後退したはずのアルアインが何故か伸びてくるシーンは鳥肌もの。

 

その後パッとしませんが、この1戦で力を使い果たした説が生まれても不思議ないほどの強さを見せてくれました。



 

 

 

 

 

第1位
2017年12月23日
中山10R 中山大障害(勝ち馬 オジュウチョウサン)

 

 

第140回の中山大障害は、その長きに渡る歴史の中でも最もスリリングでエキサイティングなレースだったのでないでしょうか。

 

騎手と騎手、馬と馬のプライドがぶつかりあるマッチレースは本当に見ごたえがありました。

 

 

このレースもそうですが、それ以外にも感動的なレースを生んでいるオジュウチョウサン。

 

故障からの復帰戦も、およそ勝てそうもない位置から差し切ったり、大きな不利を受けながらも勝ち切ったレースもありました。

今や競馬ファンからは特別な愛情を持って扱われているのではないでしょうか。

 

 

有馬記念の前にしきりに「僕たちの夢、キタサンブラック」をいう気持ち悪い(失礼)フレーズがTVCMで流れていましたが、あれをオジュウチョウサンにしたら気持ち悪いという気持ちも少なかったかもしれません。

 

競馬ファンにとってはキタサンブラックよりもオジュウチョウサンの方が夢であり希望を持てる「応援したい馬」だったのではないでしょうか。