明けましておめでとうございます。
旧年中は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
今年も精進してまいりますので、よろしくお願いいたします。
さて、堅苦しい挨拶はここまでにして、昨年の私の成績です。
推奨レース数 156
的中レース数 32
的中率 20.5%
回収率 79.6%
という成績でした!
いやぁ不振でしたね。
この不振の原因は間違いなく桜花賞直後に陥った長い長いスランプ。
実に34連敗を喫しており、その期間をすべて消去すれば的中率26%、回収率100%超に変貌するのですから、調子の波は恐ろしいものです。
そこまでしなくても、34連敗中に、今年の的中率を当てはめると6~7Rは的中している計算で、成績の改善は間違いなかったでしょう。
2015年は2~4月の回収率が20%で脚を引っ張りましたが、2016は4~6月の回収率が19%とさらに大きく足を引っ張りました。
両年とも秋競馬に限定すれば回収率120%超ですので、今年の目標は「通年でその回収率を維持すること」にします。
2016年の競馬ニュースいえば、藤田菜七子フィーバーに始まり驚異の外国人騎手ルイス・コントレラス騎手の薬物使用問題による強制帰国、大江原圭騎手の死亡交通事故、夏には三浦皇成騎手が落馬による大怪我で長期離脱、「神ってる」ルメール騎手の騎乗機会10連続連対の新記録&1日8勝のタイ記録、丸山騎手が調整ルームで携帯電話を使用したとして騎乗停止、武豊騎手の中央地方海外通算4000勝等、騎手に関するものが多くありました。
中でも印象に残っているのがやはり熾烈なリーディング争い。
最終日を残して1勝差を制したのは戸崎騎手。
ここで騎手の特性が良く現れたのが、平場で勝ち星を積み重ねでリーディングを決めた戸崎騎手に対してその後の重賞を2連勝したルメール騎手という対照的な構図。
リーディングを失ってから重賞連勝というのは相当のメンタルがないとできない芸当で、本物の1流騎手のそれをみせられた気がしました。
夏場のバカンスがなければ恐らくルメール騎手のリーディングだったでしょうが、一度逆転されながらも差し返した戸崎騎手のメンタルもさすが。
今年もこの2人を中心に回っていくのでしょうか。
競走馬ではフランケル旋風が記憶に新しいところ。
勝ち上がった2頭が共に2歳GIで1番人気になり、ソウルスターリングが見事2歳女王に輝きました。
ミスエルテと共に今年の3歳牝馬戦線を引っ張っていってくれることを期待します。
牡馬は小粒ながら楽しみな存在が多く、特にブレスジャーニーは鞍上の柴田善臣騎手にとって30年前の忘れ物、悲願のクラシック制覇の期待がかかっており、そういった意味でも楽しみです。
最後に、私予想する2016年JRA賞受賞馬を発表して終わりにしたいと思います。
年度代表馬 モーリス
最優秀4歳以上牡馬 キタサンブラック
最優秀4歳以上牝馬 クイーンズリング
最優秀3歳牡馬 サトノダイヤモンド
最優秀3歳牝馬 シンハライト
最優秀2歳牡馬 サトノアレス
最優秀2歳牝馬 ソウルスターリング
最優秀ダート馬 コパノリッキー
最優秀短距離馬 モーリス
最優秀障害馬 オジュウチョウサン



