回顧その1【小倉記念・レパードS】

 

こんにちは、明瑞新山です。

 

 

溜まっていた回顧をまとめてアップしたいと思います。

 

 

まずは小倉記念から。

 

 

前半1000m60.5はスローの部類だが、後半1000mは11.8 – 11.6 – 11.7 – 11.8 – 12.6と全く息の入らない展開。

先行勢にはかなり厳しいペースだったと言える。

 

 

復活に期待して◎を打ったサトノラーゼンだが、菊花賞と同じく終盤のコーナーでブレーキを掛けざるを得ない苦しいレース。

想定よりも流れたペースはこの馬にとって願ってもない展開だったはずだが、それを全く活かせなかった。

ただし、コーナーで加速を付けられなかったとしても負けすぎで、競走馬としての旬を過ぎてしまった可能性もある。

今後、見極めが重要になってくる1頭だ。

 

 

人気のダコールは読み通り大外を回して届かずの4着。

ただし、目の前を行くマーティンボロが外に外にヨレた影響を大きく受けてのもの。

今後もG3なら本命クラス、G2でも紐には必ず押さえたい1頭。

 

 

そのダコールに直接対決で初めて勝利したベルーフが2着。

こちらもダコール同様に大きく外に振られる不利があった。

着差が着差だけに、アレがなければまず勝っていたと嘆く人がいるのは当然。

 

 

これが競馬・・・と言われればそれまでだが、今回の藤岡佑介騎手はあまりにも下手。

下手くそにもほどがある。

お金を賭けているのだから、怒るファンがいて当然。

騎手もプロなのだから、まっすぐ御して当然。

 

 

さて、話を戻しましょう。

 

 

このレースで一番強い競馬をしたのは間違いなく上記の不利を受けた2頭。

 

 

勝ったクランモンタナは他馬に不利が及ぶ運と鞍上がレース中通してひたすら追い続けてくれたファインプレイで掴んだ勝利であり、内容としてはまったく評価できない。

次走はオープン特別であっても消し評価で問題ないだろう。

 

 

3着エキストラエンドも勝ち馬と同じくマーティンボロの恩恵を受けた馬。

彼が大きく外にヨレでくれたおかげで目の前がパッカーンと空いて真っすぐ伸びてこられた。

こちらも恵まれた感が強く、次走の取捨は微妙。

メンバー次第では消してしまっても良いだろう。

 

 

レースそのもののレベルも高くなく、ここに出ていた馬が秋の大きなレースで活躍することはまずない。

 

 

 

 

 

続いてレパードS。

 

 

 

 

 

こちらは本命のケイティブレイブが軽快に飛ばして2着したものの勝ったのが消し評価のグレンツェントで不的中。

 

グレンツェントは前を追いかければ末が甘くなると読んだが、前を追いかけるまでもなく他が控えた。

この展開はグレンツェントにとってかなり有利な材料であった。

 

この期に及んで実力そのものはまだケイティブレイブが上回っていると感じている次第だ。

 

3着のレガーロも予想文中で大いに褒め称えたがその力を見せてくれた。

 

 

今後も注目したい3頭である。