【東京優駿回顧】明瑞新山コラム

おはようございます、明瑞新山です。

 

 

 

 

 

ダービーに始まりダービーに終わる-

 

 

 

 

 

全てのホースマンの1年が先週で終了しました。

 

我々競馬ファンの1年はまだこれから約半年を残していますが、競馬界では今週末から新馬戦がスタート。

 

また新たな1年が開幕したわけです。

 

私は関係者ではありませんが、こうして予想を公にしている身。
総決算は週末に持ち越さず、清算しておきたいという気持ちから、こうして筆を執ったわけです。

 

 

 

 

 

さて、私の本命リオンディーズは5着。

 

皐月賞では超ハイペースを自ら演出し自滅したわけですが、今回は差しの利かない馬場で後方3番手からの競馬をしてまたしても自滅。

 

たしかに、弥生賞→皐月賞は先行して結果が出ませんでしたが、弥生賞にしても後ろにおいでおいでしてる間に差され、自滅といえる内容でした。

皐月賞に至ってはもはや自爆。
自ら爆発してレースそのものを壊したといっても良いでしょう。

それでも、精鋭揃いの今年だったために大荒れになることはなかったのですが、その精鋭相手に僅差の5着に粘り通したのだから、先行スタイルを捨てる必要はなかったはず。

特に、近年高速馬場化が顕著になり、週頭から「内枠有利!誰が内を引くのか!?」などと枠順抽選の重要さが取り沙汰されている日本ダービーにおいて、後方からの競馬を選択するなんて愚の骨頂。

上がり33.2を繰り出しても、前が33.3で上がったのでは差せなくて当然。

 

 

残念でもなく当然。

 

 

3コーナーでは一度外に馬を振ってから内に大きく切れ込む進路取りも不可解。
馬場が速く、外を回ると差せないことを理解していなかったのでしょうか?

 

例えば、レッドアルディストなんかはあの競馬スタイルで一貫しているので許容範囲だと思います。

 

ですが、リオンディーズはそんなスタイルでやってきた馬ではありません。

 

デビュー後、追い込んで勝ったのは朝日杯のみ。

 

馬を信じてない証拠でしょうね。

 

道中、リオンディーズと一緒に追走していたマウントロブソンは3コーナーで内ラチ沿いをピッタリと回り、それだけで直線入り口ではリオンディーズよりも3馬身前にいました。

リオンディーズも、内ラチ沿いではなくとも、せめて並んでコーナーを回っていればあと3馬身は前にいたはず。

で、あれば3着争いに加わっている計算でした。

 

 

本当に

 

 

本当に

 

 

本当に

 

 

糞騎乗でしたね、デムーロさん。

 

 

平安Sで書いた通り、こんな騎手を軸にすべきではありませんでした。

 

 

今後当ブログでは復調が確認できるまで、デムーロ騎手を軸に据えるつもりはありません。

 

 

さて、毒を吐くだけ吐いた後は己の運のなさを嘆くことにします。

 

 

 

 

 

対抗に推したサトノダイヤモンド。

 

なんと向こう正面で落鉄の報。

昨日の新聞紙面では、先が欠けてボロボロになった蹄の写真が大きく掲載されていました。

 

これは運要素以外の何物でもありません。

 

たとえリオンディーズが先行し、トップでゴール板を駆け抜けていても、この状態ではマカヒキに先着するのは難しかったでしょうね。

 

つまり、私の馬券はなにをどうしても当たることはなかったということ。

土曜日の推奨馬3頭中2頭出負けもそうですが、桜花賞以降的中なしの男の運のなさとは、こうも極まるものなのかと嘆きたくなります。

 

あ、サトノダイヤモンドですが、秋の予定は未定とのこと。

じっくり休んで、回復に専念してもらいたいものです。

 

 

 

 

 

第83回東京優駿は本当に良いレースでした。

 

しかし、私の中では上記のように大きなわだかまりが残ったのも事実。

勝ったマカヒキの川田騎手には素直におめでとうと賛辞を贈りたいですし、素晴らしい騎乗でした。

今後もマカヒキとのコンビで日本競馬界を盛り上げていってほしいです。

 

反対に、最近意味不明な騎乗が目立つトップジョッキーが多いように感じます。

 

昨年一昨年と不振に喘いだ内田博幸騎手や、完全復活した武豊騎手のように、一刻も早い復調を願ってやみません。