こんにちは
うまうまジェントル氏です
皆さん、K2という漫画をご存知でしょうか?
その昔、スーパードクターKという医療漫画が週刊少年マガジンに10年という長期期間で連載されていたのですが、一旦終了後その続編として今から20年前に始まって今も連載が続いている計30年の長寿漫画
初代の頃より、劇画タッチの絵柄で筋肉隆々の男が無免許で医療に携わり神のメスを振るうため、北斗の拳とブラックジャックを足した医療ファンタジーなどと揶揄されていました
実際にK自身はトキのように放射線よる被爆で身体を侵されており、KのライバルであるドクターTETSUなどは異国の戦場で兵士にコールドトミー手術を行い、アミバみたいな人体実験的なことしてましたからね
あいつ、見た目はケンシロウですけど、中身はトキです笑
さて、今話題のK2という漫画ですが、前作の主人公であったKAZUYAは最期、放射線による癌に身体を蝕まれて若くして命を落とすのですが、今回の主人公はKの系譜を絶やさぬよう陰で生きていたKの親戚と、一族最高傑作と言われるKそのものを引き継ぐK自身のクローン
ぶっちゃけ20年連載されている時点で、主人公であるK自身が生きていた話よりも死んでからの話の方が長いんですけど、それが面白いんですよ
1990年前後のドクターK連載当時は治療できなかったような不治の病や、その20年以上の間に新しく確立された治療法や医療器具などを使って、難病患者を助けていく話は、日進月歩の医療の進化を読者に実感させると共に、それに携わる医療業界に対する感謝の念が溢れること受け合い
K2以降はリアルタイムで漫画の中で時間が進んでいくので、当然主人公達も連載期間分歳をとりますし、実際に2021年頃はコロナウイルスの話が占める割合が多くなっていたりします
読むと、身体のちょっとした痛みや、シミやホクロが心配になり、人間ドックに何故か行きたくなる人が増えるこの漫画
K2自体は少年誌から青年誌に移籍したため世間的にはマイナーな漫画だと言うことは分かってましたし、それでも前作よりも面白いと思って私は連載開始当初からずっと追い続けていたので、なんで20年経った今話題になっているのか昨今のTOUGHブームのレベルで謎でしたが、実は連載雑誌であったイブニングが休刊して、著名な作品はネット媒体であるコミックdaysに移籍するとのことでした
もちろん20年連載していたK2も移籍するわけですが、その移籍の一環としてイブニング連載当初からの漫画をネットで3ヶ月全部無料開放するなどというとんでもないことをやっていましたわけです
無料なら読んでみるかと色んな人の目に触れた結果、望むべくせずに世間にその存在が一気に知れ渡ったK2
広江礼威が、めっちゃ面白かったから金を還元するためにK2全巻紙媒体で買ったなどとTwitterで発言をしていましたが、お前は他の漫画読んでないでさっさとブラックラグーンを描けと思わずにはいられませんでした
ただ今回の一件で個人的に思ったのが、絵であろうと漫画であろうと歌であろうとどれだけ素晴らしい作品でも人の目に触れなければ評価の対象にすらならないという悲しい現実
オリンピック利権談合の件でも話題になりましたが、なぜ電通という超大手の広告会社がこれだけ様々な媒体を通じて日本に癒着しているのかという事実のをまざまざと見せつけられた気がします
PRのやり方を誤ればどれだけ頑張って作った作品でも知ってすらもらえないことは、身につまされてわかっていますからね
それでは本日の予想です
よろしくどうぞ〜
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3月19日(日)
中山11R スプリングS
本命はホウオウビスケッツ
血統的な距離の問題点は前走払拭して見せた通り、見た目は中距離以上
身体もどちらかと言えばルーラーシップが強く出ており、雨が残った今の中山を考慮しての抜粋
前走は1分1秒6という、ゆったりとした流れから、11秒台を5回刻んでの快勝
逃げたい馬が多く集まったように見えるが、馬体的には差す競馬も想定内で、追い切りでもそれを意識したかのような調整
それでもなお速い流れに巻き込まれてダメなら、それも競馬なのでしょうがないと割り切りたい
ホウオウビスケッツ 単勝3,000円
, 複勝7,000円



