こんにちは
うまうまジェントル氏です
先週の日曜日、すずめの戸締りを観てきたので、ネタバレは出来ずとも薀蓄がてら、当時の新海誠の自己紹介ムービーとも言える【はるのあしおと】の話でもしようかなとか考えていましたが、先日寝耳に水にとんでもないニュースが飛び込んできてそれどころじゃなくなったわけです
先日、出資馬ベルローブ号が転厩しました
友道厩舎から西村厩舎に転厩しました
ベルローブ号は骨瘤こそできましたが、調教を休むことはほぼなく、周りの馬がレースのためにどんどん脱北する中ずっとトレーニングだけをさせられてきました
ここまでの成績は無論0戦0勝で、ゲート試験すら合格していません
まだゲート試験のための入厩すらしていないのに走る前から厩舎追い出されるって前代未聞ですよ
そもそもベルローブは、8月終了時点で入厩体勢はおそらく整っており、どちらかというと友道厩舎の都合で北海道に軟禁されていた訳ですが、そこから3ヶ月
全く音沙汰がなかったと思えば急に転厩のお知らせが…
一流厩舎なら走らない馬を手放すことは往々にしてある話ですが、それでも一旦受け入れをした手前、大抵一回はきちんと走らせた後放牧に出し、再入厩予定が立てれないなどの建前の元他の厩舎に出すわけですけど
怪我もしていない入厩体勢の整った馬を1度も走らせず厄介払いするって、そんな話は前代未聞
今年も当たり前のようにダービーを勝った天下の友道康夫だから許されると言いますか、有力個人馬主が尻尾振って寄ってくる厩舎なので、別に大手クラブと言えど疎遠になったところで痛くも痒くもないのは分かりますが、これはさすがに
世界的有名シェフの料理が食べられると聞いて大金払って予約して店に行ったら、肝心のシェフは懇意にしてる顧客の家に出張料理作りに行っていないから、店で留守番している弟子Aが作った料理食えって言われたような感じですね
実際西村調教師は、厩務員課程を終えた後3年ほど友道厩舎で厩務員やってましたし、体の良い下請けとして選ばれたんでしょうか?
西村厩舎は実績もありますし、悪い厩舎じゃないのは分かっていますが、そういう問題ではないでしょうという話です
友道師に付き合わされてこの馬が無駄にしたこの数ヶ月
早い馬なら6月にデビューを迎えて、そこから一年と二ヶ月の勝ち上がり猶予があるわけですけど、実際新馬戦は3月まで、未勝利戦は8月までという現実があります
ここまで何もしていないベルローブが今からゲート試験を受けて再度しがらきで調教を施した上でデビューを迎えるのは、定石通りですとどれだけ早くとも来年の2月後半
今のノーザンでは、牝馬で外厩放牧の過程をすっ飛ばす馬はほとんど居ませんし、仮にすっ飛ばしたところで早くとも一月頭くらいまでは馬を鍛えるはずです
どうせ転厩するならもっと早くしろよと言いたい気持ちもありますが、シルク側としても友道師を立ててギリギリまで我慢して痺れを切らせた結果だと思います
結果入厩拒否というありえない事態ですし、もしかしたら見てわかるくらいのダメな馬なのかも知れませんが、もし1つでもきちんと勝てる馬であれば、それは友道師の出資者やクラブに対する完全な傲慢や驕りであると言わざるをえませんね
出資者の立場としては、なんとか頑張って友道師の鼻をあかして欲しい気持ちはありますが、銀河系軍団とも言われるあの厩舎を後悔させるには、海外GIくらい勝たないとなんとも思っていなさそうなのが辛いところですわ
それでは本日の予想です
よろしくどうぞ〜
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11月27日(日)
東京11R ジャパンカップ
今年は外国馬に人気が随分偏った
ジャパンカップでは分析するだけ時間の無駄と、脳死で外国馬を買わない層が多くいることを踏まえて、ここまで人気するのは久しくなかった
有力な日本馬が例年に比べて少ないのも分かるし、久しぶりの外国馬のJC制覇に期待がかかる
とはいえ、本命はデアリングタクトから
オールカマーもエリザベス女王杯も枠に泣いたが、エリザベス女王杯時点の追い切りを見ている限りあんなものではない
結果が出ないことに業を煮やして急遽JCに駒を進めてきたのだろう
年齢的にもラストチャンスということで、松山が乗れないことを良いことに真逆のタイプであるマーカンドを配してきた
ここが最後になっても構わないという意気込みが見える
相手にはダノンベルーガ
追加賞金のために万全でシャフリヤールの追い切りが気に食わないということが一番の原因でもあるが、天皇賞での走りを見ると夏を挟んで大きく馬が変わった
血統的な背景を踏まえて、今ならイクイノックスとも互角にやれるはず
外国馬は、テュネスとシムカミルが面白い
テュネスはレーティング含めあまりにもここ数戦の結果が凄いため、今の海外の情報がすぐに共有される時代なら知っている競馬ファンも多かったかもしれない
あの凱旋門賞馬トルカータタッソの弟にして、既に近年ドイツ最強馬とも言われており、2歳時から1年近く休養を挟んでからの競馬では3戦とも全て8馬身以上の差をつけてのぶっちぎり
前走のドイツの大レース、バイエルン大賞では後続を10馬身引きちぎってのゴールとなった
サッカーでは日本がドイツを破ってジャイアントキリングを炸裂させたが、競馬でお返しされることは想像に難くない
シムカミルは、調教師がコメントしているように今年の4月まで未勝利だった馬
パリ大賞でオネストに半馬身及ばなかったが、当時は人気薄で逃げを打った中で一度は交わされてからも再度食い下がって差を詰めた
成長を加味した上での予想としたが、内枠に入って他頭数の中追い込む競馬をするオネストよりは、最内から逃げを打つシムカミルの方が妙味はある
デアリングタクト 3,000円
ダノンベルーガ 4,000円
テュネス 2,000円
シムカミル 1,000円



