こんにちは
うまうまジェントル氏です
ついに今年もシルクホースクラブの募集が開始されました
御三家とも言われたディープインパクトもキングカメハメハもおらず、ラストクロップとなるハーツクライの産駒も極めて少ない中で、値段だけは全体的に2割増と言う印象
最も今年に至っては億を超える馬がいないことで、値段の平均値は調整した感じでしょうが、所謂中央値に関しては爆上がりと言っても過言ではないでしょう
物価の上昇に加え、円安による海外のレース賞金の爆増や、GIレースにおける賞金増などもありますが、さすがにこの値上げ幅は驚きました
まずはこちらの表を見ていただけると分かりますが
シルクは奇数年産まれに活躍馬が多いのはご周知の通りで、一口馬主DBによる平均価格と平均獲得賞金額を見ると、ノーザンと提携を始めて以降は、まだ3歳世代の19年度産を除いて、11年産、13年産、15年産、17年産と全てが売値を大幅に上回っています
その逆もまた然りで、偶数年の産駒は全て微増もしくはマイナスとなっており、かなり顕著に奇数年に力を入れてノーザンの他のクラブと馬質を分けています
今年はその奇数年の産駒が募集される訳ですが、なんと本年度の募集平均額は億超がいないにも関わらず過去最高の3,670万円
アーモンドアイを筆頭にGI馬が4頭もいた15世代くらいの活躍が見込めるならその値上げ幅すらも軽く上回るのでしょうが、現実的にはその値上げに耐えて、平均販売価格を平均賞金獲得額が大きく上回るというのはなかなかに考えにくいですね
そもそも15年度産74頭の総募集価格約21億円を、アーモンドアイ1頭の獲得賞金(19億1500万円)で9割ペイしきった世代など、明らかにただのイレギュラーでしょう
とは言え、ただでさえ1口バブルと言われる競馬界隈で、とにかく出せば売れる状態なのが今のノーザン系クラブですし、毎回全馬完売する以上それが適正価格と言われればそれまで
今のシルクが会員に愛想つかされるようになるには、天下のノーザンファームそのものを凌駕する牧場が出てくるくらいしか可能性はないでしょうね
まさに殿様商売を地で行くようなクラブで、今後は新規の加入も難しくなるような状態なので、このクラブに居座るつもりならこの値段でも会員は退けませんからね
ただ、馬の出資はこの歳になっての数少ない年1回の楽しみでもあります
経済事情は人それぞれですし、こんな趣味を持つ人にはお金は履いて捨てるくらい持ってるような人も少なくありません
上手く自分の財布と付き合って健全な1口ライフを楽しみたいですね
それでは本日の予想です
よろしくどうぞ〜
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7月24日(日)
小倉11R 中京記念
ファルコニアという馬はここに至るまで随分と泥臭い競馬人生を歩んできたが、元はクラシックすら期待されていたような馬
2歳時に見受けられた身体の硬さも随分と解消された
逆に体の硬さ故か、切れ味に特化した差しに拘る競馬をせずに柔軟性のある競馬が出来るのが強み
そうなると小倉という条件も悪くない
ヴァリアメンテの前走は完全に行き場を無くしてのもので、勝ったウインカーネリアンこそ1枚抜けていたが、本来なら上位争いにくい込んでもおかしくない競馬をしていた
前走の競馬が54kgという斤量をもたらしたのなら、下手に乗ったかいもあったというものか
逆に2着のカイザーミノルは上手く乗ってきたが、鞍上が何をするか分からない故抑えに止める
ファルコニア 5,000円
ヴァリアメンテ 3,500円
カイザーミノル 1,500円



