5月29日(日) うまうまジェントル氏予想【東京優駿】

こんにちは

 

 

 

 
うまうまジェントル氏です

 

 

 

 

今週は日本ダービー、私どもも能力や展開利を含めてトライアルが終わった辺りから、ある程度力関係と人気を考えた上で調教や枠を見て予想に臨むわけですが、

 

 

その中でやはり気になったのが、前日夜時点でのダノンベルーガの1番人気でしょうかね?

 

 

皐月賞の着順は4着で、共同通信杯はジオグリフに勝ってはいるものの、斤量差が1kg

 

 

当然今回は皐月賞の勝ち馬や残りの先着馬もダービーに出走しているわけで、上位馬不在のための押し出された人気というわけでもなさそうです

 

 

過去、マティリアルやフサイチホウオーが、直線の短い皐月賞にて追い込み競馬での僅差3着から、共にダービーで抜けた一番人気となったことは記憶にも新しいですが、どちらも結果は惨敗

 

 

マティリアルの時は皐月賞馬が不在、フサイチホウオーの時は上位馬が人気薄での激走と、人気の理由もわからなくもないんですけどね

 

 

もし今回ドウデュースが2倍台前半くらいのオッズで一番人気になれば、このパターンかと思ったことでしょう

 

 

ダービー1番人気の落馬で有名なタカツバキの時も、皐月賞を圧勝したワイルドモアは故障で回避、2着だったギャロップは人気薄で、安定して馬券に絡んでいたタカツバキが押し出されただけでした

 

 

ちなみに、タカツバキのように皐月賞で連対すらできずあっさり負けていてなお、ダービーでも一番人気に推されたパターンと言えば、近年だと4着のウイニングチケットや3着スペシャルウィークなどがいましたが、これらはレース前から騎手に対する因縁が付きまとっており、ダービーを勝てば騎手を辞めるなどとマスコミが煽った柴田政人に、ダンスインザダークで負けて以降何故かダービーは勝てない騎手と弄られ続け20代最後の挑戦となった当時天才と言われた武豊

 

 

これらは共に1着となり、悲願を達成した形ですが、ダノンベルーガとは違って共に皐月賞時点で抜けた一番人気に推されてた馬ですし、川田に関しては既にダービー勝っていますからね

 

 

そういった日本人独特の判官贔屓が反映された人気と考えるのはまた違うのだと思います

 

 

モンテプリンスのダービー一番人気なんかは、皐月後のNHK杯でこれでもかとぶっちぎった結果ですし、これも違う

 

 

だとしたら、ダノンベルーガは何の再来になるのか?

 

 

結局一番似ている事例としては、史上最強の昭和47年組と言われた時のダービー1番人気馬、ロングエースですかね

 

 

実際にロングエース皐月賞の前哨戦でランドプリンスに完勝しており、しかもランドプリンスはテスコボーイの初年度産駒で母系はサラ系と、血統的な優位性も後押ししてのダービー一番人気抜擢

 

 

共同通信杯の着順や、ハーツクライ産駒に対するドレフォンなど、一番近いんじゃないですかね?

 

 

当時、例年ならダービーを勝てる馬が5頭いたくらいに競馬関係者に神格化された伝説の世代となりますが、そんな中ロングエースは皐月賞が初敗戦の3着

 

 

ちなみにご存知でしょうが、ロングエースはダービー勝ちます

 

 

 

いやぁ、ダノンベルーガが一番人気になりますかね?

 

 

もしそうなら、今の馬券ユーザーって相当競馬を研究して馬券を買っていると思います

 

 

 

 

それでは本日の予想です

 

 

 
よろしくどうぞ〜

 

 

 

 

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5月29日(日)

 

 

 
東京11R       東京優駿

 

 

 

 
本命はダノンベルーガ

共同通信杯を見た上で、元々ジオグリフは皐月賞、ダービーではこっちを買うつもりで狙っていた

 

 

しかも、前走は痛恨の1枠

 

 

中山開催の最終日となった皐月賞では前日含め、芝レースで内枠で結果を出せた馬が逃げた短距離馬1頭のみと、極端に内が荒れた馬場であった

 

 

騎手に殺されたのがドウデュースなら、枠に殺されたのがダノンベルーガと言って差し支えない

 

 

度外視どころか、良くあそこまで踏ん張れたと思う

 

 

今回に至っては6枠と、他の有力馬がこぞって外枠に入る中、ある程度常識的なところに収まったと言える

 

 

ドウデュースの騎手は残念ながら継続騎乗となったが、ダノンベルーガの枠は今回ある程度出していけるところに代わったのは、馬にとって何より優位だろう

 

 

相手は前回も能力を買ったつもりだったが、今回も大外枠を引いてしまったイクイノックス

 

 

正直東京2400mの大外枠に関しては、問題ないとは口が裂けても言えないくらいには不利を被る

 

 

先週スターズオンアースを外したのもそれが原因だし、揉まれるデメリットが少ない牡馬ならなおのこと

 

 

後は再入厩後、10日競馬に近い感じでダービーに出るというのはやはり褒められたものではない

 

 

何故か批判の的となりやすい木村厩舎の名誉のために言うが、これは馬の体質によるもので決して木村師が望んだことではないだろう

 

 

もし今回、ルメールが前に行かず東スポ杯のように後方で溜める競馬を選択したら、枠だけの問題ではなく、状態面も良くなかったと割り切るくらいの気持ちではいる

 

 

最後は、ある種皐月賞で完敗とも見えたアスクビクターモア

 

 

こちらもこの大舞台に臨むに至って、馬なり単走を2回やってきた調教師の考えが極めて気に食わない訳だが、田村ならしょうがない

 

 

ここでも誤魔化し誤魔化しお釣りを残して、今後も末永く細く長く稼いでもらう魂胆であろう

 

 

それの是非に関してと言うよりは、そんな馬を友道厩舎や木村厩舎の馬と同列に予想しても良いのかと言うのがどうしても引っかかるのだが、有力馬がみんな外に行った中で唯一内を引いたのがこの馬

 

 

皐月賞ではこの馬も、馬場の悪い最内枠の関係で逃げるという苦渋の決断をしての結果

 

 

年が明けて以降この馬が競馬の内容が一番良くなったと感じる部分もある故、ここでは調教師には目を瞑り枠を活かした騎手の手腕に期待したい

 

 

 

 

ダノンベルーガ      5,000円
イクイノックス      3,000円
アスクビクターモア    2,000円