こんにちは
うまうまジェントル氏です
今回はオークスということで、久しぶりに予想文に血統の話を盛り込んでみました
元々私は血統が好きで競馬にハマった過去がありまして、競馬新聞のこじつけのような血統評価をあまり快く思っていない節がありました
最も血統だけが競馬じゃないのは承知の上で、今の時代オークスのような血統の知識が活きるレースも少ないので色々発散しようと考えた次第
競馬に明るい人には今更な話かも知れませんが、競馬を始めた人にとって、何かしらの気付きになれば幸いです
それでは本日の予想です
よろしくどうぞ〜
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5月22日(日)
東京11R 優駿牝馬
桜花賞のゴール前は大混戦かつ、伏兵であったスターズオンアースの勝利で、オークスに向けて難解さを残すレースになった
ならば、適性を読んでオークスで台頭できる馬を探すのが道理か
そこで活きるのが馬体と血統
地力という意味でのサークルオブライフは今回抑えるとして、馬体に難のあるナミュールや、兄妹に短距離馬がひしめくプレサージュリフトなどは見送り
前走時点で腹が巻き上がっていたルージュエヴァイユ辺りも外せればかなり候補は絞れてくるはずだ
今回チョイスするのは、アートハウスとベルクレスタ
アートハウスに関しては今回あっさり負ける可能性もある上で、前走のラスト11.1というおかしな上がりを評価した結果
ちょうどラスト1fのハロン棒に差し掛かったところで先頭の馬を交わしにかかったが、そこから付いた差が0.5秒
逃げた馬と2番手の馬が2、3着に粘り、ラスト3fをラップを落とさず11.6ほどで走った中、悠々と地力差で突き放した
本来ならもっと配当がついてもおかしくないような馬ではあるが、川田が桜花賞馬を蹴ってこちらを選んだせいか過剰人気気味にはなってしまった
先々週のダノンスコーピオンとセリフォスの一件でも感じたが、予想段階での私の評価は
能力
ダノンスコーピオン>>>セリフォス
仕上がり
セリフォス>>>ダノンスコーピオン
川田自身が地力優位の馬を将来を見越してそのまま選んでいるのであれば参考にさせてもらいたい
そして、今回のメンバーで血統背景が何よりあらたかなベルクレスタ
父ドゥラメンテは言わずもがなキングカメハメハにアドマイヤグルーヴ、ダイナカール牝系のGI連続勝利馬の4代目
母父のニューメラスは、大種牡馬ミスタープロスペクターに世界の名繁殖スペシャルを祖母に持つ母ナンバーと、ドゥラメンテを超えるレベルで破格
一見地味に見える母系も、昭和後期から平成初期の日本競馬で活躍したゼダーンやネヴァーベントというある種日本に適性を根差す地盤を持ち、さらに遡ると、世界的にもグリーングラスくらいでしか名前を見ないとまで言われる二冠馬ニンバスの名前なども見える
そしてなにより、母ベルアリュール2は、過去日本でGI馬を輩出しているだけでなく、兄弟に愛セントレジャーの勝ち馬までおり、東京の2400mという距離適性や底力を有するオークスにはうってつけ
前走でも直線外に出すまでに時間を要しながら、結局勝ち馬とはコンマ2秒
アルテミスsでもサークルオブライフとの時計差は無し
未勝利を勝った時は、後の牝馬戦線を牽引するとまで言われていた馬
オークスという、桜花賞から一気に1.5倍距離が伸びる以上、不確定な部分を補うために血統というエッセンスは必要不可欠
私は毎年オークスを予想する時に必ず思い出す馬が、ニットウチドリ(ちなみに菊花賞ではリュウズキ(笑))
後にビクトリアカップを勝ち、有馬記念でも好走した馬であるが、桜花賞を1番人気で大楽勝した彼女が何故オークスでは3番人気に身を落とし、そして負けたのか
古い競馬ファンでもなかなか名前を聞いた事のないであろう、ダラノーアという種牡馬がニットウチドリに及ぼした評価と影響というのを一度考えてみるのも面白いであろう
日本競馬の歴史で、春の牝馬2冠を達成した馬はどちらのレースに置いても人気に推された馬しかおらず、全てにおいて地力及び血統という要素が絡んでくるレースである
サークルオブライフ 4,000円
アートハウス 3,000円
ベルクレスタ 3,000円



