こんにちは
うまうまジェントル氏です
天皇賞の予想は我ながら恥ずかしい限りで、3頭の競馬と謳っておきながら、唯一購入馬券から外したタイトルホルダーが圧勝するという悲しい結果でした
追い切り時点で2倍しかつかないディープボンドを選んだ以上、当然オッズの兼ね合いもあったのですが、タイトルホルダーという馬は逃げ馬故に非常にややこしいですね
次走は宝塚記念という話ですが、この手の逃げ馬が誤魔化しの効かないコースでどこまでやれるのかが1つのテーマになってきます
人気がないならとりあえず押さえておけで済むのですが、逃げ馬が人気になると必ず周りがその馬を見て動くため、レース自体も厳しくなりますし、馬よりも展開の見極めが大事なのかもしれません
天皇賞では、前半で大きく逃げた上にラスト5fから相手をふるい落としていくという割と好き勝手な競馬をしていましたが、それも長距離らしく、間に3f39秒というラップを挟んで脚を休めることが出来たため
正面スタートでコーナーが4回しかない宝塚記念でそのラップの緩め方は無理ですし、2200mのレースで同じようなスパートをかけてラスト1fが13秒まで落ちると仮に大逃げでも確実に差し馬の餌食
勝つためのセオリーとしては、前半の1200mを12秒平均のスローで逃げた後、11秒台連発で相手を突き放していく競馬がタイトルホルダーが描きたいプランでしょうが、逃げ馬の宿命と言いますか、そう簡単に問屋が卸さないでしょう
この手の逃げ馬がいると観ている人は楽しいのかもしれませんが、予想する立場としては余分なファクターが必要になり、精度に欠けるのが難点ですね
なかなか頭が痛いです
しかしまぁ近年競馬の傾向が随分と変わって、サンデーサイレンスがもたらした切れ味で先頭にたった後は軽い馬場を利用して惰性で伸びてそのままゴールという瞬発力競馬が身を潜め、タイトルホルダー筆頭に、ジャックドールやパンサラッサのような驚異的な持久力で逃げるような馬が目立ってきました
平成はまさにサンデーサイレンスが昭和の日本競馬を駆逐する歴史でしたが、令和となってそのサンデーサイレンスの作り上げた競馬のセオリーも崩れ始めたのかもしれませんね
本来競馬はアメリカのように前にいる方が有利と言われてたものですが、平成では如何に馬に我慢を覚えさせるかをテーマに調教を施された馬が大きなタイトルを積み上げた時代でしたが、サンデーサイレンス系の申し子とも言われたディープインパクトが死んで元号も令和となりました
円安が続く海外でも、サウジ、ドバイ、アメリカを筆頭にダート競馬に高額賞金レースが目白押しとなっており、今の日本競馬に求められるものとは対照的な状態
今から10年後の日本の競馬がどんなものになっているのか想像もつきません
それでは本日の予想です
よろしくどうぞ〜
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5月8日(日)
東京11R NHKマイルC
NHKマイルCらしく人気が割れたため、自分なりに穴馬探しに当然奔走した訳だが、結局は身体の戻りきっていないダノンスコーピオンとセリフォスとの比較や、差しに回って進化を発揮したプルパレイの体型などを考慮すれば、人気所に落ち着いてしまった
個人的な見解では、ダノンスコーピオンの方がセリフォスより上かと言った感じだったが、今回に関しては出来があまりに違いすぎる
厩舎的にも、セリフォスには恐らく川田騎手に打診があったはずだが、なぜダノンを選んだのか、これがわからない
ジャングロ1人が引っ張りそうな展開を考慮すれば、ある程度前で競馬できる馬の方が利があるがトウシンマカオは気性的にマイルが長い
マテンロウオリオンもソリタリオの他の馬との競馬を比較すればここでは荷が重いのではないか
となれば、休養明けからのぶっつけとはいえ、あまりに動きの良かったセリフォスを抑えに回して、思いっきり短距離体型にもかかわらず前走最後方から伸びたインダストリアを本命にしたい
というか、レーンが乗るせいか人気しすぎて辟易している訳だが、弥生賞のパドックを見た時点で、ここで負けて人気もほどほどにNHKマイルに来てくれればありがたいと考えていた次第
最後に前が崩れたアーリントンCで、好スタートを切った故に退けなかったキングエルメスを少し抑えたい
使ってなんぼの矢作厩舎の骨折明けということを考慮すれば、2走目ということで上積みもあるだろう
インダストリア 5,000円
セリフォス 3,000円
キングエルメス 2,000円



