こんにちは
うまうまジェントル氏です
先週走ったベイサイドブルーくんの引退により、私の気分も非常にブルーとなっております
鼻出血2回連続は競走馬としては致命的
特に馬が馬券の対象となる日本だと、公正競馬の観点からもアウトでしょう
引退も致し方ありません
ただ、本当に可動域が大きくトモの踏み込みも凄い、非常に良い馬だと思っていたので勿体ない気持ちでいっぱいです
もう少し身体が強ければ、もう少し身体が小さければ、別の馬生があったと思わざるを得ません
しかし、このベイサイドブルーくんは故障の多い馬でしたが、問題があったのは内臓や皮膚が殆どでした
特に、腱や骨に異常をきたしたことは一度もないため、シルクの写真や動画では馬を見ての判別は不能に近いのではないかと思っています
唯一の判断材料として、前脚から屈腱にかけて湿ったように見える馬は身体に疾患があるという言葉があるのですが、この馬は確かに募集写真時点で脚が水っぽく湿っている馬でもありました
でも、そんな格言に近いものを当てにして、こんな良いものを持っている馬を見逃すなんてなかなか難しいんですよ
昨年の募集馬に関しても、ラパンラビットやペースセッティングと言った、後肢の可動が大きく踏み込みの強さが目立った馬がここまでの稽古で良い走りを見せております
昨年私が買うに至ったベルローブなどは、良い筋肉は持っていたものの、可動域に関しては割と平凡な馬でして、最近背中が詰まって短距離体型になってきたことに関して胸を撫で下ろしているくらい
身体の出来上がっていない1歳馬には、全てが及第点の馬などなかなかおらず、どこかを立てればどこかが立たずで妥協の中何かしら突出して光るものを持っている馬を購入することが殆ど
そんな中、このベイサイドブルーくんは一際輝くものを持っていたはずなんですけどね
馬券に限らず馬を選ぶというのは非常に難しいです
お疲れ様でした、ベイサイドブルーくん
それでは本日の予想です
よろしくどうぞ〜
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5月1日(日)
阪神11R 天皇賞(春)
両者ともに大外枠に入った上で、タイトルホルダーとディープボンドの二者択一と言った感じにはなっているが、臨戦過程を考えると、完全にここを目標に全力でぶち込んできたディープボンドに軍配が上がる
確かにタイトルホルダーの有馬は枠の時点でお通夜ムード
そんな中で大外に入れられた逃げ馬とは思えないくらい最後までしっかり伸びており、翌年の更なる飛躍に期待させる内容だった
しかし、ディープボンドは海外帰りでロンシャンの重馬場を走り終えた後、調整もままならない中出走しての健闘
私は当時、ここ数戦の追い切りでディープボンドは別馬になっていると豪語してエフフォーリアの対抗に推したが、そんな中単勝20倍と大きく人気を落とした理由は海外帰りの調整が理由であろう
そんな馬が完全に前哨戦のレースを叩き台にして毎週鬼のような追い切りを施してきた以上、付け入る隙がない
そもそも菊花賞を勝ってはいるが、タイトルホルダーにとって輸送は鬼門だったりする訳で、あれだけメンバーレベルが落ちた中で菊花賞での人気が一息だったのは恐らくそれが示唆されていた
特に気になるのが前走の日経賞が結構負担の大きな馬場だったため、輸送込みの追い切りがどこまで施されているのかが気になる
菊花賞の追い切りは、当時私がベタベタに誉めたように輸送も含めて100点を超えるような追い切り
逃げ馬である以上何があっても驚けないのだが、ここは少し評価を割引きたい
ただ、そんな中でタイトルホルダーを補填に回すことも当然考えたが、ここで考えるのが当然3番手評価のテーオーロイヤルの可能性
オッズこそ菊花賞馬のタイトルホルダーとさほど変わらないような上がり馬をどう分析すれば良いのか
この馬の躍進は、直線あわやという場面を見せた青葉賞から
最後は地力の差が出て脚色が同じになってしまったが、大外から地力勝負を挑んだ内容は15番人気という低評価を覆すには十分の走りだった
そこからの4連勝となるが、その内3戦の内容はかなり秀逸で、競馬をした位置を考えると毎回上がり差でも群を抜いており、勝つべくして勝ったレースばかりである
前走のダイヤモンドsに至っては、先行馬で唯一上位に残したどころか、上がりも上位馬とコンマ数秒しか変わらず、ハードな流れで自分から動いて突き放して完封と、もしここに未対決であるディープボンドとタイトルホルダーというGI級がいなければ、正直負ける要素が無いくらいの力の差があると思われる
むしろ、ずっとでかい舞台で戦ってきて逆にこのメンバー間で比較のしにくいディープボンドよりも、このテーオーロイヤルという馬がいるからこそ、上位人気3頭を除くそれ以外の馬ではここは勝ち切るには足りないと言えるだろう
ディープボンド 7,000円
テーオーロイヤル 3,000円



