こんにちは
うまうまジェントル氏です
先日さりげなく話題に出したボルテスV
フィリピンでは国民的大人気のアニメなんですけど、日本での知名度はいまいちかもしれませんね
難波を歩いている女子大生に私が急にボルテスVの話をしても、怪訝な顔をして不審者通報されそうです
多分100人に1人も知らないでしょう
でも、英会話講師や介護研修で日本に来ている20代のフィリピン人の女の子に「ボルテスVって知ってる?」って聞いたら、私の経験上絶対に知ってました(笑)
実際にフィリピンでボルテスVを知らない人など老若男女問わずいないレベルで、日本人で言うところのサザエさん、ドラゴンボールを超える知名度があるそうです
ちなみに、ちょうど今フィリピンではボルテスVの実写版を超高品質で作っているらしく、日本で40年以上前に放送されたアニメが何故かフィリピンで独り歩きしている現状には驚きを隠せません
今日は先週そこで少し触れたアイフルの話です
マジンガーZのカブトシローは主人公兜甲児の弟ということで、原作を見ていなくともスパロボをやったことのある人ならおまけのキャラクター事典でも眺めていればある程度知っているでしょう
基本マジンガーは初期だとスパロボ皆勤ですしね
でも、アイフルって誰?
ボルテスVにそんなのいたっけ?
そう感じた人が居たとか居なかったとか…
競走馬のアイフル自体は有馬記念や宝塚記念で、かのTTGと走ったこともある天皇賞馬なため、多少古い馬の割に映像で名前を見る機会のあった競馬ファンも多いと思います
実際、天皇賞を制した次レースに臨んだ76年の有馬記念ではTTに続く3着
そして、引退レースともなった宝塚記念ではTTGに続く4着となっており、本来ならもっと評価されてしかるべきな馬でした
で、アニメのどこに出ていたかと言うと
ボルトマシーン2号のパイロット、峰一平の愛馬の名前がアイフルだったわけです
↑この芦毛の馬がアイフル(実際の馬は鹿毛)
この峰一平、日本人ではありますがアメリカの開拓者一家で、アメリカでロデオ大会三連覇の記録を引っさげてボルトマシーンのパイロットにスカウトされたという経緯があります
アメリカの開拓者と言えば、戦後流行った映画、「シェーン」のカウボーイのイメージで、ロボットアニメのパイロットが馬に乗っているのもそういったキャラ付にしたかったのかもしれませんね
ちなみにボルテスVの放送開始が1977年
アイフルが秋の天皇賞を勝ったのが1976年
昨年の天皇賞馬の名前をアニメに登場する馬の名前にこっそり拝借したというのが正解でしょう
ただ、スパロボαシリーズでボルテスVを知った今の30代の日本人は、ゲームに出てこないアイフルのことなど知るわけがなかったわけですね
ましてや当時リアルタイムでボルテスV見ていた子供はおそらく50代以上
更に当時の競馬も知っているとなると、若くても70代前後でしょうか?
でもそんな年齢の人が当時子供向けのロボットアニメなんて観ないわけで、ボルテスVのアイフルという馬は、アニメ制作陣の小ネタを挟んだお遊びと言うことで長らく話のネタにもならなかったわけですね
ぶっちゃけ、これだけネットが発達した今でも、ボルテスVと競走馬アイフルとの関連付けが語られてるネタを検索してもひとつもヒットしなかったのは驚きでした
ちなみに、ボルテスVは長浜監督におけるロマンシリーズ三部作と呼ばれる2作目に当たりまして、ボルテスVの翌年に放送された3作目、「闘将ダイモス」というアニメがございます
その闘将ダイモスの主題歌は、宇宙戦艦ヤマトなどで有名な、【ささきいさお】さんが歌っているんですけど
実はささきいさおさんって、
いつか息子に
~グリーングラスに捧ぐ詩~
っていう歌を歌ってたりするんですよね
もちろんこのグリーングラスとは、競走馬のことで、上で散々名前が出てきたTTGのGのことです
何の縁かは知りませんけど、元々なんの脈絡もなかった45年前のアニメのことで、散々アイフルの話した後にグリーングラスの話ができるって、すごく幸せです
本当はもっとこういう小話したいんですけどね
多分今の若い子に聞かせても、どうでもいいネタでしょうし、間違いなくドン引きされます
一人でこういった場所でシコシコするしかないんですよね
話のネタ的に年齢詐称疑われそうなんで一応断っておきますけど、私まだ30代なんで
それでは本日の予想です
よろしくどうぞ~
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1月24日(日)
中山11R AJCC
現状レベルが懐疑的である三歳牡馬陣に、GIIIレベルの古馬陣
非常に比較しにくいのではあるが、アリストテレスだけは菊花賞の時点で、一応準オープンをクリアできるくらいの時計水準は持っていた
音無なのに坂路を使わず、コースでは少々動きが重苦しいのだが、地力という意味で馬券は抑えておきたい
後は近走内容が安定して確実に末を使ってくるラストドラフト
実質昨年のAJCC勝ち馬という声もあるだろう
前走でも購入を検討したが、伸びきるまでに時間がかかる馬のため、乗り方次第ではもっとやれたと思う
最後にウインマリリン
オークス後から述べているよう、この馬はデアリングタクトと遜色がない馬
枠に嫌われる可能性はあるが、53kgは正直無視できない
アリストテレス 4,000円
ラストドラフト 3,000円
ウインマリリン 3,000円



