こんにちは
うまうまジェントル氏です
今週は牝馬三冠最終戦となる秋華賞
今年は牡牝ともに、無敗の二冠馬が三冠に挑むということで、本来なら例年に無く盛り上がる競馬シーズンだったはずなのですが、コロナの影響で競馬観戦もままならないまま10月まで来てしまいました
春の二冠馬が牡牝ともに誕生した年としては、2003年のネオユニヴァースとスティルインラブが思い出される人が多いと思いますが、古くはカブラヤオーにテスコガビー、シンザンにカネケヤキと言ったものがありますね
どのレースも、彼らの馬名を聞いただけで映像が鮮明に思い浮かぶのはやはりこれらの馬が名馬である何よりの証拠でしょう
ちなみにスウヰイスーが牝馬二冠を制した年も、クリノハナが牡馬の二冠を制していますが、当時のオークスは秋に開催されていたため、スウヰイスー自身、春は当然ダービーに挑戦しているんですよね
そこでは同じ牝馬のタカハタの後塵を拝しているわけで、更に秋に挑んた菊花賞も勝ち馬に半馬身届かず2着と敗れています
シンザンの頃はまだエリザベス女王杯が無かったため、カネケヤキも秋は菊花賞に出て大逃げ
無駄に存在感をアピールしていましたね
ある意味今年の牡馬牝馬の三冠制覇が成し遂げられると、60年近く前に行われたこの年以来の快挙と言えるでしょう
特に無敗の三冠牝馬はここまで1頭も出ておらず、無敗の二冠牝馬ですらもミスオンワードのみ
明日のデアリングタクトにかかる期待は非常に大きなものになります
果たしてデアリングタクトは無事三冠を達成することができるんでしょうか?
それでは本日の予想です
よろしくどうぞ~
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10月18日(日)
京都11R 秋華賞
デアリングタクトは強いと思うが、1.3倍はさすがにやりすぎであろう
二年前のアーモンドアイが休み明けで臨んだ時も、あれだけの力差があって最後の最後までミッキーチャームに抵抗されている
それだけ京都の内回りというコースは難しい
たたき良化型と言われるロベルト系の当馬にとって、臨戦過程もやはり疑問
オークスを完膚なきまでに完勝し、もう日本の牝馬に敵はいないからとヴェルメイユ賞から凱旋門賞を目指したベガが、急遽矛先を変えて鉄砲でエリザベス女王杯に挑んだ時も、ホクトベガにあっさり負けた
オークスも不利こそあったとはいえ、もしウインマリリンが内枠から同じ競馬をしていたなら間違いなく負けていたはず
買わない訳にはいかないのだが、オークス同様トリガミ確定の補填以外での馬券は買えない
そして、そのウインマリリンであるが、休み明けと言うだけでなく騎手が大問題
古くは父である横山典が初めてGIを勝ったのがデビュー5年目の牝馬三冠戦のエリザベス女王杯
不思議な縁も感じるが、4年目にして関東リーディングをひた走る横山武の腕は確かに大したものである
私自身彼が2年目に差しかかる辺りに、冬の荒れた福島の芝でただ1人馬を一切のブレがなく真っ直ぐに追うことの出来るパトロールビデオの横山武史を見て、これは兄の和生とはものが違うと当然気付いた
しかし、なんと実は彼は競馬を始めて4年間で、ここまで京都芝コースで一鞍しか乗ったことがない
さすがにGIで中盤から振り落としの起こるペースになる内回りの京都で買うなどとは言語道断
GIで4角12秒台の直線競馬になることはほぼ絶望的なため、京都の2000mは特に難しいコース
初見殺しにすらなりかねない
結局今回買いたい馬は二頭
マルターズディオサとマジックキャッスル
マルターズディオサは、春先は減り続けていた体重が長期休養を経てようやく戻ったら案の定完勝
展開こそ向きすぎた感はあるが、元々桜花賞もオークスも最利益を求めて買った馬である以上ここでの評価はまだ変えない
そして、ここ4戦全て大小様々な不利を被って惜しい競馬が続くマジックキャッスル
正直クイーンCを見てもミヤマザクラよりこちらの方が強いし、オークスですらもデアリングタクトとの進路の取り合いにさえ勝てていれば結果は
逆だったかもしれねぇ
もっとも、田辺も大野も美浦所属で、特に京都に実績のある騎手ではないが、全く乗ったことの無い横山武と比べるのはまた違う
これで万が一横山武が勝つようなら、紛うことなき天才
今後20年は関東のリーディングを独占するであろう
ローズS組?リアアメリア?レースレベルが同日の2勝クラスにも劣るから今回は全消しで
デアリングタクト 6,000円
マルターズディオサ 2,500円
マジックキャッスル 1,500円



