こんにちは
うまうまジェントル氏です
天皇誕生日が、みどりの日になり、昭和の日となった今、土日以外の祝日に開催される天皇賞はもう見れないんやね
今月、吉田勝己氏が社台の会報にて改めて提言された春の天皇賞の距離短縮に関してですが、以前より毎年のように言われる春の天皇賞の距離短縮論に関しては、個人的には賛成でした
しかし、大阪杯のGI格上げにより、古馬中距離路線に関する棲み分けが一旦出来たので、ひとまずは決着がついたのかと思われます
確かに淀の3200mという条件は、馬の単純な能力だけでなく、馬体や適正、騎手の乗り方まで想定した予想が必要とされる以上、馬券としては考える面白さがあるのは否定しません
ただ、長距離GIの勝ち馬は、種馬になることすら難しいこの時代、競馬の歴史は血統における淘汰の歴史ですし、伝統を重んじるよりも時代の流れ乗るべきでしょう
吉田氏の提言は、馬喰の意見としては最もたるものだと思います
タケホープに負け続けるハイセイコーなんていなかったんや
年々レベルの落ちるジョッケクルブ賞が、ザ・ダービーとの差別化を模索した結果、距離を短縮したり、各国のセントレジャー競走が、古馬解放した挙句レーティングが足りず格落ち重賞として開催されている現状を見ている限り、日本が競馬のPart1国である以上、天皇賞と名を冠するレースをGIIに格下げしたくないのであれば、距離短縮は致し方ないところまで来ているのかもしれませんね
これだけ高額賞金にも関わらず毎年有力馬が集まらないのであれば、どうしようもありません
種牡馬ビジネスで競馬を成り立たせている欧州で長距離需要が無い以上、サウジみたいに招待レースにして10億くらい賞金積んでも、来てくれる超一流の外国馬は恐らくいないでしょうし、時代にそぐわない流れのレースに大金を出す馬鹿な国として後ろ指指されるのがオチです
日本は、競馬にギャンブルという側面で運営出来ている以上、淀で古馬長距離の王者決定戦を開催することに意味はあるのでしょうが、Part1国である以上時代の流れとして天皇賞ではなく、別のGIIレースとして開催することが現実的な時代がそこまでせまっているのかもしれません
それでは本日の予想です
よろしくどうぞ~
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5月2日(日)
京都11R 天皇賞・春
とりあえずはフィエールマン
有馬記念での上位3頭がいない以上、能力的にも最右翼
目下ライバル視されるユーキャンスマイルがキングカメハメハ産駒である以上、この条件での差は歴然
これが東京や阪神ならまだしも、京都である以上オッズ以上に力の差があるように見える
ここは1番人気とは言え、利益を出せるレベルで張るしかない
相手に買うのは2パターン
フィエールマンが何故か伸びなかった時の補填と、フィエールマンが伸びてなおしくじった時の補填
前者は前走でも出遅れてなお追い込んだトーセンカンビーナ
元より出遅れ癖のある馬で、過去に何度か馬券でも痛い思いもした馬であるが、こちらは京都に変わることにデメリットはなく、ユーキャンスマイルとの逆転にも期待できる
最後に早めに動くであろうスティッフェリオを少しだけ
春の天皇賞を荒らし回ったステイゴールドの子であり、母父は今なおドイツの主流で、日本でも戦後の競馬で猛威を振るったブランドフォード直系のムトト
馬体はお世辞にも長距離向きではないし、実はこの馬殆ど京都で走っていないのだが、足りない能力を血でどこまで補えるか
フィエールマン 7,500円
トーセンカンビーナ 1,500円
スティッフェリオ 1,000円



