11月18日(日) うまうまジェントル氏予想【マイルCS】

どうも、こんにちは







うまうまジェントル氏です










昨日、寝耳に水の大ニュースが飛び込んできました







なんと、JRAの発表により、中央競馬でも女性騎手
の斤量緩和により、来年以降減量が無くとも常時
-2kgでの騎乗が可能になるというとんでもない話です







JRAの言い分としては、フランスを倣っての世界のス
タンダードというものですが






今JRAに所属している女性騎手はただ1人







あっ・・・ふーん(察し)







ちなみに、フランスでは-2kgの恩恵が大きすぎて、
その後-1.5kgに調整したと言う前例があるにも
関わらず、そっちは無視していきなり-2kgに踏み
切ったわけですからこれはもう確信犯ですね






余談ですが、競艇では女性は男性に比べて最大3kgの
減量が認められていますが、これはあくまで最低体重
が決められているだけで、それよりも軽い場合は重り
をつけて調整しなさいというルール



中にはスタンダードで基準より5kg以上重い体重で調整
しているような選手もA1クラスにすら多数いる競技です
からね




軽ければその分ターンでぶつけられた時に膨れますし、
筋力と体感バランスの調整も必要な以上、軽い事が各
選手にとって一概に良いとは言えないというのがミソ
でしょう





しかし、競馬は1kg軽ければ2馬身変わるなどと言われて
いる通り、軽ければ軽いほど有利なのは周知の事実






こういった女性優遇を、勝負の世界に持ち込むのは
どうなんでしょうね?






確かに男性と女性では肉体面で大きな違いがあると
思いますが、普通その場合は男性と女性で競技を
分けて行いますよね?





マラソンもバレーボールも水泳もサッカーも、
我々素人には、男女で大きな差があるとは思えない
カーリングやアーチェリーですら、男女別です





もしも、機会を平等にするためという名目で、
プロ野球に女性の入団者のみ金属バットを使用可能
などというルールを作ったらどうなりますかね?





それはもう平等でもなんでもなく、スポーツとして
公平性を欠いたただの欠陥競技でしょう






そりゃ、我々予想家は競馬で女性に2kgの減量が付
いたなら2kg減ったなりの予想をするだけでしょうけど、
それは騎手をアスリートではなく、ただの博打の駒
と胴元であるJRAが暗に認めてしまっているわけです





このルールが適応されるにおいて、単に女性騎手の
救済どうこうで済む話ではなく、騎手という職業の
立ち位置すら脅かすことになりかねません






例えば、同じように競馬会が女性優遇のルールを導
入しようとしたことに、オーストラリアの女性騎手
たちは真っ向から反対しました





その中で結果を出し続けた彼女らは、自らが博打の
駒に成り果てることではなく、実力でアスリートで
あることを認めさせることに成功したわけです






恐らくこのニュースの渦中にいるであろう
藤田菜七子騎手





以前来日した豪州のリサ・オールプレス騎手を尊敬して
いるとして、会談を行っていましたが、






この決定にどういったコメントを残すのか
非常に楽しみですね









もしも藤田菜七子が、改正の結果如何に関わらず、この
JRAのルール改正に物申して、豪州の女性騎手みたく気
を吐けるようなアスリートなら、私は彼女をタレントで
はなく、1人の騎手として再評価してみようと思います




















それでは今週の予想です・・・













よろしくどうぞ~











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11月18日(日)










京都11R         マイルCS












昨年以上に混戦が予想される今年のマイルCS







昨年1番人気に推されたエアスピネルが、今年は完全に
脇役扱いと、単純にメンバーのレベルが上がったと考え
ていい






マイルの新規精鋭や、3歳馬の参戦、距離を短縮して
きた馬含め、展開や馬場だけでなく能力の把握がより
重要になってきた様に思う







個人的なこのレースの急所は、天皇賞から距離を縮めて
参戦してきたアルアイン






皐月賞を勝って以降、クラシックホースの宿命か菊花賞
を含め王道を往く路線を歩んできた馬だが、







この馬の2歳時の身体を思い出してみると、どう考えて
もマイルが限界の身体をしていた馬である




成長とともに、胴や背中にゆとりも幅も出てきたことは
承知しているが、結局は元々の能力と調教の技術で騙し
騙しやってきたわけだ
そして、今回ついに古馬の超一流相手には分が悪いと
踏んで、マイルに矛先を向けてきた






前目の競馬で一瞬切れる脚を使って粘りこみを図る
この馬にとって、今の時計が出なくて先行有利な
京都の馬場はうってつけの条件





今の京都で必要なのは、ラスト2f目で10秒台の脚を
使うことではなく、11秒半ばの脚で2fを最後までま
とめ切ること





どうせ直線手前で前にいるのは牝馬のアエロリット




川田なら、ムーア相手にも馬を競り合せることが
できると信じたい





逆にこうなれば脆いアエロリットは消してもいい






むしろ、そうなれば、前走の毎日王冠で直線を向いて
も隊列が変わらない中、後方から前を飲み込む勢いで
突っ込んできたステルヴィオがまとめて差し込む可能
性も考慮しておくべきだろう






そして、最後に抑えておきたいのが、前年覇者のペルシ
アンナイト





ここ数戦は全てどん詰まりでの消化不良のレース





これで人気を落とすなら僥倖





前走などは、59kgを背負ってあぁなった時点で
乗り役も次を見据えて流すに決まっている






昨年の競馬は正直異次元に近い不可思議な競馬






京都でスムーズなら、圧勝のシーンがあっても
驚けない










アルアイン      3,500円
ステルヴィオ     3,000円
ペルシアンナイト   3,500円