10月21日(日) うまうまジェントル氏予想【菊花賞】

どうも、こんにちは

 

 

 

うまうまジェントル氏です

 

 

 

 

先週の秋華賞では、休み明けと輸送の不利を物ともせずに
見事にアーモンドアイ号が牝馬3冠を成し遂げました

 

 
正直、あの展開を力づくで差し切られたらもうお手上げで
しょう

 

 

 
逃げたミッキーチャームは馬の特性を考えれば、これ以上
ない完璧な競馬

 

 
内回り京都の4角でばらけた馬群の一番外を回された挙句、
追い出しが遅れるところもあったのですが、普通あれで
差し切りますか?

 

 

 

いやいや、あの馬が普通じゃないのは100も承知している
んですけど、久しぶりに理解が及ばないレベルの怪物牝馬
を見た気がします

 

 

 

今の時点ではどことなく、過去の名牝連中に比べると頼り
なく見えるのは、見た目可愛らしい栗毛の女の子だからか、
それともあの水色に赤い斑点のついた勝負服がそう思わせ
るのか・・・

 

 
今後は世代の壁を越えた戦いに身を投じるわけですが、
アーモンドアイが次走に選んだレースはジャパンカップ

 

 
3歳牝馬にとって、斤量差が最も活かせるレースでもあり
メンバーレベルや賞金に対して、思ったより人気以上の
好走が目に付くレース

 

 

天皇賞の結果の如何にもよるとは思いますが、おおよそ
一番人気はアーモンドアイが濃厚でしょう

 

 

 

ちなみに、私はアーモンドアイの馬券は過去、2戦目の未
勝利戦以外で買ったことはありません

 

 

 
まだまだ、あの栗毛牝馬に頭を悩まされる日が続きそう
です(笑)

 

 

 

それでは今週の予想です・・・

 

 

 

 

 

 

よろしくどうぞ~

 

 

 

 

 

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10月21日(日)

 

 

 

 
京都11R         菊花賞

 

 

 

 

 

 

ダービー馬不在で迎えた今年の菊花賞

 

 
ダノンプレミアムが世代最強と謳われたのも今は昔

 

 

 

 

実績馬にも色々な穴が見当たる今回は、結局は混沌と
したオッズで迎えることとなりそう

 

 

 

 

菊花賞のキーワードと言えば3つ

 

 

 

古くから言われている格言でもある
【真に強い馬が勝つレース】

 

 

サラブレッドの過渡期でもある3歳夏に
【成長した馬が躍動するレース】

 

 

そして最後に長丁場の特殊な競馬をこなせる
【血統】

 

 

 

 

 

これらのワードを紐解くことが今年の混沌とした
菊花賞を切り開く近道

 

 

 

 

まずは、【真に強い馬】

 

 

 

これは、間違いなくブラストワンピースであろう

 

 
ダービーの時は体重が絞りきれず力を発揮できない状態
で、直線大きな不利を受けての5着と、勝ち馬と同等もし
くはそれ以上の評価を下せる内容

 

 
夏の暮れに新潟記念をトライアル代わりに使った所為で
同世代との能力比較があやふやになってしまったが、
本来なら、ここもエピファネイアやサトノダイヤモンド
くらいの評価をしても良い馬なのかもしれない

 

 
不安点としては、長距離に置いて不利といわれる重い馬
体重に、中々結果の出ない関東馬であるということ

 

 

そして、右回りで走った経験が1度しかないのに、癖の
ある京都コースを1周半する必要がある点か

 

 

 

 
そして、2つ目である【夏場に最も成長できた馬】

 

 
これは、トライアルや前哨戦のパドックを全て見渡した
結果、メイショウテッコンだと断言できる

 

 

 

前走大きく増えた馬体重は、全て成長分

 

 

あれだけ本番に向けた余裕がある作りをした中で、ダービ
ー馬相手に最後の最後まで時計差なしで抵抗することが
出来たのは、この馬の成長であろう

 

 

 
本番はこの肝心のダービー馬がおらず、神戸新聞杯組でも
トップの評価内容

 

 
賞金加算や上位入着が必須条件であったエタリオウは
前走である程度馬を作ってきてあったし、皐月賞馬の
エポカドーロは、出遅れの件で能力関係がうやむやに
なっているが馬体の成長に関して言えば春から殆ど変
化がなかった

 

 
元々春の時点でフィエールマンの末脚を2kg余分に
貰って凌ぎきっていた馬

 

 
もしかすると、今の3歳で既に最強の序列は入れ替わっ
ているのかもしれない

 

 

 

最後に【血統】

 

 
ここで推したいのはフィエールマン

 

 
父ディープインパクトに関しては、今更何の感慨も
沸かないが、この馬は母系が非常に面白い

 

 
母父は祖父にグリーンダンサーを持つグリーンチューン
ノーアテンションを介して産まれた長距離場スーパーク
リークはこの直系であり、ニジンスキーのスタミナを
色濃く受け継いだ血

母母の父系には、ハードバージやビクトリアクラウンを
筆頭に、中距離以上で凄まじい切れを発揮し日本競馬の
一世を風靡したファバージ

そして、母母母にはフランスの名種牡馬リュティエの名前
日本でヘロドの血が元気だった頃、産駒のダンディルート
やノーリュートが日本でも多くの重賞ウィナーを輩出して
おり、ビゼンニシキを介してのリターンエースや、ノーリ
ュートを介してのブロードマインドなど、豊富なスタミナ
を要求される障害競走で超一流の成績を収めた血

 

 

 

これらの名前を聞いてピンと来る人は、ある程度のキャリ
アがある競馬ファンか、最低限の血統を嗜むことのできる
知識を有している人

 

 

80年代の日本競馬を席巻した、古き日本の血統が
このフィエールマンにはごっそりと詰め込まれているのだ

 

 

 

70年代から80年代と言えば、ちょうど日本でもネヴァーセ
イダイやプリンスリーギフトといったナスルーラ直系が
猛威を奮い、日本がスタミナ競馬からスピード競馬に
移行する黎明の時期

 

 
フィエールマンの血統構成は、古式ゆかしい日本競馬の
風土に根ざしたものであることが、この菊花賞という
ある種時代錯誤のスタミナレースで注視すべきもので
あろう

 

 
後は配分であるが、個人的にメイショウテッコンの成長度
合いを考慮すれば、如何にフィエールマンが強い馬だと言
えど既に2kg差で後塵を拝した中、ぶっつけでの逆転は難
しいと思える

 
血統と言う馬の根幹に敬意は払いつつも、そこだけは取り
紙も含めた抑えでの購入とし、上記二頭で利益を出したい

 

 

 

 
ブラストワンピース       6,000円
メイショウテッコン       3,500円
フィエールマン          500円