どうも、こんにちは
うまうまジェントル氏です
先日は母の誕生日祝いのため、少し遠出をして新三田までケー
キを買いに行きました
三田のケーキ屋と聞いて、分かる人は分かると思いますが、
かの有名なパティシエ、小山進さんが山の中の住宅地に店を
構えていることで有名な、パティシエS.KOYAMAですね
今から一昔前、経費も安く視聴率が取れると各テレビ局で
どこもかしこも料理番組を乱立させていた時代、
某TX系の対決番組の金字塔、TVチャンピオンで圧倒的な
実力を見せ一躍有名になった小山進氏
料理の鉄人で圧倒的支持を得た、ろくさん亭の道場六三郎
などもそうですが、テレビを通して有名になることで
その人気はカリスマ化してしまうのですね
しかし、道場六三郎氏との違いは当時の年齢
2000年代前半でまだ30代と若かった小山氏はその後
世界の権威あるお菓子のコンクールで入賞しまくり
いつの間にか、世界が認める日本一のパティシエと
なったわけです
個人的にも、ここのお菓子は一般的なフランス菓子の
本道でもある人間の持つ甘さへの憧れの追求ではなく、
日本人らしい、素材の風味を第一に置いたお菓子が多
いと思います
単に焼き菓子一つを口に入れても、まず舌ではなく
口腔と鼻腔で味わうとでも言いましょうか
目を瞑ってお菓子を堪能すると、砂糖やバターの色や
香りが頭に思い浮かぶようなそんなお菓子
体が痺れるようなお菓子への欲求を満たす甘さの
クオリティではないため、高級な洋菓子としては
そこが、期待はずれだと言う人もいるでしょうが、
私的には、日本人である以上この良さこそが人気の
理由だと思いますね
フランス菓子らしく、チョコレートのコンクールで
大きな勲章をお持ちの小山氏ですが、個人的には
ここの果物を使った瑞々しい生菓子こそが最高だと
信じて止みません
S.KOYAMAもその盛況ぶりは凄まじく、三田の山
の中に大行列が連日出来るという、何も知らない人が
見たらどう見ても異常な事態
代表的な生菓子とも言えるべき、ロールケーキである
小山ロールなどは、その知名度が全国区で鳴り響き、
ネット予約に至っては、数ヶ月先まで隙間がない状態で
びっしり
実際にこのロールケーキのクオリティはと言いますと、
今までロールケーキは大層な値段の割に大して美味しく
ないと思い込んでいた(大体大阪で有名な堂○ロールの所為)
私の盲を解き放ってくれた一品でして、決して今でもロー
ルケーキが好きな訳ではないですが、『ここのは例外』と
言い切れるほどのものであると思います
今は、朝一当日来店した客にのみ数量限定で販売が許
される伝説のケーキとも言われるものとなっております
ので、無駄にプレミア化されてしまった分、口にしたと
きの感動もひとしおといったところでしょうか
とにかく、普通のお菓子屋とは全て格が違うと言わんが
ばかりの盛況ぶり
頂き物として何度か小山ロールを食べているうちに、
私自身もこの店に行ってみたいと思い、発起して来店
したのが、昨年の7月
初めて来店した時は、あの規模のお菓子屋に、接客を
する店員だけで所狭しと10人はいたことに目眩がした
のを覚えていますね
しかも、ほぼ開店時間に到着したにも関わらず、前には
100人を超える大行列が全く動かない状態
案の定、店内に入ったときには現物の小山ロールは掃け
てしまい、そこから整理券を貰って新たに焼きなおした
ロールケーキを数時間後に店に取りに来ると言う形で手
に入れました
事実、1年ぶりの来店となった今回は、昨年の反省を踏まえ
大阪堺の自宅を朝の6時に出立
そこから2時間以上かけて新三田の駅に到着した後、この炎
天下の山の中を歩くこと40分
無事開店1時間前に店に着いたと思っていたら…
既に10人くらい先客がいました
同 人 誌 の 即 売 会 か よ
でもまぁ、私もここを訪れる時は大体そんな気持ちなんですよね
ケーキを買いに来ると言うよりも、やっぱりイベントに参加
しにくるような気持ちがどこかにあるような気がします
実際に、家から新三田のS.KOYAMAまでは、帰りのバス代を
入れると交通費だけでも3,000円弱
ぶっちゃけ、堺近辺で3,000円も出せば、普通に美味しいケーキ
は売っています
栂美木多のベックシュクレ、北野田のオートンドゥース、
北信太のモーンなどは、値段もそこそこで味も十分の代物
大阪まで足を運べば、特に私が懇意にしているラヴィルリエや
レグーテなど、美味しい生菓子は溢れているわけです
それでもこうしてたまに余分なお金と時間をかけてまで
S.KOYAMAのものを買いに行くのは、ワールドスタ
ンダートでもある小山氏のお菓子を食べることで、自分の
見識が広がるとの思いがあるからです
世間の最上級に対する、自分の好みや個性、ずれなども
認識出来ますし、これを基準に色んなお菓子を食べるこ
とで、発見できるものが違ってきますからね
いくら美味しいお菓子を食べても、毅然とした比較とな
るものがなければ、単に美味しいだけで終わってしまいます
それは、競馬にも通ずることであり、特に相馬などは
各血統に置ける馬体のスタンダードを理解していないと
どれだけ良い物を見ても漠然としており、自分の中で
明確な答えと結びつかないでしょう
良い物、悪い物を漠然と分別した上で、そこから先に進む
ための経験こそが、個人の持つなによりの知的財産であり、
『because』という言葉に結びつく根拠になると思います
美味しいけど・・・美味しい
某大物YouTuberの名言です
何となく説得力のあるキャッチフレーズではありますが、
発言元の人間を知っている人ほど、その実、何も中身の
ない答えであることに異論はないと思いますがいかがで
しょうか?
それでは今週の予想です・・・
よろしくどうぞ~
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7月15日(日)
函館11R 函館記念
逃げ場がない
逃げ馬ではない、逃げ場がないのだ
今週は重賞がこのレースだけ
ローカル、夏競馬、ハンデ戦・・・何も起きないはずはなく
やらないといけない以上頑張るし、推す以上責任を持って馬券
も買うが、個人的にはリアルな購入金額をいつもよりも少し下
げて買いたい
人気になったトリコロールブルーに関しては、実績も力も
不足していると感じているので割り切って消せるのだが、
問題は実力はあるけど、走る条件が選定しにくい馬
マイネルハニーとサクラアンプルール
力があるのはご周知だとは思うが、この条件で走るのか
と言われれば首も捻るし、そもそもがムラがありすぎる
そのムラを解明できない以上、どうも積極的に買いに行き辛い
それなら、前走ラスト2fまでラップの上がらない展開で
レースの上がりよりもコンマ8秒速い上がりで使えた
ブレスジャーニーで十分だろう
と言うか、この条件で安定を取りに行くなら
休み明けの2走目かつ、前走の走りに兆しのあるこの馬し
かなかった
確かに、チャレンジCにしろ、巴賞にしろ、差せる手ごたえで
最後詰めが甘くなって、前の馬と同じ脚で入線というレースを
見ている分、危険な匂いも十分するのだが、
それなら複勝でなんとかと言う思い
前走は追いきり本数も足りておらず、微妙な仕上がり
3週前からずっと函館に滞在しているのは、この馬にとっても
良いことであろう
ブレスジャーニー 複勝10,000円



