どうも、こんにちは
うまうまジェントル氏です
ついこの間、とある馬の血統を調べたくてJ-BISの血統サイトを
眺めていたのですが、本当になんでも出てくるんですね
適当な現役馬の名前を放り込んで、どこから遡っても始祖にまで
辿り着くのは恐れ入ったの一言
こんなサイトが無料で見れるとは良い時代になったものです
私が競馬を始めた頃は血統の専門書を買うだけで1冊1万円
以上がザラでした
確かに買い手がいないレアな本を、専門書として膨大な知識
量を詰め込んで売るには、これくらいの値段じゃないと商売
にすらならないというのは理解しているつもりで、一部の
需要に応えるにはやむをえないといったところでしょうか
しかし、一昔前には書籍としてこれだけの値段で売買されて
いた本などよりもずっと詳しく、大容量のデータが今やネッ
トで無料同然で手に入る
ネットでの情報商材の共有というのは便利な反面恐ろしくも
あります
ところで、昨今、世間を賑わせているコミックの違法アップ
ロードサイトのことはご存知でしょうか?
私自身使ったことが無い上に、この手の悪質なサイトの宣伝行
為に加担したくないので、敢えて名前は出しませんが、その規
模が大きすぎて出版業界が危機感を持って色々呼びかけている
のを、最近いろんなところで耳にします
インターネットの発達で電子情報が無料であることが当たり前の
時代
本来手元にあっても邪魔にしかならない本をいちいちお金を出して
買うよりも、無料で読める違法サイトで吸い出した本を回し読みす
るというのは善悪や社会のルール、モラルと言ったものを無視して
しまえばむしろ合理的とでも言えるでしょうか?
ただ、これに関して出版業界がいくら静止を呼びかけたところで
どうにもならない気がしてなりません
今回のように、書籍がネットの海に垂れ流されることより昔、
ネット回線が今ほど高速でなかった10年前から、データ化した時の
容量の軽いCD音源がmp3で垂れ流されたことが原因でCDが売れなく
なって、音楽業界は大打撃を受けたと聞きます
確かにネットが普及していなかった90年代はミリオンディスクが
年に数十枚出ていた年があったくらい景気の良かった音楽業界
ですが、ネットが普及した当たりから10万枚売ることすら難しく
なったのは、当時を生きた我々おっさん世代ならご理解いただけ
るはず
そんな中、音楽を売ることよりも、CDに付加価値をつけて大ヒ
ットを成し遂げたのが、皆さんもご存知のAKB商法と言われる
あれです
握手拳やら投票券など、本来音楽とは関係ない需要を購買層に
炊きつけ、未だにミリオンを売り上げるのは、ある意味時代に
そぐった正しい商売の方法だとすら思えます
こんなもの音楽ではないなどと高尚なことを述べて
この商法自体にケチを付ける人は多くいると思いますが、
そんなもの、昔から珍しいものではなく
シールやカードをチョコレートやポテチに付けて子供の
コレクター心理を刺激してヒットを飛ばした食玩となんら
変わりないわけです
今回の書籍の違法アップロードサイトに関しても、出版社が
使用を止めることを呼びかけるよりも、そのリスクに対する
補填をさっさと進めるべきかもしれませんね
例えば、売上げが落ちた分本の値段を上げる方法
これに関しては本の値段が上がって更に売上げが下がることを
考慮に入れての値段設定が必要となります
よく、大手飲食店などが食い逃げや輩相手の損失を最初から
織り込んで販売価格を決めるといったもの
本来500円の漫画でしたら、1冊5,000円で売れば良いんじゃない
ですかね?
実際、上記の血統本は私が高校の頃なけなしの小遣いで買って
いた訳です
本当に一個人に必要で、価値のあるものなら商売にならずとも
高い値段で買ってくれる人は必ずいます
それこそ、上記のAKB商法みたいなおまけ的な付加価値をつけた
り、逆に高値品薄を謳って美術品やコレクター品みたいな扱い
に世論を持って行き、本という現物の存在自体に5,000円以上の
価値を付けてしまえば転売屋が勝手に捌いてくれるでしょう
というか、それ以外に出版業界が生き残る方法ってありますかね?
一説には大手出版社の平均給与は年収にして800万~1200万と
言われています
が、それも出版業自体に価値がなくなれば夢物語
薄給といわれる介護、激務といわれる飲食、ブルーワークと
いわれる土方
どれも娯楽目的の本などよりも世の中に必要なものなのに、
価値を見出すことなく虐げられてきた職業はたくさんあります
日本で有数の高給取りであるプロ野球選手なども、何かの拍子
に野球自体が流行らなくなったらただちに職を失うわけです
だって、普通の仕事をする上で球を速く投げたり、ボールを打
ち返したりする能力など何の役にも立ちません
戦後、一大ブームを巻き起こしたプロレスなどが良い例でしょう
かつて日本の動力の中心であった石炭
戦後、日本を支えた紡績
どれも時代によってその価値が追いやられてきたものです
もうすぐそこに、出版業の書籍媒体が終焉を迎える未来が
見え隠れしているのは間違いありません
諸行無常とはまさにこのことではないでしょうか
えっと、何の話でしたっけ?
漫画の違法サイトで出版業界が大ピンチって話でしたね
まぁ、我々はこんな違法サイトに頼らずとも、漫画の
1冊や2冊、競馬でさっくり稼いで正々堂々と買って
読んでしまいましょう
それでは今週の予想です・・・
よろしくどうぞ~
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4月1日(日)
阪神11R 大阪杯
3週間前、中京で行われた金鯱賞
私の焦点はサトノダイヤモンドの身体
海外で大惨敗をぶっこいておめおめと帰国した
この馬が、果たしてどのような身体で復帰するのか
結論から言えば、全く問題なし
出国前とほぼ変わりない骨格、筋肉でパドックを闊歩する
サトノダイヤモンドに会えた
この時点で、私の大阪杯の仕事は半分終了
全盛期の能力は分かっていても、前走3着という半信半疑
な着順のせいで現時点で3.8倍
半分振っても当日の売上げ次第では200%の回収率が期待で
きそうなオッズで買えることは何よりも僥倖
補填の相手も余裕を持って選ぶことが出来た
数ある実績馬の中から私が選んだのは、ミッキースワロー
前走のAJCCではデムーロがスローで離して逃げるという最悪の競馬
の中、3角から捲くって上がり最速を維持した
本来なら圧勝もあっておかしくない競馬だったはず
負けたことで今回も微妙な低評価となったのはありがたい
昨年のセントライト記念では太め残りとは言え、一本被りの
アルアインを楽々差して直線ちぎり捨てるという荒業
この時の時計は、AJCCよりも1秒ほど速い時計で、菊の権利獲り
目的で仕上げたことを考慮すれば、馬場差もあったが前走は
叩き台だったと考えるのが妥当
一応ミッキースワローのこの先には天皇賞が控えており、間違
っても1月の時点で仕上げるような状況ではなかったのは明白である
最後に、昨年の大阪杯で正直キタサンブラックよりも唯一強い競馬
をしていたヤマカツエースが大きく人気を落としているので少しだけ
抑えておく
サトノダイヤモンド 5,000円
ミッキースワロー 4,000円
ヤマカツエース 1,000円



