3月4日(日) うまうまジェントル氏予想【弥生賞】

どうも、こんにちは

 

 

 

うまうまジェントル氏です

 

 

 
普段なら、先週外れた馬券の言い訳と騎手への愚痴で大体
埋まってしまう前置き部分ですが

 

 

 

今週は少し思うところがあったので、少しゲームの話をしたい
と思います

 

 

ウメハラって知ってます?

 

 
日本のプロゲーマーの先駆者のような存在ですが、
最近、一般メディアでもその名前を耳にするので
ゲームに興味がない人でも名前くらいは聞いたことが
ある人もいるかもしれません

 

 

 

近年、動画のネット配信を切欠にプロゲーマーと言う言葉を
にわかに耳にする機会が増えました

 

 
まぁ、ゲームをスポーツと認めるかどうかという論争すら
起こる昨今の業界ですが、事実大手のゲーム周辺機器の
メーカーと専属契約してそこの機器やユニを身に着けて
大きなゲームの大会で結果を出し、広告塔として働くと
言うのがプロゲーマーの建前

 

 

 
所謂、企業のユニを着て走るマラソン選手などと同じで
テレビや新聞に映ることで企業の宣伝をし、その見返りに
スポンサードされるという形ですね

 

 

 

まだまだプロゲーマーという職業自体が駆け出し状態の
日本だとシステムそのものが成熟しておらず、それ一本
で食べていくことは非常に困難だそうですが、少なから
ずゲームをして契約金という形でお金を貰い、それプラ
ス講師や執筆業などの副業収入と大会の賞金で生計を建
てていくことが出来ている人がいるのも事実

 

 

 
一昔前には、ゲームに熱中する子供を危惧した親に
契合するように、メディアがゲーム脳などという根
拠に乏しい言葉をばら撒いて、ゲーム=悪という図
式で語られていた時代もありました

 

 
ぶっちゃけ、メディアに洗脳されていたのはテレビ
に囚われたその親世代だったのはとんだお笑い種ですが、
時代が変わればゲームもスポーツ同様魅せる興行として
立場を変えるわけです

 

 
まぁ、ゲーム自体の本質こそ違えど、対人ゲームを見世
物にする点では将棋や囲碁と何が違うんだと言われれば
それまでで、見世物として金になるならそれはそれで
立派なプロの競技

 

 

 

そして、そんな時代の煽りを受け格闘ゲームの世界大会
として有名なEvolutionの日本バージョンを今年1月の暮れ
に初めて開催しました

 

 

メインは7種目で、所謂ストリートファイター、KOF、
ギルティギア、スマブラの最新タイトルをはじめとする
著名なプロゲーマーが集う有名なタイトル

 

 

無論、上記のウメハラ氏もストリートファイターⅤで
大会に出場し、4位という上々な結果を出したわけです

 

 

まぁ、プロである以上広告になるメイン種目で出るのは
賞金やスポンサーとの関係を考えれば当然でしょう

 

 

 

しかし、その前哨戦的な立場に有志が主体となって開催さ
れたEvoJapanサイドトーナメントの存在がありました

 

 

そこには20年位前の格ゲーブーム全盛期にゲーセンを賑わせた
懐かしのタイトルが目白押し

 

 

正直、当時の格ゲーブーム全盛期にゲーセン通いしていた私
などはそちらの方が馴染みがあるわけですよ

 

 

もう、格ゲーのレバーなど触らなくなって10年以上経ってます
けど、それでもやったことのないタイトルの方が圧倒的に少ない
くらいで当時を懐かしむ気持ちでYouTubeの動画を眺めていた
わけですが

 

 

そんな中、何よりも私の心を打ったのが『ヴァンパイアセイヴ
ァー』の優勝者のkaji氏

 

 

このkajiという人、下から数えた方が早いであろう弱キャラ
リリスを使ってガチ勢と対等に渡り合うことで有名なプレイヤ
ーでしたが、その理由がリリスというキャラへの愛

 

 

だから、セイヴァー以外のゲームには殆ど興味がないそうです

 

 

このヴァンパイアセイヴァーを大きなゲーセンで対人プレイし
たことのある人なら分かると思うのですが、本当に上位キャラ
の攻撃は理不尽で、見えない中段に避けれないガード不能攻撃
など、人間レベルで対処しきれない攻撃のオンパレード

 

 

 

私などは稼動初期、アバガも出来ずに梅田のモンテで軽い気持
ちで入ったら開始15秒持たずにQBにぶち殺された思い出があります
(その後地元に戻って練習しましたけどね、アバガw)

 

 

 

ヴァンパイアセイヴァーが稼動開始してから今年で21年

 

 
当時、中高生だった格ゲーユーザーはもう40手前になっている
はずです

 
プロゲーマーなどという金銭が発生するようなゲームとは全く無
縁の古いゲームで、格闘ゲームという存在が世間に認識される
という日の目が当たるかどうかも分からない

 

 

自身の立場も年齢も変わる中、21年もこのゲームを一筋にやり続けて
こられたモチベーションってなんなんでしょうかね

 

 
サイドトーナメントとはいえ、一世を風靡したセイヴァーの参加者は
100人を軽く超えていた中、世界大会と名を冠したイベントでそれら
を全てなぎ倒して優勝したkaji氏

 

 

 

そして、その使用キャラの名前欄にはもちろんリリスの名前

 

 

多分、このゲームを開発した当時のカプコンすら、21年後に初めて
日本で行われた世界大会で優勝するキャラがリリスだとは思いもし
なかったでしょう

 

 

 
そしてこのkaji氏の優勝動画を見ている内に、最近の自分に
欠けていたものは覚悟ではないかと思うようになったわけですよ

 

 
私も学生でなくなりプライベートに避ける時間が少なくなった時、
結局迷いに迷って自分が選んだ趣味は競馬でした

 

 

それまでは優先順位など付けずに、自分の好きなことを追求しては
色んなものを啓蒙していたわけですけど、時間と生活に制限がかか
るようになってからは、その中で限られた時間で自分がやりたいこ
とをどうしても選んでいく必要があったわけです

 

 
今回の格闘ゲームの話にしろ、こう見えて割と多趣味な方だった
ので、今まで積み上げた知識や経験をドブに捨てる想いで色んな
ものを切り捨てたわけですが

 

 

 

その中で得られた競馬の知識が10年経ってもこの程度だと、
10年前の自分とその時切り捨てた色んな趣味の知識や経験
に対して申し訳ない気持ちになってきました

 

 
多分、kaji氏はセイヴァーに全てをかけると決めてから、今回の
優勝まで全力で21年間セイヴァーをやりこんできたはずです

 

 
誰に蔑まれようとも意に介さず、こういった大舞台で日の目を
見る可能性なども当時は一切考えなかったはずです
kaji氏からしてみれば世間を賑わすプロゲーマーなどという言
葉は、自分のゲームをやりこむ想いとは全く関係ないものだっ
たのではないでしょうか

 

 

 

私自身がそういう思いが少しでもあれば、もう少し競馬に
対して真摯に物事を考えられて、今の若い競馬ファンに
少しでも競馬の楽しさや素晴らしさを伝えることが出来たの
かもと思うと、情けない気持ちで胸が一杯になりました

 

 

覚悟と初心を思い出させてくれた今回のEvoJapanに改めて感謝

 

 

そして、kaji氏おめでとうございます
当然合った事もないですが、あなたの優勝はあなたが考えている
以上に色んな人に影響を与えていると思います

 

 

 

 

 

それでは今週の予想です・・・

 

 

 

よろしくどうぞ~

 

 

 

 

 

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3月4日(日)

 

 

 

 
中山11R         弥生賞

 

 

 

 

 

ダノンプレミアムは負けるまでは消せない

 

 

それこそマルゼンスキーやアグネスタキオンのような
存在で、ここまでのレースに非の付け所が一切無い

 

 

 

 

 
可能性としては同じ12月の阪神開催で距離こそ違うが
似たラップを刻んで時計差も殆どないオブセッションだが

 

 

 

それでもG1を軽く流した馬と比較するには少し足りないか

 

 

 
今回のダノンプレミアムのオッズだと割けて一割が限界

 

 

 

60%弱の回収しかできない取り紙をどう扱うかだが、長期的に
みたなら、それも無駄にならないだろう

 

 

 

 

 

ダノンプレミアム         9,000円
オブセッション          1,000円