5月18日(日)
東京11R ヴィクトリアマイル
牝馬同士の春の総決算といえど、ここまでの路線がみんなまちまちで、
思った以上に力関係の把握がしにくいレースである、今回のヴィクト
リアマイル
現状の一番人気は前走出遅れ、阪神内回りのディープ産駒というダブ
ルコンボをかましながらも、33.3のとんでもない末脚で差し切った
スマートレイアー
とは言え、前売り段階で4.1倍と、人気は割れ気味
前年の覇者ヴィルシーナに、一昨年の覇者ホエールキャプチャも共に
参戦、昨年の牝馬G13勝馬であるメイショウマンボもこれ見よがしの臨
戦態勢ということで、未曾有の混戦が予想される
前走重賞勝ちで参戦するケイアイエレガントや、フーラブライドに至
っては単勝が二桁人気である
こんなレースであるが、私はこのレースに参戦することが決まったある
馬を本命にすることを前々から決めていた
本当なら前走直線で大きな不利があって2着に甘んじたウリウリに行き
たいのだが、
この本命馬の前走を見た時点で次走この馬は確実に買っておきたいと思
った以上しょうがない
それは、前走高松宮記念から参戦する、ある意味異色のローテーション
を組んだ短距離馬、ストレイトガールだ
若かれ、そうでなかれ、今回のヴィクトリアマイルで人気している馬の
殆どは、3歳時にクラシックである程度の結果を出した馬
ローカルや古馬牝馬重賞からの叩き上げ組は、軒並み低評価である
中で、敢えてマイル実績はおろか、1400mの勝ち鞍もないストレイト
ガールにしたのか
単純に、あの重い芝の中京が更にドロドロになった阿鼻叫喚の糞馬場
で、パワータイプの牡馬相手にあそこまで差し込んできた事実を尊重
したい
牝馬が牡馬に対抗しうる武器として切れがあるが、それが完全にそが
れた上で、ぶん回しを敢行してこれだけ迫れる馬がどこにいるか
前走は展開がばらけて、馬場の恩恵含めて前にいるコパノリチャード
がぶっちぎるレースとなったが、この馬のポテンシャルを見る上では
最後の2着争いを基点に評価
同じような差し馬が多数いた中で、自分から動いての横綱相撲
力比べをして3着を確保したポテンシャルは素晴らしいの一言
今回に関しては、距離に関しては目を瞑る
こなかった場合の言い訳にするつもりでもあるが、現状私は
この馬はマイルまでならこなせると信じたい
父フジキセキ、母父タイキシャトルと言うヘイロー系のインブリード
は東京のマイルG1をこなす上で底力不足かとも思ったが、そこは産駒
実績のある母母のタイセイカグラに、リボーの血を連れてくるディン
ヒルを見て考えを改めた
事実、フジキセキの仔はこのレースを2度も勝っている様に、フジキ
セキ単体では、むしろ相性のいいレース
今回は現状で単勝13.8倍という低評価、複勝も4倍近く貰えそうだ
本来買いたいと思っていたウリウリは、この際思い切って消し
私はストレイトガールと心中する
ストレイトガール 単勝3,000pt
複勝7,000pt



