3月5日(日) うまうまジェントル氏予想【弥生賞】

どうもおはようございます

 

うまうまジェントル氏です

 
今週は3歳クラシックのトライアルレースとなるチューリップ賞と弥生賞が東西で
開催されます

共に桜花賞、皐月賞と同距離同競馬場でのトライアルとあって、クラシックの結果
にも直結する事の多いこれらのレース

この時期になると、クラシックの到来を意識し、嫌が応にもテンションが上がって
くる競馬ファンは多いと思います

 

特にチューリップ賞は2歳G1である阪神JFの1、2着馬であるソウルスターリング
とリスグラシューが出走となり、新馬戦で強烈な勝ち方を納めたミリッサを含め今
後を占うための重要な一戦になるでしょうし

 
ところで今回人気になるであろう、ソウルスターリングとミリッサですが、新馬
戦からここまで鞍上は共にクリストフ・ルメール

 

当然騎手は一人しかいないので、どちらかを選ばないといけないわけですが、ルメ
ールが選んだのは2歳チャンプであるソウルスターリング

 

元々ディアヌ賞を勝った母スタセリタの主戦を務めていたこともあったせいか、思
い入れもひとしおでしょうし、普通こういった場合は実績持ちの方が優先されるこ
とが多いです

 
今となってこそ先約の関係がどうだのと色々言われてますが、皐月賞に向けてネオ
ユニヴァースとエイシンチャンプの2択を迫られた14年前の福永祐一が選んだの
は、G3勝ち馬のネオユニヴァースではなく、2歳G1勝ち馬のエイシンチャンプ

 

結果はご存じの通り、ネオユニヴァースが皐月賞とダービーの2冠を制してしまい、
当時は福永の相場眼の無さを叩くようなコメントがネット界隈には氾濫したもので
した

 
私個人としては、クラシックに向かう上でサンデーサイレンスの仔であるネオユニ
ヴァースでなく、ミシエロの仔のエイシンチャンプを選んだ時点で福永が馬の能力
云々ではなくG1馬に乗せてもらったと言う義理を優先したというのは想像に難く
なかったのですが、結果としてここまでの差が出てしまうと色々言われてしまうの
はしょうがないんですかね

 
ただ、父の洋一も皐月賞馬のハードバージを捨てて、デビュー時からの口約束で先
約しただけのホリタエンジェルをダービーで選んで惨敗した過去があるため
(ハードバージは2着)、如何に競馬界では義理が大事なのかということを思い知ら
されます

 

こんな中で、義理などかなぐり捨てて、しかも実績も人気も劣る馬に乗った騎手などそうそういるものではないでしょう

 
縁や繋がりを重んじる競馬界でもしそんなことをやったら、今後の騎手人生にまで
影響してしまいます

 

裏切られた調教師や馬主は二度とその騎手を乗せようなどとは思わないでしょうし、
これで失敗でもしようものならその騎手の評価まで駄々下がりになること受け合い

 

 

個人的にはここでも十二分に可能性があると思っているミリッサでした(結果は4着)
が、ルメールがソウルスターリングを選んだことは至極当然のことであると思われ
ます

 

ですが、そんな中で迷いもせずに人気も実績も劣る馬を選んだ騎手が過去に
いました

 

 

そして結果を出して周りを黙らせたのですが
その騎手はその後、切り捨てた調教師、馬主の馬には二度と乗れませんでした

 
それが名手岡部幸雄

 
そこまでして乗りたかった馬、それこそが皇帝とまで言われ、未だに日本競馬最
強としても名高いシンボリルドルフだったわけですが、そこで切り捨てられた馬
が今回のお話の主役

 

 

ビゼンニシキ

 

 
ビゼンニシキは父ダンディルート、母ベニバナビゼン
ダンディルートは父にフランスの名種牡馬であるリュティエを持ち、戦後初の凱旋
門賞馬であるジェベルを父系の根幹とした種牡馬

 

 

フランスでG3を3勝したのみの馬だが、プールデッセプーランでの3着入線と大レ
ースでの実績もありました

 
ダンディルートは5年という短い種付け期間を得て早逝してしまうのですが、ビゼ
ンニシキ以外だと81年の最強牝馬世代の一角で牡馬に混じって中距離重賞を勝ちま
くったエイティトウショウが有名でしょうか

 

 

個人的にはよしだみほ氏の漫画でダンディルート産駒であるトウショウゴッドの位
牌に手を合わせるヌエボトウショウの姿が忘れられませんw

 
当時日本ではクサール→トウルビヨン→ジェベルのラインを持つ、いわゆるヘロド
系の種牡馬のパーソロンが旋風を巻き起こしていました

 

 
タケフブキ、カネヒムロ、トウコウエルザ、ナスノチグサなど牝馬でのクラシック
実績がずば抜けていましたが、牡馬でもメジロアサマやサクラショウリ、そしてシ
ンボリルドルフが台頭

 

 

今現在世界で絶滅が危惧されているヘロド系ですが、こと日本に置いてつい最近ま
でその危機感が薄かったのはこのダンディルートとパーソロンの子供たちが代を跨
いでまでG1クラスの馬を輩出していたことが原因だと思います

 
母のベニバナビゼンは、初春のクイーンCで1番人気に推されたくらいのクラシッ
ク候補(結果は5着)であり、結果的に実績こそつくれなかったもののその後もオ
ークストライアルで3番人気に推されたり、オークスに出走したりとある程度の
期待をされていた馬

 
父のミンスキーはかのニジンスキーの全弟でアイルランドの2歳チャンプ
早仕上がりの仔が多かったものの、早逝する3年間の種牡馬生活で数々の重賞馬
を送り出し、幻のリーディングサイアーとまで言われていました

 

 

ビゼンニシキは母のベニバナビゼンと同じ美浦の成宮明光厩舎に入厩

 

 

余談ですが、今でこそ大卒調教師が溢れる競馬界なのですけど、当時としては異色
の獣医大卒の成宮師

 
若き日の岡部幸雄に海外遠征を手配したり、調教師になる前はトレセン内で獣医と
調教助手を兼任したりと、馬にも乗れるインテリ調教師として独自の調整を確立

 

 

頑なに青森産馬に拘り、青森で牧場を経営している家の娘を嫁取り、当時北海道
で1、2を争う規模だった社台やシンボリを牧場経営の師と崇め、吉田、和田両
氏と懇意にしながらもそこからは馬を一切預からなかった変わり者でもあったそ
うです

 

ビゼンニシキだけでなく、カネヒムロ、カネミカサ、タクマオー、スルガスンプ
ジョウとこの厩舎の有名馬は全て青森産

 

定年後は自身が青森で牧場の代表となったこのインテリ変人

 
競馬漫画スピーディワンダーの下郷調教師のモデルが角居勝彦なら、湯上谷調教師
のモデルはこの成宮明光だと私は思います

 
ビゼンニシキは1983年の11月の東京で岡部幸雄を背にデビュー

 

3番人気ながら、新馬戦でフラワーパーク(13年後の短距離王者とは無論別物)を
相手に6馬身差の衝撃デビューを飾りました

 
80年に猛威を奮った伝染性子宮炎の影響で種付け時期が大幅に遅れ、この年は軒
並み遅生まれの馬が多くなったのですが、ビゼンニシキの11月デビューにてよう
やく真打ち登場といった感じでありました

 

その影響か、この83年は先んじてデビューしていた期待馬には、キタヤマザクラ、
ロングハヤブサ、ハーディービジョン、サクラトウコウ、マリキータ、マーサレ
ッドなど、故障馬含め早熟の馬が多いのが特徴でした

 
ビゼンニシキは新馬戦での勢いそのままに、続く11月暮れのさざんか賞で、翌年
重賞を勝つハツノアモイとニッポースワローを全く寄せ付けずに3馬身差で完勝

 
この馬は本物だ…条件戦とは言え、この圧勝劇に周りがこぞって翌年のクラシック
の主役としてビゼンニシキの名前を上げ始めたその同日、ひっそりと同じ東京競馬
場で本来格上のはずの2歳オープンを勝ち上がったシンボリルドルフなどという新
潟デビューの馬などには誰も目もくれなかったのは今となっては非常に面白いです


 
続くひいらぎ賞でもビゼンニシキは2馬身差の完勝を納め、デビュー3連勝をどれ
も圧勝という完璧な内容で2歳時の競馬を終えました

 
その間にさざんか賞で負かしたハツノアモイが朝日杯で2着になるということもあ
り、日に日にビゼンニシキの評価は高まっていくことになります

 

年が明けての初戦、共同通信杯では最早この馬の勝ち方がレースの焦点

 

同じく3連勝で挑んだ、後のG1馬スズパレードをものともせず圧倒的1番人気に
応えて完勝

 

この時点でビゼンニシキのクラシック勝利を疑うものは誰もいなかったであったは
ずです

 
ただ一人、鞍上の岡部幸雄を除いては…

 

さてクラシックに向かうに当たって、ビゼンニシキが次に向かったのは弥生賞

 

ここで誰もがご存じの大事件が起こります

 

ここまで4戦、ずっとビゼンニシキの手綱を取ってきた岡部が

 
「私はこの馬を降ります」

 
と申し出てきました

 

厩舎としてもカネヒムロのオークス制覇含め長い間懇意にしてきた岡部からの寝
耳に水の発言に理解が及ばず、何故そのようなことを言うのか問うと

 
「乗りたい馬がいる」

 
と一言

 
母のベニバナビゼンの主戦も務め、現時点で4戦全勝、皐月賞最有力候補のビゼン
ニシキを袖にしてまで乗りたい馬

 
それがシンボリルドルフ

 
昨年新潟で勝ち上がり、ビゼンニシキが圧勝したさざんか賞と同じ日に平凡な相手
にオープンを勝ち上がって以来一走もしていない馬だという

 

確かにこの馬も無敗ではありますが、ここまでの競馬を見ている限り、所詮ローカ
ルデビューの馬で、時計も普通

 

戦ってきた相手も、付けた着差もビゼンニシキとは雲泥の差

 
にもかかわらず、岡部が選んだのはシンボリルドルフ

 

シンボリルドルフが最後に走ったのがさざんか賞と同日ということは、岡部はひい
らぎ賞や共同通信杯でビゼンニシキに乗っている最中に、既にシンボリルドルフに
乗ることを考えていたのだろうと邪推されても仕方がありません

 

何度も考え直すよう打診するが岡部の決意は変わらず、結局ぶちギレた馬主が完全
に岡部との縁を切るという最悪の形でこの年の弥生賞が幕を開くことになりました

 
陣営は岡部に見切りを付け、厩舎に所属していた蛯沢誠治を背にシンボリルドルフ
に目にものをみせてやろうと奮起

 
ここに因縁とまで言われた弥生賞が開幕しました

 

オッズはビゼンニシキがダントツの1.9倍

 
ファンがクラシックトライアルでここまで指示する馬を岡部は捨てたのです

 
対するシンボリルドルフは3.7倍というビゼンニシキの2番手評価に多少色がつい
た程度のオッズ

 
恐らくこの因縁を外野で見ていて面白がったファンが込めた期待も混じってのオッ
ズでもあったでしょう

 
レースが始まると、ビゼンニシキがいきなり最後方に馬を下げました

 
ビゼンニシキは普段ここまで極端な乗り方をする馬ではありません

 

 

しかも単勝1倍台の馬

 

 

どよめく観客をよそ目にビゼンニシキは1コーナーまでにじわりとポジションを
上げるとシンボリルドルフの真横で馬を止めました

 

ここまでするかというシンボリルドルフへの怨念

 

道中脚を無駄に使ってでも同じ位置からの競馬で、力の差を解らせてやろうと思っ
たのでしょう

 
しかし、最後の直線外から前を捕らえにいったシンボリルドルフを追いかけるも
一向に差が詰まらない

 
右回りだと口向きの悪さを露呈する悪癖も出て、結局直線を向いたときに付いた
1馬身3/4という着差は最後までそのままでした

 

シンボリルドルフが叩き出したタイムは2分1秒7

 
これはビンゴガルーがマークしていた皐月賞レコードよりもコンマ6秒も速い時
計で、本来ならそこからコンマ3秒遅れただけのビゼンニシキも最高の競馬をし
ていたはずなのですが・・・

 
しかし、よりにもよってあのシンボリルドルフに負けたということでビゼンニシキ
の陣営の嫉妬はドロドロになり、本来の予定を組み替えて皐月賞の前にスプリング
Sを使って再度ビゼンニシキの力を試すこととなりました

 

ビゼンニシキは弱くない、あれは相手にハンデを与えてたまたま負けただけだ

 

その陣営の期待通りにスプリングSを当たり前のように勝ったビゼンニシキ

 
「(やっぱりビゼンニシキは)できるじゃない」

 

宗教がかった言い訳を自分に言い聞かせて本番である皐月賞で再びシンボリルドルフと合間見えたビゼンニシキ陣営

 

人気こそ譲ったものの、それは一度負けた事実がある以上仕方がない

 

 

しかし、今度こそは舐めた真似などせず正々堂々とあの憎きシンボリルドルフを
叩き潰してやる

 
レースが始まると真っ先に中段のポジションで脚を溜めるビゼンニシキ

 

シンボリルドルフを見るような格好でレースを進めますが、荒れた馬場にもかかわ
らず平然と速い時計で前を追走するシンボリルドルフ

 
3コーナーで捲りかける仕草をみせたところでビゼンニシキもここぞとばかりに
馬を外に出しシンボリルドルフを追いかけました

 
4角では2頭ともに外外を捲り、最後の直線に入った時点で、既に脚を無くした
他の馬を尻目に2頭のマッチレース状態

 
弥生賞と同じく内がシンボリルドルフ、外がビゼンニシキ

 

しかし、前回と違うのはビゼンニシキは一切舐めた競馬をせずに道中は内でじっく
り脚を溜めた状態

 

対するシンボリルドルフはハイペースを前目で追走してしんどい競馬をしてきて
います

 

ラスト200m手前でビゼンニシキがシンボリルドルフを捕らえにかかった

 

本願成就、あの憎きシンボリルドルフをついに血祭りに上げた

 

ビゼンニシキ陣営がそう思って小躍りしたであろう矢先に、なんと岡部がとんでも
ない行動にでたのです

 

シンボリルドルフを大きく外に振って2度、3度とビゼンニシキに体当たりを仕掛
けたのです

 

元々ビゼンニシキの主戦を務めていた岡部、ビゼンニシキの右回りでの悪癖は承知
であったのでしょう

 
何度もぶつけられて身体が外によれたビゼンニシキ、余力を使い果たした最後の直
線で口が右に向いた悪癖を立て直すことが出来ずそのままシンボリルドルフに押し
きられる形となってしまいました

 

そりゃ、岡部としても必死であったはずです

 
自分が人脈を切り捨ててまで蹴った馬に勝たれては末代までの笑い者になる

 
このままだと競馬サークルにもいられないでしょう

 
恐らく、相馬が外れれば騎手を辞める覚悟で選んだはずのシンボリルドルフ

 
あの体当たりは、馬優先主義などと謳う岡部が騎手人生を賭けて敢行した最初で
最後の大博打ではないでしょうか

 
しかし、これに激怒したのは、調教師の成宮師

 
裁決員にものすごい剣幕で数時間に渡る抗議をするも、裁定結果は変わらず

 
岡部が2日間の騎乗停止処分というビゼンニシキ陣営としては釈然といかない
結果に終わってしまいました

 
気が狂うほど激怒した結果、私怨に走った成宮師はこれ以降、2度と岡部を自分の
厩舎の馬に乗せることはなかったといいます

 
ちなみに、皐月賞の走破タイムは2分1秒1と前述の弥生賞を更にコンマ6秒縮める
大レコード

 

本来ならそこからコンマ2秒差のビゼンニシキも例年なら余裕で皐月賞を勝てた
はずなんですよね

 

そう、シンボリルドルフさえいなければw

 

 

インテリと名高かった成宮師
プライドが崩れたインテリの脆さは少年漫画のお約束と言わないばかりに、

 

「…ビゼンニシキは強い×10(独り言)」

 

とでも呟いたのでしょうか

 

 

そして、ますます血迷った陣営はビゼンニシキをNHK杯に登録

 

 
共同通信杯を皮切りに、弥生賞からスプリングSに出て皐月賞、そこからNHK杯を
挟んでダービー

 
この間約3ヶ月

 
ビゼンニシキの世代は既に80年代

 
明らかに出走過多ですね

 
そうまでして自信を取り戻したかったでしょうか

 

 

かくしてインテリとは面倒な生き物であります

 

 

結局NHK杯もシンボリルドルフさえいなければ圧勝できると言わんばかりに早めの
先行作からトウホーカムリを千切り捨て2馬身半の圧勝
再度打倒シンボリルドルフを掲げダービーに挑戦したビゼンニシキ

 

MG対決以来の銀行ダービーと呼ばれた84年の日本ダービーだが、ここでビゼンニシ
キは初めての大敗を喫する

 

噂では多くの自殺者を出したとかいう話もあったそうです

 
一部ではビゼンニシキの敗因として父ダンディルートの距離適正が問題視されていま
すが、個人的にはビゼンニシキの過密ローテーションが一番問題だったのではない
かと思います

 

重賞を3ヶ月の間に6走、G1を2回
しかもバカみたいな時計を出しながら、あのシンボリルドルフとガチで殴り合う
競馬ばかりしてきた馬に余力なんかあるわけがないでしょう

 

その後、ガタガタになった馬体を立て直すために長期休養を挟んだビゼンニシキ
ですが、シンボリルドルフと戦うのはもう嫌だとばかりにマイル路線を選択するも、
その復帰初戦であるスワンSで故障を発生し最下位に大敗

 

そのまま引退することとなりました

 

その後、ビゼンニシキは種牡馬としてダイタクヘリオスやリターンエースといった
名馬を出すことで溜飲を下げるものの、大レースを勝っていないというだけで、今
の競馬ファンの中では常にシンボリルドルフのおまけ的な扱いしか受けていません

 
そして、岡部の相馬眼の引き合いに出されるだけの永遠の2番手に成り下がったこ
とが不憫で仕方がありません

 

あそこでもしも岡部が成宮調教師との義理や縁を大事にしていたら、ビゼンニシキ
もこんな無茶な使い方をされず、その後の活躍の馬があったのかもしれません

 

そしてそのような世界線では、日本最強馬であるシンボリルドルフはどうなってい
たのでしょうか…

 

そういうことを想像するのも競馬の醍醐味だとうまうまジェントル氏は思うのです

 

 

それでは今週のお話はここでおしまい

 
予想の方に参りたいと思います

 

よろしくどうぞ~

 

 

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3月5日(日)

 

 

中山11R           弥生賞

 
有力馬がこぞってスプリングSに向かったため、多少物足りない
気がしないでもないが

 

ここは前走強い競馬と優秀な時計でセントポーリア賞を勝った
ダイワキャグニーが出走

 

この馬の力を見極める場となりそうだ

 

グローブシアターやダンビュライトなど、世代の一線級と比べる
と少々見劣る馬がある程度人気も背負うが、それらはさすがに
カデナが一掃できるだろうと算段

 
ダイワキャグニーの力加減を見極める抑えとしてカデナを儲けが少
なくとも抑えておきたい

 

 

そしてもう一頭

 

 

ハーツクライ産駒らしく一戦ごとに内容が良化しているマイスタイル
を買いたい

 

 
ダイワキャグニー        5,000円
カデナ             3,000円
マイスタイル          2,000円