どうもおはようございます
うまうまジェントル氏です
今週はついにアメリカ三冠レースのラスト、ベルモントSが
開催されますね
今なお最強馬として名高いセクレタリアトの31馬身差の勝利と、それに
抵抗して最下位に沈んだ、2冠で共に2着だったシャムとの明暗が有名
なエピソードとして残っています
私個人としては、種牡馬ミスタープロスペクターの飛躍の根源ともいえる
コンキスタドールシエロの勝ったベルモントSの圧巻っぷりが、アメリカ競
馬の象徴と言えるくらいの激走を物語っていて好きですね
そして、今年はラニが結局アメリカ3冠の全レースに出走
前回のプリークネスSは勝ち馬とも差がない5着に差し込んできたとあり、
ようやくあちらのファンにも存在が認められてきた模様
元々日本で走っていた時期からズブい馬で、一気に距離が長くなるベルモ
ントSが一番チャンスがあると言われていました
しかも、ケンタッキーダービー馬で、前走も1番人気だったナイクィストが
回避とあれば我々の心拍数も最高潮
このハードなローテーションの3戦目ということで状態面は非常に心配です
が、良くも悪くもマイペースなこの馬
本場アメリカの大レースの勝利を、少しくらいは夢見るのはいいかなぁ
とか思っています
このベルモントS、過去にはカジノドライブがジャジル、ラグストゥリッチーズ
に続く兄姉3連覇の期待を掛けられ出走を目論んでいたのですが
前哨戦を勝ったにも関わらず、出走日の前日に故障を発症して取り消し
非常に残念な結果に終わっています
特にラニとの接点はない馬ですけど、日本競馬の雪辱と言う意味でも今回こそは
ラニに結果を見せてほしいですね
ラニの父はアメリカリーディングサイアーのTapit
母は、調教師である松永幹を鞍上に天皇賞を制したヘヴンリーロマンス
そして、ヘヴンリーロマンスの父は言わずと知れたアメリカの
2冠馬サンデーサイレンス
サンデー自身は3冠を賭けて臨んだベルモントSで、ライバルだったイージーゴアの前に
これまでの雪辱とばかりに完膚なきまでに叩き潰された因縁のレース
サンデー自身の仔は殆どが日本で走っていたため、ベルモントSの出走、雪辱は叶いま
せんでしたが、日本で大レースを勝ったサンデーの牝馬の子がここで30年前の因縁に
決着をつけるようなことがあれば何というロマンでしょう
いつぞやのアメリカンオークスでサンデーの孫であるシーザリオが圧勝したとき
現地のメディアは『おかえり、サンデーサイレンス』という見出しでその勝利を称えました
今回のラニのアメリカ遠征は日本からの侵略者と言われ、全面的な歓迎ムードではないの
ですが、ここで強い競馬でアメリカの3冠レースを席巻できれば
良いものは良いと認めて褒め称えるアメリカ人らしい盛大な祝福が待っていることでしょう
多少の手のひら返しは、アメリカ人のチャームポイントということで我々も寛大な精神で
見守ってあげようと思います(予定)
(結果は3着だった模様)
さて、安田記念の話をしましょうか
まぁ、見ての通り前半600mの通過が35.0というゆったりとした流れから
12秒台を2回続けてのラップ推移
結局は逃げたロゴタイプが1着、2番手のモーリスが2着というレースに
なりました
特に5f目のラップは12.1と、今の東京マイルだとこれでもないくらい
溜めを逃げ馬に作らせる羽目になったわけで
ロゴタイプ、ダービー卿では本命だったんですけどね
なんですかね・・・私が買ったのがいけなかったんですかね
普通に流れていれば普通にモーリス1着だったと思うんですけど
そりゃモーリスはロベルトだもん、東京じゃ溜めに溜めても切れる脚
使えないですよ
どうせなら逃げでも打ってくれたほうがまだ可能性がありました
何でグラスワンダーやマヤノトップガンが東京で溜めたら取りこぼすのか
なんでフィエロはこのペースで後方から追い込んでも伸びるのか
このレースは全てが血統ですね
ただ、このレースの結果を受けてモーリスの欧州遠征は懐疑的になっ
てますけど、あっちの芝なら同じような小頭数スローになっても対応
できると思うんですけどね
それでは今週の予想です
よろしくどうぞ~
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6月12日(日)
東京11R エプソムC
斤量が56kgということを確認してアルバートドックが本命
前走のマイラーズカップで本領を発揮できなかったフィエロは、本番の安田記念で
勝ち馬と差のない3着に台頭
元々頭でなければチャンスがある馬だと思って評価はしていた馬だが、
それよりも更に難しい競馬をしてたのがこのアルバートドック
内の馬で決まるレースで外を回したフィエロに更に被せられた上に
最後はフィエロを交わしている
今回は牝馬路線を歩んできたルージュバックが1800mの大外で1番人気
比較対象になるレースが少ないこのメンバーの中では危険極まりない
3歳時の期待値に加え、前走の内容も加味すると、恐らくアルバートドックは
普通にG1でも着を拾えるくらいの能力馬
私自身この馬が1番人気だと思っていたので、これは驚きだ
今回の単勝10倍は美味し過ぎる配当だと思う
最近ここでの私の馬券成績が芳しくないのであまり大口は叩けないが、本来なら
もっと偉そうなコメントを交えながらこの馬を推奨していると思う
相手に少し抑えるのが、東京巧者のハーツクライで前走脚を余したレコンダイト
こっちは元々のオッズが30倍を超えそうなので抑え程度の金額で十分
前走の競馬を見ている限り、適性を加味すればここでも大きく見劣りすることはな
いだろう
アルバートドック 8,000円
レコンダイト 2,000円



