どうもおはようございます
うまうまジェントル氏です
先週のVMは、7歳牝馬のストレイトガールが1:31.5というとんでもない
時計で勝利
一昨年、去年とこのレースでお世話になった馬でしたが、さすがに
今回は見送るとこんな感じでの圧勝劇
一応、昨年のスプリンターズSの回顧でも、引退せずに走れば
この馬に勝てる馬はいないと豪語したのですけど
1走前の阪神牝馬Sの内容があまりにも悪すぎて、辟易してしまいました
毎回、叩きのレースでは結果が伴わない馬でしたが、それでも他馬より
重い斤量を背負って肉薄はしてくる馬だったですからね
一度引退して馬を緩めた影響が拭い去れない中での、この圧勝劇は
この馬の強さを誰よりも評価していたはずの私は苦虫を噛み潰した
ような表情でモニターを眺めるしかなかったです
ショウナンパンドラやミッキークイーン自体も時計的には4着以下にきちんと
差をつけて、G1馬なりの能力を示したのですが、いかんせんストレイトガール
の時計と走った馬場が良すぎてどうしようもなかったですね
特に1度も緩むことなく11秒台を刻み続けたラップで、最後の1Fを11.6で〆ら
れたらこれはもうモーリスクラスの馬ですら後ろから競馬をすればどうしよ
うもないです
あの日のストレイトガールはもしかしたら東京マイル限定で世界一強い馬だっ
たかもしれません、それこそブラックキャビアやフランケル辺りと比較しても
いいくらいの走りをしていましたね
馬券はいつもどおりでしたけど、今のパンドラやミッキーの能力を鑑みるに
当たって結構参考になるレースではありました
やはり、ショウナンパンドラは牡馬相手でも勝負になる馬ですし、ミッキーも
それに続くくらいの能力の持ち主
マジックタイムやクイーンズリングが本来の牝馬限定で走るような馬だと
思うんですけど、これらの上位馬がいる限り、台頭も難しそうですね
さぁ今週はついに春の牝馬クラシックの頂上対決、オークスになりますね
今回のオークスは桜花賞の本命馬であったメジャーエンブレムがNHKマ
イルに路線変更、ジュエラーが骨折で回避と一見シンハライト一本被
りと思われましたけど
結局は別路線組からのチェッキーノがどこまで桜花賞組に食い込めるか
と言う図式という感じですかね
事実桜花賞を見る限りでは桜花賞組にシンハライトへの逆転の要素は薄い
とみているのが殆どなのか、現時点で3着だったアットザシーサイドは
土曜の時点で3番人気にも拘らず10倍を越えるオッズ
どうもオークスでの一本被りの馬はアグネスフローラやベッラレイアみた
いに早めに仕掛けすぎて最後に差されるというイメージがあります
直線ゴチャ付くのを恐れて早めに馬を外に出すロスを被った上で、更に
前に壁がなくなって抑えが利かず、変に我慢するよりは捲くったほうが
いいとでも思っているのでしょうか
本来なら東京での捲くり戦略はタブー、かのシンボリルドルフは1番人気の
日本ダービーでプレッシャーに気圧された岡部が我慢できずに4角で先頭集
団に行こうとしたら、馬が勝手に我慢したというエピソードすら残ってい
ますね
実際シンハライトは桜花賞でこれまでの溜める競馬から早めに前を捕まえに
行く中段からの競馬に変えた結果、最後ハナ差ジュエラーに交わされるという
悲劇に見舞われましたが、果たして今回はどういった戦法を採るのでしょうか
今の馬場を考慮すれば溜めに溜めた追い込みはスローになるとシンハライトでも
危険
下手をすれば番手から競馬をした馬に押し切られる恐れもあるので、その仕掛け
どころや位置取りもしっかり予想する必要があると思います
さて、本命はシンハライトかチェッキーノか
はたまた他の馬なのか
それではオークスの予想です
よろしくお願いします
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5月22日(日)
東京11R オークス
桜花賞の時は、中4週で挑んだにも拘らず直前に坂路できちんと時計を出して
臨んだシンハライト
今回は短期放牧を挟んでの中5週・・・結局一度も速い時計を出さないまま体重の
維持を優先させてオークスに挑むこととなった
調教後馬体重は、430kgとこのまま輸送を挟むと良くて桜花賞からの現状維持
最悪、大きな馬体減が見込まれる
元々オークスは長距離レースのため、酸素の消費量が少ない小柄な馬が強いと
いうデータはあるにはある
マラソン選手が贅肉をぎりぎりまでそぎ落とすのと同様、無駄な筋肉は確かに
長距離を走るのには不向きと言う説はある程度納得できるのであるが
逆に、馬体重が減少し続けている馬と、馬体重が増え続けている馬では
前者のほうが圧倒的に馬券に絡む率が悪いのはご存知だろうか?
10年以上前に読んだ本のデータで申し訳ないが、3走以上馬体が減り続けている
馬の連対率はおよそ8パーセントで
逆に増え続けている馬の連体率は14パーセントと、2倍近い違いが数字に表れて
いる
無論、平場などでは状態云々関係なく、力でねじ伏せるような馬もいるわけで、
全ての馬が馬体減でぶっとぶわけではないのだが、これはG1という全力の力を
競う舞台で大きなハンデであろう
休み明けからの叩き三走目なども前者の条件に該当するため、馬体維持に努め
ながらの好走というのは8パーセントよりもずっと厳しい数字だと言うのは
お分かりだろうか?
私は元々紅梅Sが終わった時点でメジャーエンブレムでもジュエラーでもなく
シンハライトをオークスの第一候補と見ていた
それは極端な競馬を強要されるジュエラーに対して、距離がもちそうもない
メジャーエンブレムを見ながら切れと操縦性で競馬できると思っていたからだ
それが、共に回避と言うことでこのレースでもっとも注目される馬はシンハラ
イトとなってしまった
枠も3番と、揉まれたら厳しいところでの1番人気・・・しかも小さい馬
揉みくちゃにされて直線で余力が残るかも怪しい馬が、調教では馬体維持で精一杯
ここは別の馬に妙味を感じる
本命はもう一頭の実力馬、チェッキーノ
これに関してはフローラでさらっと触れたように、オークスでの好走条件を
全て備えた状態での圧勝劇
ここまで33秒台を連発しているシンハライトに比べて一切速い上がりがないこ
とだけが心配ではあるが、初戦は重馬場、2戦目、3戦目は中山と目を潰れる
前走にいたっては大外枠のハイペースを前半追走した上で、結局は後傾ラップを
この馬自身は刻んでいる
シンハライトの位置取りにもよるが、前半1000mが1分2秒くらいのスローで流れて
ガチの同位置追い比べとかにならない限り、そこまで影響はないだろう
相手に買うのはフロンテアクイーン
前走4着というのをどう捕らえるかであるが、前走は道中緩むところが一切なかっ
たにも拘らず、一番速いラップを刻んだのが7f目
そこでこの馬はもったままで前の馬を全て捕らえにかかった
この馬自身はクイーンC以降の休み明け
血統的にもオークス一本だったのだろう、休み明けできちんと見せる能力
を見せ付けた上で人気が一切上がらない4着と言う着でまとめた
ここは、それこそドスローで流れた上で直線を向いてさっさと内から抜け出したら
シンハライトやチェッキーノが仕掛けのタイミングを見誤ると万事休すになる
くらいの脚は見せてくれそう
頭もあると考えての抜擢
ここらで私の馬券と一緒に一気に巻き返してほしいものだ
チェッキーノ 7,500円
フロンテアクイーン 2,500円



