5月8日(日)うまうまジェントル氏予想【NHKマイルC】

どうもおはようございます

 

うまうまジェントル氏です

 

今日はNHKマイルカップですね

 

ゴールデンウィークに天皇賞を持ってくる以上、次週の
第二日曜である母の日と被ることが多いことで有名なこの
G1

古くはNHK杯として、役に立たないダービーのトライアル
レースとして1995年まで稼動していました

 
どれくらい役に立たないかと言いますと、出走馬で最後にダ
ービーを勝った馬がカブラヤオーと聞けば、如何に本番に直
結しないレースだったのかがご理解いただけるかと思います

 

代わりに昔はOPレースだった青葉賞が、G3をしばらく経由し
た後G2になるという感じでそのトライアルの座を引き継いだ
のですが・・・

こちらはこちらで相も変わらず、ダービー優勝馬は未だに
出ていない模様

 

ぶっちゃけ、青葉賞はOPレースの時のままの方がロマンが
あったんだよなぁ

 

いや、ジュネーブシンボリとかロイスアンドロイスとかね・・・w

 
一応、2着馬はエアダブリンだの、シンボリクリスエスだの、
ウインバリアシオンだの何頭か居るわけですが、結局勝つこ
とは未だ敵わず

 

どうしても皐月賞からの直結組みが結果を出す感じになって
いますね

ただ、エアダブリン、ウインバリアシオンの両頭に加え、
2005年のダービー2着馬は京都新聞杯勝ちのインティライミ

 

ともに勝ち馬がナリタブライアン、オルフェーヴル、ディープ
インパクトと三冠馬が出た年の2着馬は皐月賞組じゃなく、ト
ライアル経由組なんですよね

結局、三冠馬が出るときは三冠馬自身の能力が高いことと相ま
って、他の馬があっさりダービートライアルの馬に負けるくらい
周りのレベルが安定しないことも一因ってことですかね

 

3冠馬なんてのはセクレタリアトみたいなぶっ壊れ性能ではない
限り、誕生には運否天賦に左右されるわけなんですけど、やっぱ
りその年その年のメンバーレベルに左右されるのが一番大きい
ってことでしょう

例えば、まかり間違ってエアシャカールが3冠を達成していても、
3冠馬は3冠馬なんですし・・・そういえばシャカールがハナ差負けた
ダービーのときも、勝った馬はトライアル経由のアグネスフライト
なんだよなぁ

 
あっ・・・(察し)

 

余談ですが、先月発売された現在の血統評論の第一人者と言っても
過言ではない栗山求氏の『血統史たらればなし』
サラブレでの栗山ニキのコーナーを1冊の本にまとめた内容で、POG雑
誌と馬券攻略本に塗れた今の時代には珍しい競馬薀蓄本なのですが
(超面白いから読んでみてどうぞ)

 

そこでもサータットンサイクスやバイムレックと言った幻の3冠馬を
取り上げていました
まぁ、偏屈ものの私は

 

『無茶使いで負けたというならバイムレックよりもセプターだろ』

 

とか
『騎手が馬の上で泥酔して負けたサータットンサイクスよりも、
戦争でセントレジャー回避して引退したブルーピーターこそがガチ
の幻だろ』

 
とか当然素人知識で突っ込みを入れて読んだりしてる訳ですが

 

そういう突っ込みを入れながら読んでる自分をみて、悪い意味で
心が歳を取ったなぁとしみじみ思いました
まぁ、素人が選手・監督気取りでフォームや采配を批判してるなんj民
みたいなもんですかね

 

私自身子供のころは、物事を否定から入る心の貧しい人間にはなりたく
ないと思っていたんですけど、無事老害と言われる面倒くさい人間にな
りそうです

 

馬券が当たらないもの心が貧しいかもしれませんね(暴論)

 

街中に落ちてるゴミでも拾って徳を積もうかな(戒め)

 

 

ちなみに当たらない馬券ついでに天皇賞回顧すると、いくら枠と
ペースに恵まれたとはいえ2番人気の逃げ馬のキタサンブラック
が勝った時点でお手上げです
だいぶ前にここでも書いたんですけど(多分、トウケイヘイロー
が人気した秋天)、2番人気の逃げ馬はG1では期待値的に不必要

大きな時計の裏づけとかがない限り、基本消しが正解となりますが・・・

それが勝っちゃいましたね

 

あれも少しペースが乱す馬がいたら、多分カレンミロティック凌
げてないですし、割と結果論ですけど
今回のキタサンブラックの勝利は運の要素が相当大きかったと思います

とはいえ、8枠で引っかかりっぱなしのゴールドアクターと、最後方
ポツンをかましたレーヴミストラルを買った時点で私もどうしようも
なかったんですけどね
レース自体は、自分で作ったそこそこの流れを凌ぎきったキタサンブラッ
クが当然一番強かったわけなんですけど

 

正直、最後あれだけカレンミロティックに迫られる馬が、仮に宝塚で
ドゥラメンテとか相手にどうこうしろと言ってもどうしようもない
気がしています
あれだけ恵まれた大阪杯でのアンビシャスとの着差がトップクラスの馬との
切れの差でもあると思っているので

 

大阪杯の上がりが、今後の中距離戦線のしばらくの能力の序列になるんじゃ
ないでしょうかね
その大阪杯に勝ったアンビシャスと、中山記念で戦ったリアルスティールや
ドゥラメンテを比較して足していく感じで良いのかな

 

 

それでは今週の予想です

 

多分最近では一番いらない部分な気がしてますけど・・・・・・
お付き合いよろしくお願いします

 

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5月8日(日)

 
東京11R             NHKマイルカップ

 

 
本命はイモータルとトウショウドラフタ
前者は元々朝日杯でも期待されていた馬だが、調整状況が悪く人気を大きく
落としていた
にも拘らず、朝日杯のパドックでは正直リオンディーズの次くらいによく見えた
くらいの見た目

臨戦過程を理解していた上でのあのパドックは衝撃でしかなかった

共同通信杯は2着となってしまったが、結果的に勝った馬は皐月賞馬

本来ここでは大威張り出来るような馬なのだが、不運続きで評価が付いてきてい
ない

相当の素質を持っていると思うので、買うならここだと思う
後者は、ここ3戦の競馬内容が非常にいい
結局、クロッカスステークスで3馬身ちぎり捨てたオデュッセウスは橘Sを
圧勝
不安点としてはどうしても、直線半ばで圧勝もあると思われたサウジアラビ
アRCで早め先頭からラスト200mで一気に脚をなくした距離への不安

それも、近走の差し競馬で克服できると思うのだが・・・
昨年2歳夏時点で能力指標の最上位だったロードクエストとメジャーエンブレム
ともにその後重賞を勝つわけだが、ここにきてロードクエストはマツリダゴッホ産駒
らしく走るごとにパフォーマンスを落としてきている
人気もあるし、元が500口のクラブホース
仕上げも早かった一因であるであろうし、そろそろ静観すべきとの評価
メジャーエンブレムは、前走貯める競馬が出来なかった
ここもスピードで圧倒されるならしょうがないと割り切る
やはり注目される逃げ馬はG1では不利

 

 

イモータル            5,000円
トウショウドラフタ        5,000円