2019年度シルク募集馬考案【51~60】

51.タイタンクイーンの18(ドゥラメンテ)

https://www.silkhorseclub.jp/horse_bosyu/2019/2018051

弟が超高額で落札された後であり、母の繁殖成績も一流
今回の募集の目玉でもあるが、恐ろしく立った繋ぎと細い管囲のためまともな神経では出資できない
血統的に前々で競馬することを想定しても脚が持たずポテンシャルを活かすことなく消える可能性すらある
走った時は、良血の高馬だからと当然だと妬みを買い、ダメだった時は、あんな馬を買うからだと馬鹿にされる典型
仮にこの馬が欲しい人で自身のメンタルが弱い自覚があるなら、持っていること自体が精神衛生上良くないことを覚悟しよう

馬体 D 歩様 C 血統構成 A 丈夫さ ×

総評

 

 

52.モシーンの18(父ドゥラメンテ)

https://www.silkhorseclub.jp/horse_bosyu/2019/2018052

どっしりとした安定感に肉厚なトモを持ち、なによりもその筋肉を活かすだけの身体の柔らかさを併せ持つ馬
牝馬でこの値段は高いと思われるかもしれないが、おおよそ欠点がなく単にポテンシャルの推測だけなら今年のシルクのドゥラメンテでは随一
唯一の欠点は細い管囲とスパルタの安田厩舎との相性だが、そこさえ自身の中でクリアできるのであれば迷わず出資すべき馬だと思う

馬体 A 歩様 B 血統構成 B 丈夫さ △

総評

 

 

53.パーフェクトジョイの18(父モーリス)

https://www.silkhorseclub.jp/horse_bosyu/2019/2018053

身体を持て余し気味なモーリス産が多い中、母父の影響かある程度まとまった体で出てきた馬
まだまだ小さく成長が遅れているにも関わらず良い筋肉は持っている
脚も丈夫そうだし、可動も及第で、1つ勝てれば長い付き合いになりそう
セレクトセールで尽く買い叩かれ、走る前から評価を落とし気味の状態でクラブ募集を迎えたモーリス産駒だが、この馬は牡馬だし面白いと思う

馬体 B 歩様 B 血統構成 D 丈夫さ ◎

総評

 

 

54.ピクシーホロウの18(父モーリス)

https://www.silkhorseclub.jp/horse_bosyu/2019/2018054

遅生まれにも関わらず既に馬体を持て余し気味だが、むしろこういう馬を扱わせて上手いのが音無厩舎
どう転ぶかわからないロベルト系だけに当たり外れは大きいと思われるが十分出資対象になりうる出来
特にトモの大きさは特筆物で、これだけでも価値があると言える代物
個人的には20年前のダビスタを見せられているような血統構成が不満で、今の競馬で通用するのかと思いたくなるのだが…

馬体 A 歩様 C 血統構成 E 丈夫さ 〇

総評

 

 

55.アナスタシアブルーの18(父モーリス)

https://www.silkhorseclub.jp/horse_bosyu/2019/2018055

牝馬とは思えない雄大さ
背中もゆとりがあるためどこを使うつもりなのか
これだけでかくともまだまだ成長段階の身体であり将来的な馬体重が非常に気になる
静止画で弓がかった前脚は、動かすと殆ど影響がないくらいスムーズなので懸念する必要はない
多少身体の硬さが気になるが、でかい割に身体のラインはしっかりと出ているので、牝馬のこれがもしクラシックに出れるようならモーリスは大成功であろう

馬体 B 歩様 C 血統構成 D 丈夫さ △

総評

 

 
56.ボシンシェの18(父ネオユニヴァース)

https://www.silkhorseclub.jp/horse_bosyu/2019/2018056

シルク御用達の血統でグレンツェントの全弟
繋ぎだけならダートは勿体ない気もするが、立派な管囲の割に前の脚元が浮ついているため、どこで走るかは難しい
可動域も馬体の割には普通レベルであり、芝の中長距離を切れ味で一閃と言った馬ではなさそう
筋肉量は多くともネオユニヴァース産駒らしく馬体のメリハリがはっきりしない馬なので、馬作りに関しては1流と思われる厩舎に入った以上、育成を踏まえここからどれだけ変われるかが勝負

馬体 C 歩様 D 血統構成 B 丈夫さ △

総評

 

 

57.ローザボニータの18(エピファネイア)

https://www.silkhorseclub.jp/horse_bosyu/2019/2018057

生まれもそこそこ早く現段階でそこまで小さな馬ではないが、シルエットが凡馬のそれ
ロベルト系の迫力がなく牛みたいなバランスになっており、まず芝ではキツいか
でかい馬なのに可動域がなくせせこましく歩いている姿を見ても、非常に難しい馬であることは間違いない
前の繋ぎの作りや反り具合を見ても、かなり不安定

馬体 E 歩様 D 血統構成 D 丈夫さ △

総評

 

 

58.リミニの18(父エピファネイア)

https://www.silkhorseclub.jp/horse_bosyu/2019/2018058

全体的に柔らかく可動域も大きいのに、身体の芯がある程度見える馬
出来上がった馬体がどうなるか非常に楽しみな馬だが、牝馬であるのと高野厩舎であることから管囲がもう少し欲しかったか
母自体が超良血も、体質が弱過ぎてデビューすることなく繁殖入りした馬である点を鑑みても、まずは怪我への耐性であろう

馬体 C 歩様 A 血統構成 C 丈夫さ △

総評

 

 

59.ビバリーヒルズの18(父リアルインパクト)

https://www.silkhorseclub.jp/horse_bosyu/2019/2018059

今年大活躍のリアルインパクト産駒だが、後脚を捏ねくり回すように動かしていて可動域が狭すぎる
そもそもリアルインパクトで走る子供は総じてディープインパクト産駒に似ており、このような間延びした硬そうな見た目では出てこない
鍛えがいのありそうな身体はしているので、ダートの中長距離で活路を見い出せればと言ったところか

馬体 D 歩様 D 血統構成 D 丈夫さ 〇

総評

 

 

60.エレンウィルモットの18(父リアルインパクト)

https://www.silkhorseclub.jp/horse_bosyu/2019/2018060

リアルインパクトで値段は最安なので、即売れそうな馬だが、弓がかった前脚が不穏で右前脚が常に内向しているためリスクは高い
早い内から鍛えることができるのがリアルインパクトの良いところなのに、この脚は本末転倒ではないか
それ以外はごく平均的な馬で、キコウが抜けて、お尻もどっしりとしてこれば芝でも通用する瞬発力は身につけてくれそう

馬体 C 歩様 D 血統構成 B 丈夫さ ×

総評

 

 

続く