有馬記念予想・ジャパンカップ回顧

▼ジャパンカップ回顧▼

127-108-117-121-

120-123-126-127-

125-118-115-120

35.2-59.3-60.5-35.3

2.24.7

 

◎ミッキークイーン

○サウンズオブアース

▲ショウナンパンドラ(4→1着)

————————————

押ナイトフラワー

押アドマイヤデウス

穴ラストインパクト(7→2着)

穴ダービーフィズ

穴ヒットザターゲット

 

 

資金の7割を○▲に入れて

残り3割を穴馬5頭に配分。

 

天皇賞・秋で5人気と舐められており

外枠ながら軸馬に抜擢したショウナンパンドラが

ここジャパンカップでも差し脚を伸ばして優勝。

 

資金配分を見ても分かるが、

◎○▲は三つ巴、評価をかなり迷ったので

悔しい結果になった。

 

ペースの読みは途中まで完璧だったが、誤算は中盤。

上記しているが、

123-126-127-125-というのが入っている。

 

入り5F59.3だったのに対し

次の5Fは61.9と超スローダウンしているのだ。

長距離の名手・蛯名騎手とカレンミロティックの好騎乗。

 

VTRを見れば思いっきり写っているが、

5F地点で股下から後ろを確認し、

後続との差が開いていることを確認して

大きくペースを落としている。

ここが誤算だった。

 

2400mのG1に出られる馬にとって、

125以下のラップはキャンターと大差ないと言っても過言ではない。

ほとんど体力を消耗しないので

「前に居る馬」

「ロスなく回る馬」

「末脚が鋭い馬」にとって

ただただアドバンテージが溜まっていく

 

軸馬ミッキークイーンはドゥラメンテタイプの代表格。

ローズSで溜めたのに切れ負けして

超ハイペースの秋華賞を中盤から制したように

ペース問わず同じ脚を使える馬で、

「厳しいレースになればなるほど真価を発揮する」タイプ。

 

そして、ジャパンカップは例年決まって

「ラップがしっかり締まるレース」であった。

 

近年で緩んだのは、逃げ馬不在で

エイシンフラッシュが62秒で逃げを打った2013年のみ。

しかしこの年も、ラスト4F11秒台と

ロングスパートによる持続力が要求されている。

 

しかし。

127-108-117-121-

120-123-126-127-

125-118-115-120

 

再掲になるが、これが今年のラップである。

当メルマガで適性について勉強されている方は

「ああ、こりゃラブリーデイ来れるはずだよね」

と納得されたことだろう。

 

ミッキークイーンの強みは「鋭い末脚」ではなく

「厳しいペースでも鈍らない末脚」である。

 

どの馬にも手応えがあった今回、

脚色が他馬と同じになる(むしろ切れ負けする)のは必然。

中盤が緩んだ時点で、台頭できる目はほぼ無かった。

 

勝ったのは、ミッキークイーンと適性が近いショウナンパンドラ。

天皇賞・秋でもスローペースの憂き目に遭ったが、

当時ほどの切れ味を要求されず、

また今度は大外を回さずに冷静に馬群を縫ったことで、

クビ差届いての戴冠となった。

 

ペースが締まっていたらもっと差をつけていただろうし

その場合は最後の手応えを見ても

◎○▲で決まっていたのではと思うが、

ペースを読み違えては、不的中は当然と言える。

 

2・4着にはインをロスなく回って恩恵を最大限に受けた

ラストインパクトとジャングルクルーズ。

 

ラストインパクトのムーア騎手は残り450m地点で一気にスパート。

え、この馬こんなにギアチェンジ速かったっけ?

と思うくらい電撃的な加速を見せている。

 

ストイックなまでのコース取りと、迷いのない進路選択、ギアチェンジ。

騎手の腕と言うのは、こういった複合的な要素が積み重なって

大きな差として、大きな結果として、現れるのかもしれない。

 

適性外のこのレースで割を食ったのは、

前述のミッキークイーン

公開調教と言われたゴールドシップ

早めに動いて止まらなかったサウンズオブアース

そして次点に、小牧騎手が5回くらい進路変更してフラフラして

それでも伸び続けていたヒットザターゲット

 

ここを経由して、最後に各馬が目指すのは有馬記念

状態の良さがモノを言うことに加えて、

有馬記念も中盤が緩みやすいレースという点に注目。

 

ただペースアップに強い馬が来るわけでもなく

速い上がりが使える馬が来るわけでもなく

持続力のある馬が来るわけでもない。

 

昨年こそ不的中に終わったが

得意なレースなので的中で締めくくりたいと考えている。

 

参考までに、私よすーけが競馬を始めた2008年から

2014年までの7年間の有馬記念成績を列挙しておく。

 

購入馬券は全て馬連。

 

▼2008▼

◎ダイワスカーレット(1人気)

△アドマイヤモナーク(14人気)

消エアシェイディ(10人気)

◎⇒△ 馬連29490円 的中

10000円⇒235900円

回収率2359%

 

▼2009▼

◎ドリームジャーニー(2人気)

○ブエナビスタ(1人気)

△エアシェイディ(11人気)

◎⇒○ 馬連740円 的中

10000円⇒37000円

回収率370%

 

▼2010▼

消ヴィクトワールピサ(2人気)

◎ブエナビスタ(1人気)

消トゥザグローリー(14人気)

消⇒◎ 馬連550円 不的中

10000円⇒0円

回収率0%

 

▼2011▼

◎オルフェーヴル(1人気)

▲エイシンフラッシュ(7人気)

△トゥザグローリー(9人気)

◎⇒▲ 馬連3170円 的中

10000円⇒63400円

回収率634%

 

▼2012▼

◎ゴールドシップ(1人気)

△オーシャンブルー(10人気)

消ルーラーシップ(2人気)

◎⇒△ 馬連3730円 的中

10000円⇒37300円

回収率373%

 

▼2013▼

◎オルフェーヴル(1人気)

○ウインバリアシオン(4人気)

消ゴールドシップ(2人気)

◎⇒○ 馬連860円 的中

10000円⇒34400円

回収率344%

 

▼2014▼

消ジェンティルドンナ(4人気)

消トゥザワールド(9人気)

◎ゴールドシップ(1人気)

消⇒消 馬連12350円 不的中

10000円⇒0円

回収率0%

 

▼▼7年間合計▼▼

軸馬成績(5.1.1.0)

馬連成績 7戦5勝

70000円⇒408000円(+338000円)

回収率583%

 

こいつ毎年有馬記念だけ買ってればいいんじゃね?

というくらい素晴らしい成績ですね……。

 

さて2015年はと言うと、まだ枠も調教も、

出走馬すらも決まっていないので断言はできないが、

内田騎手に手綱が戻るゴールドシップが流れを握るのは

間違いなさそう。

 

70-118-123-126-125-

136-132-130-123-

124-115-112-119

これは昨年の有馬記念のラップ。

ゴールドシップ岩田騎手はラスト4F地点でスパート

124-115-112-119 の124の地点。

ここで一気に先団に取りついたが、

13秒台が3回入るなど中盤が緩みすぎて

ラスト3Fはすべて11秒台という流れに。

 

115-112-119 の34.6という上がり。

115までは何とかついて行けたが

112でジェンティルドンナに再び突き放され、

119でまた詰め返したところがゴール。

 

ゴールドシップの特徴・適性は

メルマガでもう20回ぐらい書いたので割愛するが

この流れでは厳しかったし、むしろよくここまで詰めたと言える。

では、どうすれば良かったのか。

もうお分かりだろう。

 

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では、12月度も馬券力をアップするべく

頑張って予想していきましょう!!

よすーけでした!!!