宝塚記念 展望 よすーけ氏

こんにちは、よすーけです。

上半期は本当に雨の多い日ばかりでしたね。

予想をしようとレースVTRを見直していたら、見事に雨馬場ばかりで笑いました。

今日は締め括りの宝塚記念が行われます。

みんなで的中できるといいですね。

 

【宝塚記念 展望】

 

有力馬を順に見ていく。

 

3連覇が懸かるゴールドシップと横山典騎手が1人気。

25戦13勝と大きなケガをすることなく走り続ける現役最強馬。

とりわけ阪神では(6100)と無類の強さを誇るが、

ではこれに手放しに飛びついても良いのか、否か。

これについては何度も書いてきたので簡略するが、

・非常に賢く、そしてプライドの高い馬である

・捲りを打つ時に他馬と脚色が同じになったら(一旦は)ヤメる

・捲りを打つ時に外から被されたらヤメる

・スパート時に前をカットされたらヤメる

・「長くいい脚を使う」の究極形

これがゴールドシップの特徴である。

このタイプの馬が台頭しないようにするためには、他の騎手はどのように手を打つべきか。

・蓋をするなどして仕掛けを遅らせ、上がり勝負に持ち込む(2012年日本ダービー)

・前へ行ってキレ比べで押し切る(2014年札幌記念、ハープスターと川田騎手)

・外に張り付き、直線では真ん前に入って進路を無くす(2013年天皇賞・春、ジャガーメイルの戸崎騎手)

など、案外と脆い面も多く見られる。

今回は内回りなので、より展開面が重要になってくる。

 

大阪杯を制したラキシスとルメール騎手が2人気。

この馬についても随分長く書いてきたので省略するが、

馬群に入っても全く怯まず、追い比べになっても勝負根性があり、

上がり勝負でも、馬場が渋ってもしっかり差してくる。

年に数回しかない【勝負度A】で挑んだエリザベス女王杯、

その時の軸馬が、当時3人気のラキシスだった。

大阪杯ではダービー馬キズナを置き去りにしたが、

これは馬場適性が出た分と、キズナ自身の能力が落ちてしまったことによるもの。

 

正直、前走を見てのものならば、今回の2人気は過剰だと言わざるを得ない。

キズナが出ていたなら、エピファネイアが出ていたなら、

もっと競馬がしやすかったかもしれない。

 

中山記念を制したヌーヴォレコルトと岩田騎手が3人気。

Vマイルでは後れを取ったが、これは上がり勝負に敗れたもの、と陣営談。

敗因を突き止めるのが早いのは感心する。

楽に前に行けるのは大きなアドバンテージで、今回は同型が少なく、

逃げ馬に関しては不在。展開のキーになるのはこの馬。

カレンミロティックを行かせて番手追走にするのか、外から被せていくのか。

どちらにしろ、カレンを早めに競り落としてペースを握れるのは大きい。

先行馬の岩田は黙って買い。

 

4人気は昨年のダービー馬ワンアンドオンリーとMデム騎手。

今年はドバイ帰りで体調が優れないようだが、

この馬も切れる脚が無い分、阪神の内回りは向く。

前へ行った組が止まれば、差してくる力はあるが、

回避した馬たちが出ていれば、中穴人気で出られたことは間違いない。

 

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