オークス予想1 よすーけ氏

おはようございます、よすーけです。

本日はオークスが行われます。

一応雨予報も出ているので、天気には注目したいですね。

今回は、過去の有料情報も交えて予想を組み立てていきたいと思います。

それでは、初めていきましょう。

 

オークス 展望

 

まずは、桜花賞のおさらいから。

以下、こやぶ厩舎メルマガ #462【重賞展望】より抜粋。

 

初見の方は、オークス予想1~4を読んで、

桜花賞時点での情報を頭に入れてください。

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桜花賞 展望
阪神14日目、芝Bコースのマイル戦。週中の雨が残り、現在稍重との発表。このまま晴れが続けば良馬場まで回復が見込めるが、馬場の荒れ具合にも注意したい。路線が増えたため、無敗馬が3頭、そこにG1での好走馬が入り、トライアル上位馬も混ざって、難解な様相を呈する今年の桜花賞。

 

人気馬を順に見ていく。

 

ルージュバックと戸崎騎手が堂々の1人気。
距離コース位置取り問わず、どこからでも桁違いの脚を使って差してくる。
ハンドルが利く馬で、ゴーサインを出すまでは全力で走らない」とは陣営談。その反面、「ハミをかけ直したのをゴーサインと間違えてスパートしてしまった」とも語られている。この手の馬は距離に融通が利くが、一度引っ掛かるレースをすると途端に抑えが効かない馬になることがあるので要注意。

 

また、過去3戦とも10頭立て以下のレースということもあり、馬群に揉まれる経験や厳しいマークを受ける経験に乏しいことも事実。ギアチェンジの速さとトップスピードの持続力は相当なものなので、怯みさえしなければアッサリ抜けてくる能力はある。馬群やマークに怯みさえしなければ、の話だが。

 

続いて調教とローテーション。きさらぎ賞から順調に調整をして中8週。チューリップ賞を使わなかったのは、関西圏への2度の輸送を避けたからだろう。では、関東圏のトライアルを使わなかったのはなぜか。これは、もちろん賞金が足りていることと、先を見たローテーションを組んでいることが理由だろう。マイル戦を使ってこなかったのもオークスを見据えているからこそ。「桜花賞は通過点」と言わんばかりの強気のローテがどう出るか、非常に見ものだ。
先を見たローテとは裏腹に調教は手抜かりなく行われたようで、馬なりながら6F・6F・最終5Fと3週続けてかなり長めに追ってきた。

個人的には、「トライアルこそ使ってないけれど、休み明けは怖いのでそこそこ負荷をかけて調整しよう。でもオークスを見据えよう」というやや優柔不断な選択に映った。
その結果、輸送前の馬体重は過去最低の450キロ。本番は442キロあたりで出てくるだろう。

 

現段階での能力は、間違いなくルージュバックがナンバーワン。

降り積もった不安要素と不確定要素を押しのけて、無敗での戴冠、成るか。
ココロノアイと横山騎手が2人気。
負けたのはジグザグに馬群を縫ってインを突いた新馬戦と、同じく内にしか進路がなかった阪神JFのみ。どちらも不完全燃焼で、力負けは未だにゼロ
そしてどちらも最後まで脚を使っており、早めに動いたアルテミスSやチューリップ賞でもその脚色は衰えなかった。ゲートが悪かったり、引っ掛かったりする癖はあるが、この末脚の持続力がそれを帳消しにしているのだろう。今回は念願の外枠を引いたので、かなりレースがしやすい。

出し抜けを喰らわすのが上手い横山騎手が、有力馬を尻目に早めのスパートを試みる。後続を封じ切ることができるか。
クイーンズリングとMデム騎手が3人気。
デビュー戦は早め先頭から後続を突き放し、菜の花賞では中団から後続を突き放し、マイナス20キロで挑んだフィリーズレビューでは最後方からぐるっと回って全馬を差し切った。

菜の花賞とフィリーズレビューでの違いは、さすがに最後がギリギリになったこと。2戦目までは底なしの強さを感じさせたが、3戦目で限界を垣間見たように思う。出遅れ・馬体減・相手強化と不安要素が重なってのことなので、仕方ないと言えばそれまでだが、相手はさらに強くなる。調教も馬体回復に重点を置いたが、8キロ戻すのがやっと

 

さらに、この馬は先頭に立つとソラを使う。前走のVTRを見られる方は確認すればすぐに分かるだろう。早めに抜け出すと危険で、後ろから行けば差し脚自慢がズラリ。最後の最後まで追い比べが止まない桜花賞で、この弱点を克服できるか。
アンドリエッテと川田騎手が4人気。
4戦1勝ながらこれだけ人気を集めているのは、チューリップ賞での末脚が目を引いたからに他ならないだろう。

デビュー戦はインを突いてじりじりと伸び、2戦目で外を回して勝ち上がり。クイーンCでは馬体を大きく減らしながらなんとか脚を伸ばして4着、チューリップ賞では最内枠なので評価を下げたが、大外へ出して鋭く迫った。ノメっていた馬も多くあったため何とも言えないが、先行馬有利だったチューリップ賞であれだけ差を詰めたのは間違いなく評価できる。叩いて中4週、状態は良好だ。

連対した2回はいずれも阪神マイル。今回も同じように外を回して末脚に懸けてくる。力を出せれば、上位馬とも能力差はないと見ている。
レッツゴードンキと岩田騎手が5人気。

能力は文句なし。この馬に関しては何度もお伝えしているので、前走のチューリップ賞を見てみる。

調整不足で挑んだが、途中からハナに立って、ノメりながらも後続をしっかり放していた。馬場適性のある2頭に先着を許したが、今回は多少いい馬場に替わり、そして自身もしっかりと攻められた。宿敵ココロノアイには雪辱できると見ている。

行きたがる嫌いがあるが、今回は内枠で行こうにも行けないし、岩田騎手は早めに追い出しても最後まで持たせる力がある。軸にはできずとも、買い目に加えないと痛い目を見るかもしれない。
キャットコインと柴田善騎手が6人気。
デビュー戦では何度見ても「えっ?ここから勝つの??この馬が???」といった位置取りと手応えなのだが、100mを切ってから急加速、目の覚めるような伸びで前を捉える(VTRを確認できる方はぜひご確認を)。

2戦目でも相手に恵まれ、能力の差で楽勝。クイーンCでは「連対ではなく、1着鉄板」としてお伝えしたが、きっちりと後続を封じて3連勝。

そして念願の桜花賞。無敗馬なのに6人気、今回はどうかと問われれば、ズバリ「妥当な人気」だと個人的には考えている。

クイーンCは差し切り勝ちだったが、有力馬の中では一番前にいた。そこから立ち回りの上手さで不器用な差し馬勢を退けたが、その末脚は一瞬のキレを利用したもので、持続力のあるものではなかった。長く脚を要求される展開になると、一抹の不安が残る。人気も妥当なので、押さえには一考できるか。
展開を少しだけ。
例年の桜花賞よりペースが落ち着きそうなメンバー構成。前で受ける馬はできるだけ引き付けてスパートの時間を短くしたい。後ろから行く馬はスローを承知なので、直線までに勝負になる位置に持っていきたい。

結果として、色気を持っている馬はどれも3~4角で動き始める。スローの4Fロングスパート勝負になる。

 

以上を2015年度・桜花賞の展望と致します。
本展望と買い目は有料会員さまのみの配信となります。

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オークス予想2に続きます。

 

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