こんにちは、よすーけです。
今日は大阪都構想の住民投票の投票日ですね。
僕は神戸市民なので投票はできませんが、
10年近く大阪府内には住んでいたので、非常に興味深く見ています。
僕は蚊帳の外なので何とでも言えますが、
競馬予想を含めて何事も客観的に、俯瞰的にとらえるのが大事だと思います。
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賛成派
「現状では借金や無駄遣いが多いから変えよう!」
反対派
「それは反対!」
賛成派
「でも借金や無駄遣いが増えてるじゃん!何か対策は?」
反対派
「ない!ないけど、反対!」
賛成派
「こうしたら大阪はもっと良くなると思うよ!何か意見があれば出して!」
反対派
「我々の大阪市がなくなっちゃうーー!!」 ←!???
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あくまでも個人的な意見ですが、客観的に見てる僕には、こう見えます。
マスメディアしか情報源がないので、マスメディアを見る限りでは。
反対派にマトモな意見が無さすぎて、議論になっていない。
ただ現状を変えるのが嫌で、反対しているように見える。
これは賛成多数かもな、なんて思っていたら
市場調査では「反対派」が優勢。
さて、これはなぜでしょうか?
・情報が制限されている
・僕が客観的に見れていない
・大勢が客観的に見れていない
さて、どれでしょうか。
そもそも論になるのですが、
政治はどこまで俯瞰するかで、意見が変わってきます。
短期的にはいい案でも、長期的にはダメだったり。
長期的にはいい案でも、もっと長期的に見たらダメだったり。
焦点を合わせるのが本当に難しく、
なかなか「ぴったり同じレベル」で議論をするには至らないのでしょう。
住民投票は今晩、即日開票です。
大阪がどう変わるのか、見ものですね。
賛成派と反対派、あなたはどちらの単勝を買いますか?
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さて、客観的に見ること。俯瞰的に見ること。
これは競馬にも言えることです。
というより、一番大切、と言っても過言ではないくらい大切なことです。
好きな馬を、好きな騎手を応援するのはとてもいいことです。
が、盲目的に好きな馬や騎手の馬券を買っていては、
プラスを出せる道理がありません。
考え方としてはむしろ、
「好きだからこそ弱点も知っている」
「分かっているからこそ、今回は勝てない」
というようにシフトしてほしいです。
手放しで追いかけるのではなく、
しっかりと見る目を養って、そのうえで競馬を見てほしい。
それでもその馬を、その騎手を好きでいられたなら
あなたは本当のファンなんだと思います。
馬券で勝ちたいと願うなら
どこまでもシビアに、どこまでも客観的に
買い目を追究してください。
では、今週の重賞展望です。
【ヴィクトリアマイル 展望】
東京8日目、今週からBコース。
加えて週ナカに40㎜を超える雨が降ったことで、かなり差しが決まりやすくなっている。
ただし、G1は能力の高い馬ばかりなので、先行馬も簡単には止まらない。
有力馬を順に見ていく。
ヌーヴォレコルトは2ヶ月の放牧明けになるが、しっかりと乗り込まれており仕上がり良好。行きっぷりも良く、休み明けが原因で伸びず、ということはなさそう。
距離短縮してマイルがどうかという見方があるが、大回り1度の東京マイルはむしろ向くと見る。
外枠がどうか、という点だが、スローの団子になりやすい東京マイルだと、内枠の人気馬は出てこられない可能性があるため、かえって吉と出そう。客観的に見ると、死角らしい死角は見当たらない。
末脚自慢のディアデラマドレが2人気で続く。
常に展開待ちになるこの馬の取捨選択をするには、ハマるか否かを読む必要がある。
では、ハマるのはどんな時か。スローの団子状態になったとき。直線で横並びになったとき。差し決着になったとき。今回はどんな展開になるのか、そこを考慮したい。
状態は文句なし。ハマると思う方は買いの一手。
レッドリヴェールが3人気。おととしの阪神JF時には「来季のクラシックはこの馬とハープスターの2強」としたが、古馬になっても一向に馬体が増えず、というか減ってしまい、伸び悩んでいる。
前走でやっと24キロ増での出走。レースでの伸びを見ると、ひとまず立て直せたと見ていいだろう。問題は長距離輸送。前回は大きく減らしてしまったので、馬体重には注目したい。
現在5連続で掲示板にすら載っていないということを考えると、過剰人気という嫌いはある。
3連勝中のカフェブリリアントが4人気。差し、先行と自在に脚を使えるのが強みと言われているが、前走は前残りの利を得てなだれ込んだ、いわゆる好位差し決着になったもの。今回も出たなりで競馬ができれば差はないが、鞍上が「先行できる」と勘違いして出して行った場合には、かなり厳しくなるかもしれない。
スマートレイアーが5人気。この馬の取捨方法は当メルマガで散々書いてきたので省略する。
と思ったが、読者がかなり増えているので、再掲する。
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以下、メルマガ#164【ヴィクトリアマイル(2014)展望】より抜粋
1人気はスマートレイアー。秋華賞では相手本線で2着、愛知杯では消し評価で6着、大阪城Sでは軸に据えて1着と、非常に分かりやすく稼ぎやすい馬だと思っていた。
しかし、条件不適として消し評価にした前走、出遅れた瞬間、来ないという自信をさらに深めた前走が、圧巻の差し切り勝ち。これに関しては、能力が違いすぎたと言わざるを得ないだろう。買い要素はもう見れば分かると思うので割愛して、文句をつけるならどこか、信頼して買えるか否かを見ていく。
まず2度着外になっている左回りだが、さほど減点はしなくていいと見る。右回りよりは手前の替え方がぎこちなく、スムーズさには少し欠けるので、どちらがいいかと言われれば右回りではあるが。
ではなぜその2回は着外になったのか。三面川特別では少し締まったペースになり、ギアチェンジの最中に他馬と脚色が同じになってしまい、前を捕まえられなかった。愛知杯では外枠から最内につけたが出すところがなく、思い切ったスパートがかけられなかった結果、後ろから来た馬に遅れを取った。
この2走から分かるのは、この馬は32秒台の決め手を持ち、能力はかなり高いが、その脚を引き出すまでのギアチェンジに時間を要する、そしてそれに邪魔が入った場合、いずれも不発に終わっている、という点である。
これを踏まえると前走の勝ちは納得がいくと思う。最後方なので誰にも邪魔されず、なおかつ前が飛ばして、おまけに最後には坂がある。能力があって邪魔が入らなければ、想定できたパフォーマンスだったかもしれない。
ではそれを予想にどう活かすか。ざっくり言うと、今回は邪魔が入るか否か、そして他馬に勝る脚が使えるか否か。この2点を想定すれば展望がさらに明確になる。
位置取りだが、前走同様ポジションを取りには行かず、出たなりの競馬をするだろう。普通に出れば中団、出負けすれば後方、という形になると見る。
メンツだが、前へ行くよりも終いの脚に懸ける馬がかなり多く、ともすれば後ろでは上がり勝負になる可能性がある。そうなった場合、より前にいる馬が展開利を得ることになる。それでもスローで流れればまだ決めてを活かせるが、速い上がりの使えないクロフネサプライズが逃げ宣言をしているため、ラップが緩むことはない。仮にスローになっても、コーナーまではやや掛かり気味に行く癖が残っている点も重なってくるため、それはそれで困る。おそらくスローではない縦長の展開になり、スマートレイアーは展開利を得ない側に回るだろう。
突出した能力で結果を出してきたが、今回条件や展開を見てみれば、案外と危険な綱渡りになるのかもしれない。
以上、抜粋
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こちらも取捨をするには展開読みが必須。ハマると思う方は買うべきだろう。
ストレイトガールが6人気。1200以外での連対が1回しかないが、能力はトップクラスで、内枠を引いたことや、大きく人気落ちしていることを踏まえると、押さえに一考すべき。昨年も同じく6人気で3着。今年もマイルに合わせて調整がなされており、軽視はできない。
ショウナンパンドラが7人気。雨で馬場が重かった前走は参考外と言えるが、そもそもの能力が足りているのか。
前には強力な先行馬、後ろには末脚自慢の差し馬。これらを両方を出し抜くには、鞍上の相応の手腕が必要とされる。個人的にはかなり厳しいと見ているが、果たして。
以上をヴィクトリアマイル展望といたします。



